King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ファイナル2013 ヒート対スパーズ

2013年06月12日 14時22分46秒 | バスケ
一対一でスパーズのホームにコートを移しての三戦目。

あまりにひどい内容にコーチの手腕どころでなく、まともに
作戦通りに両チームとも動けていない印象です。

ヒートはリバウンドが取れない上に、シュートがインサイドも
アウトサイドも落ちていて、スパーズのスリーガードのような布陣にも
何ら対策出来ていません。

レブロンは得点源になりえないばかりか、落ち着きがなくシュート
セレクションもめちゃくちゃです。

スパーズのラインナップから平面勝負なのは見え見えなのに、
リバウンドは取られ、イージーなボール支配もままならず、
ターンノーバーを繰り返します。

これだけ悪ければリズムもへったくれもなく、誰を出しても同じで
いっそ控えはそっくり変えて勢いをつけるなどしないとまるで
集中力がなく、移動明の捨て試合のようでした。

今まで、他の選手が悪くてもレブロンだけは得点し続けるという
スタイルでしたが、一対一からも得点できないなどポストに立つといった
積極性もなく、これから続くスパーズホームでどう立て直すのか、この
まま負け続けるのか何とも頼りない負け方に映りました。

ファイナルらしくないゲームにがっかりです。
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ファイナル2013 G2 ヒート対スパーズ

2013年06月10日 13時47分26秒 | バスケ
ヒート一敗の後続いてヒートのホームでの二戦目。

驚いたことにヒートは前回とまったく同じような戦い方で、
それも特に違ったこともなく、レブロンの集中もなく、トロイカ
体制のままのオフェンスです。

スパーズはピック&ロールからダンカンが得点することも
あるものの、結局ガードのベネトレイトが主武器のガードの
スピードが通じなければ後はたいしたこともないというのが
バレバレとなってしまいました。

同じような攻めでただ、外からのシューターがいつもセレクト
されている位の違いで、同じ形でそれでも勝ってみせるという
やな形での勝ち方をしました。

まあそれはスパーズから見てそういうことで、スパーズは
これはまずいということで何か対応するのかと思えば、
それを認めるかのようになすすべなく第4Q早々主力を下げて
お手上げ状態を認めます。

これはちょっとないではないかという勝負に徹した采配です。

高さのあるセンターがいてもリバウンドで勝てるわけでもなく、
レブロンににダンクをブロックされるシーンなど守りでは負けている
という印象を強くしました。

さらに、主武器のドリブルペネトレイトにしろ守りからの速攻を
あえて出さないあたり、すでにスピードや身体能力での差は
認めていてハーフでの平面バスケットに時折見せる安易な
意味のないようなファウルとダメダメ感を印象付けてしまい
ました。

ホームに帰ってどんなゲームを見せるのか。

この一戦が決定的な打撃となって後はぐずぐずなんて
つまらない展開は勘弁です。せめてさすがポボビッチと
いう試合を見せてほしいところです。
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ファイナル2013 G1 ヒート対スパーズ

2013年06月08日 20時25分13秒 | バスケ
私の予想では、トロイカ体制の復活と次々と繰り出す
スリーポイントシューターで点差を付けて、ゲーム感の
戻らぬスパーズを余裕で下して第一戦をものにするだろうと
いうものでした。

ゲーム間隔が開いたチームは初戦落としやすいというのが
NBAでは定石で、初戦を取ったチームが優勝するという確率も
非常に高いというのが習わしでした。

まあそうなるとつまらないヒートの二連覇といわれるのは必定。

そうだからか、なんとこの試合最後までもつれて拮抗して最後
ヒートは及ばないという感じで落としました。

これがどちらも入れ合ってグリズリーズのようにオーバータイム
までやってどっちつかずの状態から弱点を徹底的に突かれると
いう展開にならなかったのがヒートの戦略で横綱相撲的なところ
でしょう。

ついこの間まで、戦えるのはレブロンのみのような戦い方から
今回はトロイカ復活&ウエイドのスピードもパーカーとその質を
比べるかのようなインサイドへのペネトレイトを見せます。

パーカーも最初そんなスピードでは抜けずにターンとかツーメンピックに
頼らなければ単独のスピードでインサイドで自由に打てないところを
みせ、スパーズの決定的な武器はないところも確認できたところ
でしょう。

