King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

次々現れるミッション

2024年03月16日 13時18分03秒 | 珈琲
昼間は16度と暖かくなるこの頃ですが、まだ冬の記憶から抜け出せず、夜のランニングでは未だ真冬の装備を解くことができず、ウインドブレーカーを着たまま走っています。そうすると汗が滴り鼻からポタポタと落ちます。それでもまだ指先は冷たく悴んで風呂に入って指先に血流が戻るような感覚もあります。
特に風は冷たく走り出す時間もなかなかはやまりません。
そんな夜から朝を迎えると日々様々な問題やら課題やらが襲い、帳簿やら資料やらなにかを探さなければならないといったミッションが次々に持ち上がります。
時にどこどこに行って誰かさんに何かのレクチャーを依頼されたりどこかのグループにアドバイスやら協力をといった依頼まで様々です。
そしてその一つ一つを解決するとまたなにか次のステージがやってくるような起承転結があり、課題はその日のうちに解決するよう奮闘しています。
さて、先日紹介した困ったお客様の注文の件ですが、世がスペシャルティブームでコーヒーじゃないようなフルーティーでトロピカルドリンクのようなものになっていくなかそうじゃなくてダークチョコとナッツの香りの本格的な深い味わいの珈琲がほしいという人もいます。それこそ砂糖とミルクをたっぷりいれないと飲めないようなこーいのがのみたいという人も。
ブラジルのカルモ下坂とか原種の珈琲の木のアラビアンモカとかそれに近いものがいくつかありました。特に印象に残るものではブラジルのロンドムノ農園です。これは検索すると今売ってるところがありますが商社サイドでは聞かないので私が知っている豆と同じかどうか判断着きません。
産地がミナスジェライス州セラード地区となっており広大なセラードの中にあの農園はあるのかと思わせます。
カルモ下坂の方は今でも検索すると出てきますし、日本にその名前の付いた喫茶店のあるのも知っています。いくつか試してもいて後継者の農園の豆も試して全く違ったものなのも確認しています。今ではもはや単一農園ものがもてはやされ現地で直接買い付けたという喫茶店だらけでしたが本当に実績のある農園は浸透してきていてそうなると知らないような農園名を付けるのは最近やめて逆に田中さん、佐藤さん、的な農園ばかりになってきました。
今でも希少種とか木の種類で売り込むケースはありますが、本当の珈琲の味がすると言う売り込みは今だかつて無いのです。
そんな本来的な味の珈琲豆は今なら何があるかと言えばバナマのナチュラルとニカラグアのコンテスト豆にお気に入りがあります。これは売るほど量がないので農園名やら木の種類は控えますが、テーマのこってり感を味わうのであればインドモンスーンとパプアニューギニアのスペシャリティがあります。
ただ、本当に日常的に飲むのであればグアテマラのコパンなどを深煎りにしたもので十分だとも言えます。
さらにもっと日常的にニカラグアのサンタアナをシティにして苦味とボディの厚さを楽しむのもいいといえます。
マンデリンに関しては本当に難しくて、ただ今の店頭での感触では現在のアチェのスペシャルティが値段と味で素晴らしく、あえてこれより味が落ちて値段の高い豆を売る気にならないのです。実は従来のマンデリン製法の豆も在庫しているのです。それをどのように焼けばただガツンと苦いだけとなるのかも知っています。ただそれをやるのが正しいことなのかとは思えないのです。
そんなわけで何が正しいのかということも問われるのですが、今現在クリスタルマウンテンやケニアが2000円以下で売っているということがまず驚異的なことでそれを理解していただきたいのです。
例えば当店で一番安いブラジルのコピカルなど他店では1100円で売られています。サントスNO2も持ってますがどうしてもサントスがといわれれば1100円はいただくことになります。
商売なのでほしいと言われれば売りますが、やはり味と値段に正統性とか安くて美味しいものをさしおいてまで売っていいのかと思ってしまいます。
秩父でもパナマのゲイシャを売っている店があるのですが100g3000円ぐらいでしょうか。
これなど正しいとかうまいとかの前に需要と供給の問題を学だ方がいいのではと思えます。
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『ブリッジ』の罠

