文化逍遥。

良質な文化の紹介。

風邪?

2012年12月30日 | 日記・エッセイ・コラム
腹痛と発熱。
この年末に来て、体調不良で先週は仕事を休まざるを得なくなった。
吐き気などは無かったので、ノロウィルスとは違ったようだ。
一昨日、母の往診に来た看護師さんに聞いたところ、
関東では胃腸型の感冒が流行しているとのこと。
幸いに3日ほどで、ほぼ回復。
関係各位にはご迷惑をおかけし、
お詫び申し上げます。

みなさんも体調に気をつけて、
良いお年をお迎えください。



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カラオケ詐欺

2012年12月23日 | 音楽
いやー、おどろきましたよ・・・昨日12/22の朝日新聞夕刊の小さな記事。
要約すると、大阪岸和田市の男性音楽家が自分の曲を自らセットしたカラオケ末端装置で再生しつづけ著作権協会から2年半の間に約1700万円の著作権料を受け取っていた、というもの。

かつて、音楽で人びとの意識変革が出来ると信じられた時代もあった。
アーチストに豊かな人間性を求められた時代。過ぎ去った日々をいとおしんでも無意味だが、このところのモラルの低下は目を覆いたくなる。
裏を返せば、かつての社会がそれだけ余裕を持っていた、とも言えるのかもしれない。売れる・売れないは別にして、良いと思った作品は出せるだけの余力が音楽関連企業や文化を担うべき会社にもあったのだろう。今は、そんな余裕は何処にもない。おしなべてアーチストは不器用な人が多いので、アルバイトを探すことにも苦労しているようだ。生活に困窮するアーチストも少なくはないだろう・・・分からなくは無いのだが・・・それでも最低限の矜持は持ち続けてもらいたいものだ。


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年末

2012年12月16日 | 日記・エッセイ・コラム
今年も残すところあと半月になった。
今年は首都圏も寒さが厳しい年末となっているが、今朝は風が少しあたたかい。
政治の世界は混迷が続いているが、きょうの総選挙・都知事選以降はどうなる事か。
いいかげんに人気取りは止めて、着実な政治を行う内閣が出来ればと個人的には思っているのだが・・・民意は流れやすい。結局、政治家も「国民の皆さま」に翻弄されているのかもしれない。

先週は、訃報が二件。
12/10に小沢昭一氏。83歳だった。大衆芸能の研究では抜きんでていたし、氏自身も芸能家だったことは意味が大きい。放送大学で客員教授を務めていた頃、わたしもテレビでの授業をたまに見ていた。誰もいない教室に入ってきて、「起立!礼!着席!」と言っておもむろにカメラに向かって話を始めた姿が印象的だった。合掌。
翌11日にはラヴィ・シャンカル氏。世界的なシタール奏者。カリフォルニアで92歳で亡くなった。今でもインド音楽の奥深さはそれほど認識されているとは思えないが、氏がいなければ一部の研究者が知るのみだったように思う。功績は小さくない。御冥福を祈りたい。


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スピーカーユニット交換 Fostex-FE168EΣ―その2

2012年12月09日 | 楽器・エッセイ
先週交換したスピーカーの話、つづき。
中高音が良く出るのはいいのだが、それゆえかどうも音が硬い。
アンプのイコライザーで少しトレブルを落としてみたが、イメージと違って気の抜けた音になってしまう。
そこで、吸音材を入れてみることにした。

Sp2

吸音材と言っても特別に専用のものを買ったわけでなく、クッションの余りを転用しただけ。
結果としてエッジが少し丸くなったようだ。が、2本のスピーカーの片方だけに吸音材を入れて他方には入れていない状態で聞き比べた場合で、どちらに入っているのか明らかな違いが判るか、というと自信は無い。その程度のものだが、まあ、なにもやらないよりはマシといったところ。いずれにしろ、このスピーカーユニットはアコースティックな音楽向きで、特にピアノやギターの生音の再生音は良く抜ける。

我ながら、雑な作りのエンクロージャーだが、自らの手で作り上げた物が部屋に有るのは良いものだ。
完璧なものよりも、不完全なものこそが心を落ち着かせる時もあるのだ。


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スピーカーユニット交換 Fostex-FE168EΣ

2012年12月01日 | 楽器・エッセイ
2010年の暮れに自作のエンクロージャーにつけるスピーカーユニットを交換したが(2010/12/18ブログ参照)、こちらは別の自作エンクロージャー。仕事が暇な時に家にあった板を適当に切って、2010年にはずした古い16cmフルレンジスピーカーをつけていた。いいかげんに作ったのだが、けっこういい音がするので、品質のいいスピーカーに交換することにした。

Oldspeaker
20年以上使った古いフォステックスの16cmフルレンジスピーカー。
さすがにコーンが劣化して音質が落ちている。

Speaker1
新たに購入したフォステックスの16cmフルレンジスピーカー。
バックロードホーン向けに設計されているという。

Speaker2
箱の裏側。
中に仕切りがあり、音が回り込んで裏に出てくるようにした。それには訳があるのだが、長い話になるのでいずれまたの時にする。それにしても雑な作り。音さえ良ければそれでいいのだが、少し恥ずかしい。

Speaker3
古いスピーカーをはずしたところ。長い間ごくろうさまでした。

Speaker4
完成。

口径が16cmで箱が小さいこともあってか、どうしても低域のふくよかさには欠ける。が、中高音から高音にかけての抜けはとてもいい。人の声や楽器の音がとても自然に聞こえる。
フルレンジのスピーカーはコンデンサーを使う必要がないためバランスにすぐれ、特に録音した音のモニターにはこれが最適と感じさせてくれる。


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