シュート率もインサイドもスリーでもヒートの方が高く、リバウンドでも
勝っているものの、TOとフリースローでわずかに負けて落としている
ことからいかに巧みな戦い方であるかスパーズの真骨頂がみてとれ
ます。

ヒートは、最後のQではジャズのそれぞれが自分のソロパートを魅せる
かのようなパス回し&フリーワンノンワンを繰り返しますが、それでも
レブロンへのボール集中はやりませんでした。

これは昨季のサンダーとの初戦を落とし、それから四連勝となった
再現なのか、選手の出し方からするとペイサーズとの初戦と同じ
何が通じて何がだめかのような出し方でこれはやはりサンダーとの
戦いの再現になるのか興味の増す結果でした。

次の戦いもレブロン集中で勝ててしまったなどというつまらない展開に
ならなければいいと思います。守備力、機動力ではやはりヒートで
しょうし、オフェンス能力もやはりヒートです。

今回のようにすべての確率が悪くても勝つようななぜかったのかと
いう戦いができるところがスパーズの力で、ダンカンをエースだから
とか得点源のパーカー、ジノビリのためにといったお膳立てもなければ
必要ならエースも踏み台にして勝つことができるところが長年ファイナルに
出続けてくるチームの力でしょう。

今回はその魅力を存分に見せてくれるファイナルとなりそうです。
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ECF G7 ヒート対ペイサーズ

2013年06月06日 13時19分31秒 | バスケ
ヒートのホームに戻っての最終戦。
泣いても笑っても最後となった試合です。

とはいっても最初からペイサーズはもうある程度
自分たちはヒートに通じないという感じでやっており、
控えの選手が出始めた辺りから今シーズンの終わりを
感じているかのようでした。

というのは、やはり早く走ってボールを運んで決める
ヒートに対して、スパーズは中で守って早く返すという
守り基調タイプで、自分から仕掛けるとか、ゲームを
支配する得点力のある選手がいないというのも解って
いるようです。

それならば徹底的に守りきり、最後まで抵抗してもらい
たい感じですが、中に来たと思えばやはり得点は外からと
スリーを多用したり、中に攻めるときにはスピードで完全に
抜き去った時の速攻であったりと少しづつ守りの気持を
挫く少し頭を越した攻めをされてそうだな自分たちはまだ
ファイナルの器ではないなという納得をしたかのような
諦め振りです。

ヒバートのインサイドでの強さも攻めではそう圧倒的に
感じることはなく、レブロンに集中しているとボッシュが
たまたま拾って入れたりと妙に連携がいいように攻められ
しまいます。

そして、レイアレンの連続スリーなど決められると点差が
開き、あきらめムードが出てきてしまいます。
最初からあきらめムードの選手もいましたが、若手はやはり
このチャンスというのはたとえ負けても来季への売込みにと
必死のプレーもあり、今季開花したとされるポールジョージなども
全開のプレーでファウルアウトしてまで頑張りましたが、
チームのシステムに忠実だったジョージヒルとはちょっと
雰囲気が違い、エース昇格にはこのチームでということより
出て飛躍を考えているのか立場が気になるところです。

ヒートのベテランやウエイドがリハビリ的にプレーしていた
感じのこのカードでしたが、最後に片鱗といつまでもレブロンだけ
ではないというのを感じさせた試合でした。

しかし、スパーズとの一戦はこんな感じではなく、一気の制覇を
見てみたいものです。

大量得点でオーバータイムにもつれ込むようだとスパーズの
ペースであり、一気に逆に接戦を演じつつ負けというのもあり
そうですが、本来のオフェンス能力全開で圧倒してやはりヒート
二連覇が順当な感じもします。
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ECF G6 ヒート対ペイサーズ

2013年06月03日 13時03分47秒 | バスケ
ヒートがリードを取ってペイサーズのホームに帰っての
第6戦。

前半はペースを探るような点の取り合いで、ペースを握って
リードを取ってもすぐにまた追いついてというやり取りと探り合いの
行ったり来たりのまま終了しましたが、後半のペースの取り合いが
激化すると途端に雰囲気も変わり、最初ヒートに渡ったペースに
ペイサーズがインサイドへの攻撃を強化し、かつ守りをぐっと強めて
ターンノーバーを連発してペースを固めるともうそれから優位な状態を
渡しませんでした。