2024年03月15日 11時35分40秒 | 珈琲
先日、アマゾンで『ブリッジ』が視聴可能になってたので喜んで見始めました。
イギリスとフランスに置き換えてリメイクされた『トンネル』はみましたが、あちらはなぜか3シーズンでこちらは4シーズンあるんですね。
始まり方とメインのキャラの設定は同じです。しかし、何か本家の方がノロノロとしたストーリー展開でなかなか本質というかメインの敵が解らない。心臓移植の夫婦とホームレスやら女性を支援しているらしいNPOだかの男性が伏線的に同時進行で進みますが、被害者と心臓移植の男性と繋がったと思った瞬間の第4話でなんと後はレンタルしてねになってしまいました。
やはり本家の方が主役のキャラが立っている感じでスウェーデン側の女刑事サーガノレーンはコミュ障害のような仕事はできるけど人との関わりとか交流に難があり何でも規則や法律優先の捜査をして行く。一方コペンハーゲンの刑事マーティンローデは人情派で二回の離婚歴で5人の子持ちで事件当時パイプカットしたばかりという設定。このでこぼこのコンビがお互いの長所短所を補い会いながら難事件を解決していくという訳ですが、やはり本家のサーガノレーンは違和感なく明晰な推理と分析力と規則に杓子定規なところが行動や捜査に現れそれに振り回されるようなマーティンローデも味がありまだまだみたいのにレンタルに切り替わりやがるとは。
それも一話350円と高く、シリーズまとめていくらという格安パックもありません。
そうなると町のビデオ屋さんが安いのかなと思い覗いてみようかと思います。
ともあれまた日曜は市民リーグの開幕で1日試合で留守になります。珈琲豆がなくなりそうな方は今日明日中のお出掛けをお願いします。


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困ったお客様

2024年03月15日 09時51分35秒 | 珈琲
スキーから帰り昨日10キロ走り風呂の前に体重計に乗ると1.2キロも増えています。
今までのスキーで二泊三日で三食しっかり食べてきても全く増えなかったのになぜ。
これはやはり新雪を滑り脳内麻薬が出まくり幸せぶとりというやつでしょう。
夜走ると毎日違う匂いが町のなかに立ち込めています。
毎日お散歩をする人もそんな町の変化は知らないでしょう。
昨日は沈丁花の花の香りもしました。
これからは色々な花やら木の芽やらが出て匂います。
昼間は花粉がものすごく外にはでないようにしますが、家にいてもくしゃみ鼻みず目のかゆみはとまりません。
毎日目をやる回りの山々。これだけ山に囲まれたならそりゃ花粉も飛ぶでしょう。
雪をかぶった山々を眺め飲む珈琲は実においしく、南にそびえる武甲山にはなにかから守ってもらっているような安心感を抱かせます。
そんな山をまだ削り続けるのはどういうことかなどと考えたりしますが、これは豊島区と秩父市が未だに交流することと同じで江戸ができたことと繋がりがあるのと同じことです。
秩父のアーチストとか自称詩人とかが神の山だとか神社の宮司を担いで自然保護やら神の山を守ると騒ぐ人もいます。
資本主義が宗教より多くの人を幸せにしてきたからまだ削られ続けるのでしょう。
秩父氏と豊島氏が江戸誕生に力を尽くした歴史は連綿と続き今でも秩父のセメントが東京のビルを作っているのです。
昨日は困ったお客様の注文がありました。
普段はどんな珈琲を飲んでいますかとかどんな珈琲を探してますかと聞いても言葉を濁す人がほとんどなのですが昨日は言葉にはしないのですがその人の求めるものが何なのか解っているので厄介な注文なのです。
と、言うのはマンデリンを注文する人は多いのですが、これを注文する人の多くは酸味が嫌いでマンデリンならガツンと苦いだけでよいというものですが、さて、世の中はスペシャルティの豆が流行りで世界中の国でパナマのゲイシャに続く豆を作れとなり、嫌気発酵なる製法まで編み出されました。
インドネシアも例外ではなく、今までのマンデリン製法から6割の豆がウオッシュド製法に変わりました。そればかりかハニー製法も取り入れられています。当店のマンデリンも今売っているのはそんな豆です。多くのお客様はこのスペシャリティの豆を喜んで買われるのですがこれはマンデリンではないと言う方もいるのです。
世の中花の香りやらフルーツの香りの珈琲が流行るなかやっぱり昔ながらの珈琲らしいガツンとくる珈琲がほしいという人たちです。
普通なら仕方ないですね今はこういうのが流行りだからとすませるところですが。そう簡単に切り捨てられないのです。と、言うのも私も実は昔のカルモ下坂とかこってり珈琲らしい豆をずっと探しているのです。
濃い珈琲でエスプレッソを飲む人もいますが、そんな何気圧もかけなくても重力だけでドリップしたこってり珈琲らしい珈琲は永遠のテーマなのです。それが時代遅れだと言われればそうなのかもしれませんが本質の味は譲れないのです。
いつも回りの山の姿を眺め飲んで美味しいと思える豆。それはいつも季節のブレンドで表現しているわけですが珈琲の本質を示す豆はまた別で私と同じでそれがほしいと言われれば出さないわけに行きません。次回はそんな豆を紹介していきましょう。


