King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ケニアとブラジル

2024年11月04日 19時32分33秒 | 珈琲
3日の文化の日は晴れの特異日でその実力通りずっと雨のあと晴れ間を見ることができ今日もまた引き続き晴れました。
今日はずっと気になっていたブラジルの豆を焼いてみました。というのはブラジルというとセラード地区とかカルモデミナスとか有名産地があるわけですが、どこも標高は高くなく有名なアルタモジアナが標高の高い有名産地ぐらいで大体そんなところの珈琲をみんないれるわけですが今回の産地はエスプリットサントという大西洋に面した地域で標高も高く気候の変化の激しいところだそうです。ブラジルならではのパルプドナチュラルで評価としてはカルモデミナスより高いもので注目していたものです。
酸味や苦味が強くなくほんのり甘い感じであまりブラジルらしくない豆です。
まあ、ケニアのガチャユニファクトリーも端正な味のまとまりのあるフルーティーな酸味とカチッとしたエッジのあるところ等共通点があるかもしれません。
よくこういう珈琲の評価に現れるカシス、ブラックベリーのような酸味だとか風味だとか書かれていますがそれをどれだけの方が理解されるでしょうか。
アフリカの豆でケニアには赤い火山のイメージかありこのニエリ地区も標高の高い火山性の土壌のところです。そうするとカップからの湯気に潜む香りはあのかおりと決まっています。空と同様ブラジルな豆ならあの風味という味がありますがこちらのエスプリットサントにはしれっとしたあじでブラジルらしさは感じられないのでした。カルモデミナスより高い85点の豆ということでイメージしたブラジルではないのですが酸味が嫌いという方にはおすすめかもしれません。
コメント
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