特に守りで分断したことで、レブロン以外単独で得点できる選手が
いなくなり、より守りの罠にはまることになりました。

ここで、スピードに乗ってインサイドへの攻撃を強め、そこから外の
長距離砲で大量得点というのがヒートのパターンですが、それも
徹底してなくて不発に終わりました。

このプレーオフに入ってからレブロンへの依存度が増しているヒート。

ラッキーマンのアンダーセンの出場停止などそれに拍車をかける形に
なり、結局落としましたが、まあそれも予定のうちでしょう。

逆にこれを経過するのも早々にファイナル進出を果たしたスパーズを
じらすことになり、待たされたチームが初戦を落とす確率は高く、かつての
ピストンズが優勝した時のような感じになりつつあります。

後は連覇に向けで地元で仕上げるだけでしょう。

レイアレンは楽をしているけれどまだまだやれると思います。
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ECF G5 ヒート対ペイサーズ

2013年06月01日 23時43分07秒 | バスケ
2対2でタイとなって、ヒートのホームに戻ってこの
ゲームを勝った方がほぼファイナルへ行くと誰もが思っている
試合でした。

前半はペイサーズがリードしていましたが、イージーな
シュートを落として、いかにも追いつめられている感じが
強く、リードしていても先が解っているかのような試合の
進み方でした。

ヒートは、最初からインサイドへポストアップしてゴール下へ
攻めることを意識的に進め、ペイサーズの核を崩すことから
始めたようです。

一番相手の強いところを攻めて、本来あるはずの連携と
信頼を打ち崩す、横綱相撲的な陥落させ方でした。

次の試合が、ビッグスリーを活躍させつつインサイドで
全て止めてしまう感じでペイサーズの強さを出して勝つような
展開を望みます。

このままぐずぐずでシーズンを終えることだけはやめて
もらいたいと願います。
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ECF G4 ペイサーズ対ヒート

2013年05月30日 11時31分10秒 | バスケ
タフに当たり合うゲームでどちらに転んでもおかしくないぶつかり合いでした。

それだけの見せ場があったのですが、ペイサーズの持ち味とは違うような気がします。

インサイドで力を発揮しているように見えますが、前に勝利した時のような相手を
陥れるようなディフェンスをしてこそペイサーズで、それだけの策士的なゲーム
ができるチームであり、実力もあります。

この試合では、レブロンをファウルアウトさせた時点で勝負あった感がでましたが、
後半追いつかれてもリバウンドがいつもペイサーズに落ちる辺りに今日の分が
ペイサーズにある感じがしました。

ペイサーズの強さは核であるヒバートがいつも出続けられるという安定感があり、
システムと作戦が絶妙にマッチしているのも見逃せません。

そのシステムですが、今日気になったのはウエストの態度です。

これはエースとしてチームメイトに対する態度としてぞんざいで尊大過ぎて
ちょっと嫌な感じがします。

スポーツマンらしくないし、好感を持てないのです。

彼が前面に出る感じではないのが不満なのかチームのシステムの一部になることに
ストレスがあるのか気になるところです。

すんなりそのままの実力で来られたらやはりヒートとの差はあるのでそれを
いかに削ぐかということでは、この試合の入り方は文句ないものでしょう。

ゲームの見応えや盛り上がり方としては、前年まで西高東低だったのがここで
逆転したようです。
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WCF G4 スパーズ対グリズリーズ

2013年05月29日 11時51分39秒 | バスケ
三連敗したチームがそこから盛り返してファイナルに出たことがないと
いう実績通り、グリズリーズは死に体なわけで、選手のやる気も
当然上がるはずもなく、ただホームで負けて終わるわけにはいかないと
いう意地だけでしょうが、同じメンバーがずっと戦うトーナメントだと
どうせ負けるなら別に一つ勝っても意味がないという感じに感じて
しまい、見る方も盛り上がりません。

特にグリズリーズはインサイドの選手があまり働けないと解って
しまうと魅力は半減です。

それもロートル集団のスパーズにさえ、実はあまり高くもなく運動
能力が高いというわけでもないランドルフなどスピードでかき回されると
あまり役に立たないのを露呈してしまいます。