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ニカラグアは二種あります

2024年03月08日 10時25分53秒 | 珈琲
当店の釜はガスの直火とIHの電気の釜の二種類あります。
IHの釜は他の電気の熱風式とは違い豆の芯から熱が伝わり、電気の釜によくある膨れてはいるけどなかはすかすかといったこともありません。
それに釜温度と豆温度が別々に出るので味のコントロールも自在です。
3月に入りどちらもどこでハイカロリーでの追い込みをかけ豆の持ち味を出すかという焙煎に取り組み真冬スタイルからまた一皮むけたイメージに達っせたかと思います。
小さい釜の豆屋さんにおおむねあることですが、当店との違いは明らかです。
豆を一粒見せてもらいそれを半分に割ってみてください。
完全焙煎の豆は簡単にきれいに割れます。そして中まで均一に火が通っているのが見てとれます。
大きい釜の焙煎屋さんの豆は膨らみきっていないか煤かむりのようかのどちらかです。
豆を一粒見せてもらえばわかります。
最近は少なくなりましたが、炭火焙煎とか薪焙煎を売りにしている豆屋さんになぜ薪や炭なのかを聞くとすんなりと答えられる店は少なくしどろもどろとなり何が豆にとって必要か、何の必然により熱源を敢えてコントロールの難しい炭や薪にしたのか答えを持っていないのです。
逆に美味しい珈琲を求める消費者の方も具体的にこんな珈琲がほしいというイメージを持っている人も稀です。
そんな提供する側も消費者も何がどうなったら美味しい珈琲なのかを知らない世界なのです。
とはいえ最近は色々な人の参入や釜も焼き方もネットにより情報交換が盛んで、当店のバレットのようにパソコン連動で世界の有名店と同じ焼き方が再現できたり、従来にない熱効率のよい焙煎機等でてきています。
豆の方も嫌気発酵の豆といった今までの珈琲の概念を覆すような豆も出てきています。
それなのに喫茶店では未だにブルーマウンテンが最高峰のコーヒーとして時価などと表記している店もあります。
当店では今はもうブルーマウンテンは在庫していません。
嫌気発酵の豆では、エキゾチックハニーという4500円の豆があります。
それでは手のでないというお客様にも嫌気発酵の豆を知ってもらうためグアテマラのグアルパドール農園があります。
こちらは1300円ほどですからグッとお求め易く、世界がどんな方向へ向かっていくのか知るのにはいいかもしれません。
そもそも世界中でそんな製法を取らせたパナマのゲイシャとはどんな豆なのかこれは200g5000円から1万円で売られています。当店でも在庫してますが、発注は7000円くらいしますよと言うとじゃいいですとなってしまいます。
まあ、当店でクリスタルマウンテンが2000円以下でケニヤやイルガチェフも2000円以下なのですからまずはその味を知ってからでもいいかもしれません。



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グリーンダラッド

2024年03月07日 14時53分39秒 | 珈琲
ベトナムは世界第二位のコーヒー産地です。
その割りに皆さんにはベトナムのコーヒーのイメージがないのではないでしょうか。
それは品質に幅がありその割りに代表されるブランドもないと言う状況によるのでしょう。
豆屋さんの店頭で見かけても手にしずらい銘柄です。
アジア圏のコーヒーというとみんなブラジルとコロンビアのブレンドの味という感じでコロンビアっぽいという表現で大方それを越えるものがありません。
結構な高い豆でも美味しいとか印象に残る特徴もないといったことが多いし、下手をすると不味くて飲めないということになるかもしれません。
私も多くのNGOやらNPOから販売を依頼されたり、仲間になれと言う話をいただきましたがことコーヒーに限ってはその味に惚れてとか産地のためになりたいとか言う話になりませんでした。
コーヒーのフェアトレードとかプロジェクトなど話を聞いても架空のお題目を唱えられているようで全く信用ならないのです。
私の場合は自分で飲んでみて味と価格が見合うものでなければ手を出しません。
変な夢物語や理想はお話になりません。それに全うな味でなければ手にできません。
さて、そんな当店のベトナムのコーヒーは実にコーヒーのコーヒーらしさとか期待する味とかがない味になっています。
なにか身も蓋もないような話に聞こえますが、当店に見えるお客様のほとんどがおっしゃる酸味が苦手という方にはこれでいいのではとなります。
じゃあその対局にあるのはといわれればクリスタルマウンテンが今ではありますし、インドネシアのクィーンスマトラやイルガチェフがあります。
それに私のように珈琲に求めるものとしてこってりとした珈琲らしい味と苦みを求めるならインドモンスーンやパプアニューギニアもあります。
でもこれから春先の花粉の憂鬱や不安定な気候とか考えたらそっけないコーヒーでいいのでは。
それでも苦みと珈琲らしさが必要よという方はニカラグア、ブラジルエスプレッソレディがおすすめです。

