文化逍遥。

良質な文化の紹介。

千葉公園の蓮2023/6/26

2023年06月27日 | 日記・エッセイ・コラム
 前回に続き千葉公園の蓮の写真を1枚。6月26日の夕方5時頃スマホで撮影。花が開く朝方は花を鑑賞する人でここはかなり混雑するので、朝方に撮影すると人物が写りこんでしまう。なので、夕方に撮ってみた。花はしぼんでいるが、静かで落ち着く光景になる。




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千葉公園の蓮2023/6/16

2023年06月20日 | 日記・エッセイ・コラム
 今年も咲いた千葉公園の蓮。6/16(金)、朝7時半頃にスマホで撮影。



 太古の種から発芽させて、毎年咲かせているもので、種の発見者である大賀博士の名から「大賀ハス」と呼ばれている。

 花は、午前中に咲き始め、多く午後にはしぼんでしまう。全体に、これからが見頃で、梅雨時の風物詩になっている。

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風野真知雄著『水の城ーいまだ落城せず』

2023年06月13日 | 本と雑誌
 前回に続き風野真知雄の著作で、2000年の『水の城いまだ落城せず』。戦国末期、現在の埼玉県行田(ぎょうだ)市にあった「忍(おし)城」の籠城戦を描いた歴史小説。かなり、歴史的事実を丹念に取材した作品と感じた。こちらも、スピード感があり、一気に読み込ませる筆力がある。読者を引き込むのに巧みな人、と感じた。



 忍城の攻防戦を描いたものでは、和田竜による2007年の歴史小説『のぼうの城』が2012年に映画にもなり有名だ。が、小説の発行年は、『水の城いまだ落城せず』の方が先に出ていたことになる。歴史小説というジャンルで、それぞれの作品を読み比べ、歴史的な出来事を作家がどのように脚色し、あるいは想像して書き進めるのか、それを比較するのも面白い。

 余談だが、行田市と言えば「さきたま古墳群」で有名なところだ。丸墓山古墳は日本一の規模の円墳と言われており、鉄剣が発掘されて有名になった稲荷山古墳もある。かの石田三成が本陣を構えたのも古墳の丘だった、と伝えられている。「さきたま風土記の丘」として整備されているらしいので、いつか訪れてみたい。

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風野真知雄著『わるじい秘剣帖』

2023年06月06日 | 本と雑誌
 相変わらず目がかすむので、図書館から大活字本を借りてきて、ゆっくり読んでいる。そんな中で、出会った一冊。著者の風野真知雄(かぜの まちお)という人は知らなかったが、1951年の生まれというから今年72歳になられるのだろう。著作も多く、ほとんどが時代小説のようだ。今回読んだ『わるじい秘剣帖』は江戸の下町を舞台に、推理小説の要素を多分に含んだエンターテイメント性の強いもので、大衆小説と言ってもいいだろう。街の描写は池波正太郎を彷彿とさせ、「こんな武士はいないだろう」と思いつつも、引き込まれて一気に読ませてしまう。娯楽性の強い作品だが、時代考証はしっかりしている。

 最近、テレビ番組が面白くないので、こういった読みやすく、昔の街の情景を彷彿とさせる作品が大活字本で読めるのはありがたい。ドライアイなので、まばたきを意識的にするようにしている。が、本を読んでいると集中してしまい、まばたきを忘れてしまいがちだ。

 だいたい、テレビに出てくる若いアイドル達が男も女も、みんな同じ顔に見える。AKB48を最初にテレビで見た時には「一人の女の子をコンピュータグラフィックスで大勢に見せてるのか、技術の進歩はすごい」と思って感心していたくらいだ。

 写真撮影の仕事を長年続けていたので、眼を酷使してきた。そのおかげで、今がある。なので、眼に感謝して、残りの人生を過ごしたい。




 6/2(金)から6/3(土)にかけて大雨が各地で降り続き、中部地方や関東で大きな水害となった。こちら千葉市でも緊急避難情報が出て、がけ崩れの可能性がある地域などでは避難した人もいたようだ。被災した方々には、お見舞い申し上げたい。

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