そんな攻と守を分断されてしまえば、スピードに差があるし、攻め手も
限られてしまうグリズリーズにもう手はありません。

ウェストブルックの故障があったにしてもまさかスパーズが残るとは
ちょっと意外で落胆もあるウエスタンカンファレンスの結果でした。


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ECF G3 ヒート対ペイサーズ

2013年05月28日 11時42分01秒 | バスケ
タイになってペイサーズのホームに移ったこの試合、ヒートは
本来の強さを取り戻しました。

そのストロングスタイルに乗ってしまい、核とシステムのペイサーズの
良さが生かされず、相手のリズムで戦ってしまったため、ターンノーバーと
パスミスなど徐々に追いつめられた感じになってしまいました。

もともと受けて立つタイプでなく守りで攻め立てるタイプなだけにこういう
形ではやはり分が悪い感じでいつもの強さを見ることができません。

守備力の差では、身長では劣っているもののハスレムの動きが目立ちます。

ヒバートの高さがヒートの躍動で気にならなくなり、インディアナでの無敗を
ヒートが破ることになりました。

このホームでの負けが象徴した形になった感じがします。

このままぐずぐずとなってしまうことだけは避けてもらいたいそんな感じです。
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WCF G3 スパーズ対グリズリーズ

2013年05月28日 09時07分52秒 | バスケ
二連敗してホームに戻ったグリズリーズは、得意の守りで
スパーズを圧倒して第1Qは大差で終了。

このまま意地を見せるのかと思いきや、やはりファウルすれすれ
の守りも段々ホームとはいえとられるようになり、相手のスピードに
釣り込まれるかのような早い展開になって行き、後半には逆転。

それでももつれてまたオーバータイム。

残り、6秒ほどで同点で次グリズリーズの攻めで決めきれなかった
ためのオーバータイム突入なので、この最後の結末は当然かなと
いう感じのオーバータイムでした。

やはり守りがいいというもののここぞというオフェンス力ではちょっと見劣り
してしまう感じです。

常にスピード勝負とタイトなディフェンスの応酬では、大型選手ほど
消耗は激しく、後がないだけに精神的な消耗はグリズリーズの方が
大きいという結果がそのまま出たのでしょう。

ホームで一回返すのかそれともスイープかという感じです。
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WCF G2 スパーズ対グリズリーズ

2013年05月27日 09時49分01秒 | バスケ
残った4チームで意外に感じたのはスパーズの
スピードです。

この中で一番スピードがある攻撃をし、一番速攻での得点が
多いというのがスパーズの特長で今の攻め方で勝ってきたと
いうのが解ります。

しかし、元々スパーズはハーフでの攻撃が主で、今では
少なくなったローポストからのワンノンワンから得点できる
チームでもあります。

そんな多彩な攻め方や選手起用ができるチームであり、
ベテラン揃いなので、スピードやスタミナでは劣る印象ですが、
それが全然逆で、スピードに頼り相手のファウルを誘う以上
これに勝る相手の攻略法はなく、ハーフバスケットに誘うよう
ファウルをするしかなく止めたからと言ってスパーズはハーフからの
多彩な攻め方を持っているといった具合になっているようです。

グリズリーズも攻撃はリバウンドからの速攻と早い攻めは
得意であり、インサイドが強いといっても高さとスピードが
あるわけではないという攻めどころがはっきりとここで目立った
感じになっていました。

といってもスパーズとグリスリーズの差はそんなにあるわけでもなく、
一歩間違えばファウルトラブルに陥り計画もボロボロといった危うさも
あるのです。

意外としぶといスパーズですが、ここで二つ続けて勝てたのは
大きいと思います。

どちらが上がっても少し盛り上がりに欠ける感じですが、ぎりぎりの
感じでの勝ち上がりの状況は続くのでしょう。
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ECF G2 ヒート対ペイサーズ

2013年05月26日 23時59分43秒 | バスケ
FRIDAY, MAY 24, 2013
8:30 PM ET - American Airlines Arena, Miami, FL

    1   2   3   4   T
IND 28  25  23  21  97
MIA 22  25  27  19  93

Arena: American Airlines Arena, Miami, FL
Officials: #48 Scott Foster, #49 Tom Washington, #55 Bill Kennedy
Attendance: 20022
Duration: 2:52