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クリスタルマウンテン焼けています。

2024年03月07日 11時09分12秒 | 珈琲
三日間のスキーと二日間の極寒の体育館でのバスケットの試合と周りの人が寄せる声とは裏腹に疲れも感じず体のダメージも感じませんでした。
良く言われるのはあんなに走って足がつりそうになったりしませんかという質問ですが、全然そんなこともなく、一日の試合でのプレイタイムは15分程度で全く足りないくらいなのです。
市民リーグの試合では10分のクォーターに丸々出ることもありそのくらいでないと体が暖まる前に終わってしまい不完全燃焼の気分を味わうことになります。
1月に買ったベンチコートも2月の試合では使うこともないかと思われましたが、この交流戦で活用することができました。
出場した他の選手を見ると汗をダラダラと流していますが、私は全くかいてないのでした。
そして、その後月曜日に夜10Kのランニングをこなし5日走ってなかったのでもっとバテるかと思ったらあまりに普通に爽快に走り終え夜もぐっすりと眠れました。
しかし、その後火曜、水曜は雨と雪で走る量やペースを落として終了すると何故か疲れがドットでて昼間うつらうつらしたり、夕食時に昼寝したりしてしまいこれは夜寝らねないのではと懸念するも深く寝入り一度も朝まで起きないのでした。
その睡眠時間も前は10時に寝ることなどなくいつも0時過ぎまで本を読んだりビデオを見たりして起きていたのに最近は起きてられないのでした。
そして、何故かそんな熟睡の最中焙煎のヒントを得て、この寒さのなかでじっくり長めの焙煎で中まで火を通そうと火力を抑えていた焙煎もハイカロリーバーナーの特性を生かした焼き方に変えてみたりどこで追い込みをかけるかひらめいたりしてその効果に驚いたりと変化を見いだしています。
まあ、これもただ遊んでいるように見えるスキーやバスケット、ランニングのお陰であり、私のスタイルなのです。
ただ同じ繰り返しや毎度の焼き方にとどまらず追い求めることがあるからやめられない、いつも季節と日々の生活にマッチした味の追求があるという当店の豆を味わってみてください。




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日本の良さ

2024年03月06日 10時34分14秒 | 珈琲
草津にしろ小海にしろイメージより近さを感じた今季のスキーシーズンでした。
また、そういった観光地の実態を見て歩くとインバウンドに向けた投資とか観光地がとる施策とかは果たして目指すべき未来なのかという疑問も湧くのでした。
地元の秩父で見ていくと池袋というターミナルから特急電車で77分というアクセスと温泉、花の名所、札所巡りや古い町並みとわらじかつや味噌ポテトといったグルメまであり色々な楽しみ方がありそうです。
しかし、行政やら地元でも秩父銘仙とか秩父事件とか売り出そうとしているものに現実的な需要や未来がないという現実があり、ならばという転換の発想もありません。
旅行に行ったり、スキーに出掛けるといつも感じるのは珈琲事情の貧困です。
宿についてリラックスしたいと思ったときにそれに合う珈琲はないのです。
車で移動のアクセントに休憩時の珈琲はサービスエリアやドライブインで売ってはいますがその味たるや望むものではないのです。
それはいつも感じることで対策はしているのですが、それをしすぎるのも旅の醍醐味を削ぐことにもなるので難しい問題です。
例えば自分の珈琲をポットに詰めて出掛けるのは簡単です。
しかし、それを持ち歩いたため私のような地元で日々の空気を感じ季節ごとの焙煎をしている珈琲との出会いを阻んでいるかもしれないと思うこともあります。
当店にも旅先の自家焙煎の豆を買うのを常としているというご夫婦が来店されたことがありおっしゃるにはどこも似たような特徴のない結果になるというのです。だから当店に繰り返しくるようになったというのです。
まあ、数多くの国の豆を揃える自家焙煎店でもどれもみんな同じ味だったというのはよく聞く話です。
こういう出会いは旅の醍醐味でもありその機会を奪うのは旅の魅力を削ぐことになるのですが、いいこともあれば悪いこともあります。
まずい焙煎の豆の味か一週間ついて回ったこともあります。
そんなことが今私にできることとしてこれからまだ続く豆の高騰に安くてよい味のものを揃えてその魅力を伝えることだとまた思えてきます。
エルサルバドルのパカマラやイルガチェフが高騰したのはその美味しさが広く認知されたからだと思います。
そんな予備軍の豆を揃えて行くことや格安豆を集め珈琲がある幸せを広く知らしめたいと思うのでした。




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今月の季節のブレンドは

2024年03月04日 15時38分25秒 | 珈琲

先月末から休み続きで、今月も頭からバスケットボール豊島交流試合があり、1日は午前中のみの営業で

翌2日も豊島交流試合が午前中とあり午後からの営業となってしまいました。

もろもろ忙しい時に留守中ご連絡ご来店いただいた皆様には多大なご迷惑をおかけして申し開けありませんでした。

そんなわけで季節のブレンドの準備もやっと本日より準備を整え発売となりました。

先月も季節の移り変わりは激しく冬のおしまいは唐突に始まり、そしてまた寒さと雪がやってきてまた冬のやり直しのような

そんな激しい気温の変化でしみじみ寒さをやり過ごした感じなどなく

3月になっても雪が各地で降り、雪崩の遭難事故なども起きています。

今年は小雪なのにバックカントリーやスキー場での遭難や死亡事故は多いのです。

雪が少ないからこそ良い雪を求めてコース外にでたり、準備もないのに山に入っていったりという

 

ことなのでしょうか。

 

さて、3月に入ると早くも桜の開花予報がされたり各地で春祭りの行事があったりします。

でも、この季節は唱歌『早春賦』の歌詞そのままの季節でその恨み節のような

弄ばれるような気候が展開します。それにスギ花粉の被害も今年は今までコロナの陰で

あまり騒がれなかった花粉の被害は今年は強く感じます。

 

そんなあなたの心にいつも寄り添うような季節のブレンドをと心を尽くしての味と香りで

季節を感じ、季節とともに過ごし生きる今を感じていただければと思います。

今月のブレンドはいつものベースを外しちょっとだけいつもと違う雰囲気です。

このちょっとはずすことにより、いつもの寄り添う感じもあっ、こう来たかと

感じていただけると思います。

 

それはこちら側からも支えられていると別なつっかえ棒を得たような感覚を

味わっていただけたらと思って細心の心づくしで焙煎の火力や時間排気量を駆使して

作り上げました。また今月も季節のブレンドでお楽しください。

 

 

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冬の終わりに

2024年02月26日 10時58分18秒 | 珈琲
昨日は天候の悪いなかご来店いただきありがとうございました。午前中と1時半までにお越しいただいた皆様にはバスケット市民リーグ参加で不在となり、ご迷惑をお掛け致しました。また、水曜から3月1日は店主スキーに出掛けお休みとなります。2日は11時半までの営業。3日は午後から営業となります。よろしくお願い致します。
昨日の雪も寝る頃には雨になって朝起きると昨日積もっていた雪もすっかり溶けていました。
最初にこの題のコラムを見つけたのは日経新聞の文化欄でした。そのエッセイが気に入り、2月の季節のブレンドの名前にしたこともありました。しかし、2月前半ではまだ時期尚早であり、二回に分けて冬の終わりにをだしたこともあります。
昨日見た映像の世紀では石油の100年ということでした。イギリスの100年も素晴らしくテーマをひとつにして映像を集めるとこうも浮かび上がってくるものなのかという感じがします。
このシリーズで過去にも同じ映像が使われることは何度もあるのです。石油の回は前にもありました。プーチンのガス戦略50年というまとめもありました。そういうくくりで見ていくと時代のあやなすものも顕になる感じです。ただ恣意的使われたら誤った刷り込みも可能だという危険も感じます。今回石油の100年では私がずっと疑問に感じてきたなぜ日本は国力の差があり地理的にも困難な戦いをすることになったのか。そして世界で最初で最後の核攻撃を受けるという終末を招いたのか。ずっと謎でした。学校の教育では満州国を建国して、さらに本体の方もほしくなり日中戦争になり、世界世論と対立。国連脱退、アメリカに奇襲して戦争に突入。というものでした。なぜという疑問に教師は日本は神由来の天皇陛下をいただくありがたい国で、列強の欧米の植民地となるアジア各国を解放し大東亜共栄圏を創出するというものでした。神の国の日本にはいざとなれば神風が吹き守ってもらえるなどというものでした。
そんな子供だましを当時の大人たちは真剣に信じて天皇万歳といって死んでいったのでしょうか。なぜ、勝てもしないアメリカに戦争を仕掛けたのかずっと謎でした。しかし、映像の世紀の石油をテーマとして見ていくといとも簡単に謎が解けます。ABCD包囲網というのは習いますが、日本は東南アジアの油田を確保はするものの何故かシーラインを確保せず、無謀な戦端拡大を続けるのです。インパール作戦とかいざとなれば神風とか国民の命が如何に軽く扱われたか今の感覚からは想像もできないものです。しかし、事石油に限ってみていくと真珠湾攻撃で第二波を行わなかったという本来の目的の補給基地能力の壊滅を果たさなかったのが一番の失敗で言い訳が下衆の戦いであるから日本は取らなかったというのが明らかになります。戦後失敗は旗艦エンタープライズが入港しておらず叩けなかった。それが最大の敗因であり失敗と聞かされてきました。日本の旗艦大和は世界最強の不沈艦で世界最大の46センチ砲を持ち相手の射程外から攻撃できるというものでした。それならなぜ沈んでしまったかと思いますが、それについて日本は資源封鎖で物資がなく、主砲も打つことなく沈んだと聞かされてきました。私の少年時代は大和のプラモデルが売ってました。戦後生まれの少年の心にも強く影響を及ぼし、後に宇宙戦艦ヤマトや沈黙の艦隊などにヤマトは登場するのです。
近年、武蔵の引き上げやらドキュメントでなぜ大和は沈んだかは明らかになって、世は戦艦同士が打ち合う時代でなく空母の時代で魚雷を積んだ飛行機により沈んだというのが明らかになっています。残るはなぜ無謀なアメリカへの戦争をしたかですが、やはり石油から見ていくと明らかです。後、軍部の暴走を許した官民統制が十分でなかったことが最大の鍵ですが、これなど226事件515事件という軍事クーデターを適切に処理してこなかったから第二次大戦も起きてしまったということがわかります。226事件など日経新聞履歴書で柳家小さんの証言など生々しい声を聞け、この日経の文化欄は折々に影響を受けてきました。そんなこともあり私もこの時期冬の終わりを語りたいと思いました。2月なのに20度を越える日が現れたり、少雪で各スキー場が苦しんでいたり、景気拡大にインバウンドに頼ったりと冬の姿が歪むなか、また、寒さが戻り土曜日には当店にもジョウビタキの姿が見られました。冬の渡り鳥ですが、姿を見るようになったのは当店が相生に引っ越ししてからです。熊木ではヤマガラとかトンビとか色々見られましたが季節的な変化を感じるのは今の方が強いかもしれません。
この冬の終わりを語るとはまさにニカラグアやエスプレッソレディと同じで広く世の中に目を開くことであり冬にニカラグアやエスプレッソレディのようにエッジが効いて冬になると身近に迫るような山の景色そのもののような気がします。そして冬に感じたあの味の深まりも冬の終わりを語るのに欠かせません。