ペイサーズには核とシステムがあり、鎧を脱いでお互い裸になって
打ち合った結果、顕わになったエースの力を前面に出してやった
ところ緻密に駒を進め対処したペイサーズの勝利し、計算の差が
出たという感じでした。

ファンにとっては、ポールジョージの3Qに繰り出したレブロンを抜いての
ダンクとそれによって火が付いたかのようなレブロンの攻撃と盛り上がる
内容でした。

お互いの手の内を見せあうかのようなベンチの選手を総動員して、最後に
くる山場をベンチは知っていて布陣していたはずです。

ペイサーズは最後の6分までウエストを休ませそれに備えたのに対して、
ヒートはオフェンスはトロイカ体制ゆえのフリーの個々の力に任せる形
であり、ワンターンごとにことごとく指示を出し、誰が行くのかまで決められて
いたようなシステムを持つペイサーズのほんのちょっと上を行く勝ち方が
決まったということだと思います。

ヒートは今までのようにチーム全員がどう動くべきか理解していたかつての
リズムを思い出し、ペイサーズのチーム全体を打ち砕くことを目指さないと
またこのトロイカが揃っていても分断されたチーム状態をさらして危うい負けを
喫するでしょう。

リズムの悪さや外からのシュート確率など本調子でない感じでしたから、
このままで終わるはずもなく、このまま相手の手の内に沈むとも思えません。

タイに持ち込まれますます面白くなったというところでしょうか。
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ECF G1 ヒート対ペイサーズ

2013年05月25日 22時25分54秒 | バスケ
WEDNESDAY, MAY 22, 2013
8:30 PM ET - American Airlines Arena, Miami, FL

    1  2  3  4  OT  T
IND 21  21  23  27  10  102
MIA 22  15  27  28   11  103

Arena: American Airlines Arena, Miami, FL
Officials: #25 Tony Brothers, #13 Monty McCutchen, #23 Jason Phillips
Attendance: 19679
Duration: 3:17

ウエストはスパーズとグリズリーズが残り、イーストはヒートとペイサーズです。

ちょっと意外なカンファレンスファイナルのメンバーが残りました。

NHKの編集により、ヒートはアンダーセンの攻守にわたる活躍で勝利を
つかんだかのような印象です。

たしかに、18分で16点の出来は今までにないことです。

もともとヒートの弱点としてインサイドのセンター不在というのがあり、
リバウンドやシュートブロックなどは弱く、インサイドへの攻撃を印象付けて
アウトサイドのシューターをずらりとそろえ点差を作り相手の意識をくじくという
根本的な強さをずっと展開していました。

その弱点もアンダーセンの加入で払拭され、よいよ連覇に近づいたという
ことなのでしょう。

しかし、今回アンダーセンの得点の突出も意識したというより、作戦としてもともと
相手の得意のところを消し合って最後に残ったところで勝ったという用意した勝ち方
だったのではないでしょうか。

それはやはりあまり目立たせて気づかさせたくはないレブロンの力ですべて勝つ
という試合運びであり、もちろん試合後にはこの結果を踏まえた対策をペイサーズは
してくるでしょう。

もともとしつこい守りで勝つのは得意なはずです。

ペイサーズもその守りが強いという特異点も本来の強さはウエストのオールラウンドの
得点能力に由来しています。

それを今季はあまり目立たなくしたポールジョージの成長や守って返す最後の得点者は
誰でもよくて本来のマークしなければならない選手を目立たなくさせていますが、それは
ウエストで間違いありません。

今回お互いその鎧を脱いで次の戦いを模索していることでしょう。

エースの力のぶつかり合いになるのか守りの強さを比べるような形になるのか、
エースを完全マークして守り勝つのか本来のリズムを確立した方に一気に流れるのが
短期決戦の特長でヒートには歴戦の経験がありやはり一歩優位は変わらないように
思いました。

結構しっかり準備していたという感じです。





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CSF G4 サンダー対グリズリーズ

2013年05月15日 22時49分30秒 | バスケ
MONDAY, MAY 13, 2013
9:30 PM ET - FedExForum, Memphis, TN