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ミケーネ、ヒッタイト、エジプト同時崩壊

2024年02月23日 18時55分08秒 | 珈琲
ここ数日は雨のなかを走ってすっかり冬に戻った寒い夜を味わっています。秩父は昨日の夜はみぞれか雪かと思われましたが、ずっと雨のままだったようです。こんな暗い休日は、さっぱりした珈琲を飲んでしっとりとした静かな時間を楽しみたいものです。
グアテマラの嫌気発酵でもいいてすし、コロンビアスプレモでもいいでしょう。こんなはっきりしない日にはやはりチョコ味の珈琲がいいという人もいるでしょう。
昨日のトップニュースは株価が市場最高値ということでした。日銀総裁は国会質問で今はデフレでなくインフレと答えました。かといって今までの低金利や金融緩和をやめるのかということはなく賃上げと景気拡大の好循環を見極めたいということでした。他の国では株価は10倍くらいに上がっているし賃金も三倍くらいに上がっているわけで円安で企業の延命を図ったいた日本は結局円安で貯まっていた富を吐き出しそれを他の先進国に貢いだ形です。
紀元前1600年の地中海沿岸の古代文明、ミケーネ、ヒッタイト、エジプトは同時期に崩壊したそうです。これは先日のNHKのフロンティアという番組でやっていました。この番組はろくな番組がない最近のテレビのなかでは秀逸なできです。最新の研究と多方面の取材で浮き彫りになる事実は私たちの近未来にも起こり得る事として温暖化と自然災害の拡大と重なって見えるのでした。さらにその前の週の番組では世界に広がる鍼灸術と漢方生薬の話でした。私はサイモン・シンの『代替医療のトリック』という本でWHOも針治療やホメオパシーを科学的根拠に乏しいと完全否定しており科学的には効果は見られないものだ思っていました。昔はテレビで中国の心霊治療師は素手で盲腸を手術し傷痕も残らないというのをやっていました。後にインチキだったというのが報道されたり、最近改めて否定されるというのが多いのですが、今回のテレビでは鍼灸や生薬について世界的に広まっていて活用されているというのです。その導入に現れたのは6500年前の氷河から発見されたミイラの映像です。このミイラはアイスマンと呼ばれ発見された当時の新聞記事も読んだ記憶がありますし、鍼灸のつぼの入れ墨があり青銅の斧を持っていたと他の書物でも読んだことがあります。しかし、映像として見たのは今回がはじめてでサイモン・シンには否定された経絡や気の流れは6500年前のヨーロッパで普及していたことを如実に語るこのミイラの姿には雄弁な証言者を見る思いでした。そして米国の軍隊でも採用されている絆創膏型の小型の針とか電気と針など即効性持続性で進化を遂げている姿を見ました。私の実際の感覚では現代医療というのは多くの病気を発見し、治らない難病を増やしはしても昔ながらの風邪さえ未だに特効薬もなく治せない頼りないものだいう認識です。ところが学者は人類の進歩は死も克服すると見られているのに驚くばかりです。とりあえず鍼灸について自分自身の今にどのような効果をもたらすか試してみたい気がするのでした。



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臨時休業のお知らせ

2024年02月22日 08時17分49秒 | 珈琲
記録的小雪となって各スキー場は苦しい営業を続けています。すでに営業を断念したところもありもうコンデションもぐしゃじしゃの春の雪といいます。
でもこのままスキーシーズンを終わらせられないと28日29日に宿を取ってしまいました。
25日の1時過ぎまで市民大会で留守となります。2時くらいから営業します。28日29日1日はお休みで2日から3日お昼まで豊島交流でお休みです。2日は11時からですのでそれまでは大丈夫です。お店は4時までですが品が決まっていてお渡しだけの場合4時以降でも対応いたしますので、お電話ください。大変ご迷惑をお掛け致しますが、よろしくお願い致します。
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ダークチョコのような味わい

2024年02月20日 17時09分22秒 | 珈琲
もうここ数日の暖かさや雨が降る天候にスキーももはや楽しく楽しめない状況がしてくるのでした。
そんな中新しい豆を仕入れたり道の駅用にタンザニアやエルサルバドルの豆を焼きました。
サントスや南米の豆がまったく安くならず、200g1000円を切る豆がなくなる危機でもありますが、安い豆は入港したてを確保して当分は現状の価格帯を維持できそうです。他所では小売価格に転嫁を完了しておらず豆の値上がりは続きそうです。
そんな中で当店で在庫しているキューバやエチオピア、ケニアは本当に安くて味も良いと思えます。
さらにタンザニアやエルサルバドルの豆はどれもお手頃価格で味もその国の特徴をよくあらわしています。
先日今みているビデオを紹介しましたが、その内容について書きたいと思います。
ドラマシリーズでミスターアンドミセススミスというかつてブラビとアンジョリーナジョリーでヒットしたスパイ映画のドラマ版です。
映画では対立する組織の凄腕エイジェントがお互いの真の姿をしらないで夫婦でいるという設定ですが、ドラマは最初お互いの面接シーンから始まりひとつの組織に夫婦として偽装して生活して任務をこなすというストーリーになっていました。ただ、登場人物が黒人の男とアジア系の女性で日本人の母とスウェーデン人の父を持つ女性で台詞上は美人で素敵な女性と表現されるのですが、画面に出てくる顔はどうみてもブスでスタイルも寸胴短足で貧乳と敢えてそういう人を選んだのは明らかで監督やら製作者、脚本などに日本人がいて最初から米国におけるアジア人とかアフリカ系米人の差別を表しているのは明らかです。格闘やらガンフアイトといったアクションがあるのですが、スタントが使われているのが明らかにわかりミッションは次々こなされていくようなスパイ映画にありがちなヨーロッパの石畳でのカーチェイスやアルプスのスキーリゾートでの任務とそれらしいお膳立ての派手なアクションシーンや打ち合いなどがみれるのですが、どうみてもこの女性にそんなアクションやら人殺しは無理だろうという違和感が画面に漂います。その夫婦の会話も辺りを憚ること亡く自分の経歴やら任務のことを監視対象や殺害対象を見張りながら大声で会話していてそんな明け透けなスパイはいないだろうとみていると任務に3回失敗して味方のエージェントに始末されるという一連の話しで納得できず違和感ばかり募り、最初から被害者意識の固まった米社会批判が目的なのかとかんじさせるのです。
そんなドラマをみてこの雪解けを急速に感じる暑さを受けてどうしたものかと途方にくれつつタンザニアの豆を飲んだらあまりのチョコ味の見事さにやられ前回のスキー行きをもう一度やってみようと思い立ったのでした。前回のスキーと温泉以外なにもしない時間はなにかまた新しい段階に進む一歩だったような気が日に日に感じていて、また同じところに予約させたのです。多分もう雪は溶け春スキーのような状況で楽しくはないだろうと思えるのにまだお楽しみはこれからだと頭の上から声がする気がして‥
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ベニシアさんとミスタアンドミセススミス