    1   2   3   4  OT   T
OKC 29  27  20  18  3  97
MEM 18  30  28  18  9  103

Arena: FedExForum, Memphis, TN
Officials: #17 Joe Crawford, #19 James Capers, #15 Bennett Salvatore
Attendance: 18119
Duration: 2:58

最初のクォーターで、サンダーは10点以上の点差をつけてリードしますが、
まるで勝っている雰囲気はありませんでした。

それだけ余裕が感じられず相手のペースの中でシュートを決めていますが、
そんなのはただやらされているだけで、相手を打ち負かしてシュートを築いて
いるのと違い、相手の掌の中から出ていない感じかひしひしとします。

それでけサンダーは追い詰められており、相手に対する有効打もないまま
ひとりデュラントが得点を重ねますが、いつもの早い展開はあまりなく、
一回一回攻撃は分断されてしまいます。

いつものスピードに乗った攻撃からファウルを受けてフリースローをするのなら
三点プレーやフリースロー自体も確実に決められるサンダーも、ゆっくりとハーフから
攻め合うとなるとタフショットの連続でフリースローもシュートも確率が悪くなります。

インサイドに分があるとグリズリーズの守備力や攻撃力を見ていましたが、
ランドルフの高さなどたいしたこともなく、果たしてサンダーが苦にしているほどの
インサイドの差があるのか、高さの優位などもサンダーの選手の運動能力と
高さの方が上に見えます。

オーバータイムに持ち込むことができて勝機もぐっと広がったのに、攻撃が単調で
フィッシャーのスリーのみと完全に封じ込められてしまいました。

それでも、最後残り数秒でスリーを決めればまたオーバータイムのチャンスもあった
スローインにフィッシャーのパスが安易なもので、ターンノーバーを許します。

それにしてもなぜフィッシャーだったのでしょうか。

ターンノーバーを許し、すぐにファウルしてグリズリーズはプリンスがスローイン
をしましたが、フィッシャーとは対照的にボールが入らないとなれば、直ぐに
タイムアウトを取りました。

ここはそれだけ時間をかけいていいところです。

どちらも優勝を経験したベテランでフィッシャーが一人ミスをしたわけでも
ないのですが、象徴的な負けを印象付けたシーンでした。

これで3-1これから逆転するのはかなり苦しいでしょう。

それでも一番盛り上がるのはサンダーとヒートの昨年カードの再現でしょうが、
ひょっとするとグリズリーズとペイサーズの目もあるというのが現実味をおびた
感じでした。



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CSF G3 ヒート対ブルズ

2013年05月14日 11時48分36秒 | バスケ
FRIDAY, MAY 10, 2013
8:00 PM ET - United Center, Chicago, IL

    1   2   3   4   T
MIA 25  27  18  34  104
CHI 25  25  20  24  94 

Arena: United Center, Chicago, IL
Officials: #17 Joe Crawford, #9 Derrick Stafford, #16 David Guthrie
Attendance: 22675
Duration: 2:40

ベースの実力差を撥ね返すべくとられたのがファウルによるゆさぶりと
いうあまりに実力差をあらわにするものでした。

それだけヒートはそんなラフな試合にも慣れていて、一向に崩れる風も
なく、そればかりか荒い展開でもしっかりと冷静に次々とタフショットを
決めてきます。

こうなるともうどうにも手がないというようなそぶりも見せる選手たちと、
さらに余裕を見せるヒートの得点ルート。

やはり、現時点での戦力差は如何ともしがたいのでしょう。

実力以上のものを出してよくここまで残ったというのが、今季のブルズで
しょう。

ローズの復帰がいつあるのか誰もが注目する中、一向に出てくる気配もなく、
新しい戦法やオフェンス展開がラフプレイでのゆさぶりというのはあまりに
お粗末です。

見ている方もやはりこのシーズンここまでかという気分になります。

ヒートは、相手のラフプレイに若手を多く起用して本来のハスレムを温存し、
体力勝負には他にも選手がいるものの、意外とボッシュがセンターらしい働きを
ずっとこなして、別に代役がなくてもこの程度の体力勝負もトロイカ体制で
何ら問題ないことも示しました。

ブルズはそうでなくても選手層が厚くないところに、先発以外は得点能力が
ありそうな選手もなく、ハミルトンなど出てくる気配すらありません。

地元ファンのためにももう少し奮起してほしい感じのゲームでした。





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