2024年02月18日 11時24分41秒 | 珈琲
先程知ったベニシアさんの訃報と関連した検索でブログとか記事を読んでいたらとても気分が落ち込み嫌な思いが募るのでした。
それほどファンというほどの存在でもなく、でも京都に行ったときにはベニシアさんのおともだちのチーズケーキのお店を訪ねたり気になる存在だったわけです。ベニシアさんの古民家の暮らしが番組として10年も続いたのはやはりそれだけファンがいたという証でもあり、また、その画面から伝わるものがそもそも本来なら公共の電波によって流されるようなものでもないような不思議な番組でした。意味や教科書的内容でもないのになぜかまたみてしまう。なにも与えられないしなにか新しい視点を授かるでもないです。
実は温暖化とか奴隷制とか、日本がずっと世界に負け続け世界第4位になったことと関係しています。
今注目されている輪島塗の工房が存続されるのかとか日本人はこの手間がかかっているものとかずっと続いていることが大好きなのです。
手仕事とか人の手によって作り出される風合いだとか味わいとかいいつつ単調な仕事に費やされる人の手間や時間は思いやられない逆に機械にとって変わられて解放される人のことをどう使うかどう人生を転換させ更なる発展になるのかを述べる人はいないのです。しかし、温暖化を止めるとは今まで通り人の手間とか移動とかを効率悪いままにしておくという意味ではないはず。
イギリスの環境保護活動家で風力発電推進をしている人が新しい発電機の設置をしようとすると地元の住人の環境保護団体の反対に遭うといいます。そんな高い構造物に景観を乱されたくないというのです。しかし、石炭や石油を燃やし続けると後戻りできない破壊が起きてしまうのもしれわたっています。
ここ数日この温暖化と日本転落の問題がぐるぐると頭の中を回っています。20度近い日が現れたりするからでしょう。
最近、白物家電のCMをみないというSNSの書き込みがありました。ネットでは安い中華製の聞いたことのないメーカーの品で溢れています。大きな4KTVが8万ほどで買えたりします。日本の家電製品など黙っていても買って10年は普通に動くのが当たり前です。しかし、ネットで買える安い家電は1年持てばお買い得程度の製品です。買って1年の製品保証がついており壊れたり最初から動かなかったりしても無償で交換してもらえます。日本人の感覚からすればそれは極限られたケースで、普通は何事もなく10年は動くものが電化製品だと思っています。そう思う人はネットの安い知らないメーカーの品は買ってはいけないのです。私も先日ドアセンサーを購入しましたがホームセンターなどで探せば安くて動くものがありそうですがネットでそれらより高くても数と種類があり選びやすいのでネットで買ったところ翌日届いたものはまったく動きませんでした。ユーザー登録して保証を受けられるというのでバーコードから登録して連絡するも何も言ってこないので返品。一連の顛末に費用はかからなかったものの1週間以上の時間で実に不快な思いと取り付けやら設定やらメールを待ち続けたもやもや感など貴重な時間の喪失と共に損失は大きいのでした。返品が無事に済んだので今度は日本製の品をネットから購入。4割りから5割りほど他の製品より高いのですが、届いてすぐなんのストレスもなく稼動してあっけないほど普通に使えます。これが合理主義の競争社会による製品の差で日本がここ50年にわたり世界との競争に負け続けている実態です。海外製品では一年の保証というと本当に一年しか持たない安い品が溢れ競争に破れてなくなってしまう企業もたくさんあります。それが競争原理で良い品をつくり続け信頼できる企業が生き残ると言われているわけです。しかし、最近の競争激化でトヨタやダイハツで検査に不正を働いたというようなニュースを見ると利益を出し続け社員を雇用し続けなければいけない企業は激しい競争こそが正義なのかという感じもしてきます。日本が負け続けて来た間、米と中国の経済は拡大し二酸化炭素の排出も増大したのです。京都議定書で二酸化炭素の排出を地球規模で管理しようとなったときにも発展途上国扱いで中国は規制に参加しなくて、米は科学的根拠に欠けると規制を拒否し現在の温暖化の拡大と悲惨な自然災害の増加を招いています。一番の排出国と二番目が、共に規制拒否したのですから地球が後戻りできない破壊の危機にあるのもそれから抜け出せるのかもまったく望み薄なのです。そんなときに今みているアマゾンのビデオがミスタアンドミセススミスです。これについては後述とします。



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ベニシアさんも亡くなってた

2024年02月16日 12時47分30秒 | 珈琲
昨日は夕方買い物に行くとなんと19度もあり、ダウンの上着は要らない感じでした。
武甲山の積雪も明らかに溶けた感じで頭の三角に縞々が戻ってきました。
とこうなると気になるのはスキー場です。朝のニュースでは明日から営業をやめるスキー場が紹介されていました。
それでも未だ秩父を囲む山々の冠雪はしっかりと残っておりそれを眺めて珈琲を飲むためだけに秩父に住む価値があると思うくらい見飽きない景色です。
武甲山の縞々は年々増えており、一年で60センチほど掘削位置が下がっているそうです。いつまで掘るのかもうそろそろやめてもいいんじゃないのかと思えるこの頃です。
実は草津から帰ってからまた草津で過ごしたスキーと温泉しかしない時間の過ごし方がまたしたくなり先日のような過ごし方ならちゃんとしたベッドと温泉さえあれば料理はまた同じものであれば食べなくてもいいしもっと安い宿でもいいと思えてきて今月末辺りに予約しようと思ったのですが、この暑さが続いたら雪は持たないでしょうしどうしたものかと思うのでした。
今朝の新聞をみていたら書籍の広告におかしな題名を見かけました。『ベニシアの「おいしい」が聴きたくて』という本でおかしな題名と思い説明文を読んだら、あのベニシアさんが昨年の6月に亡くなり、旦那さんの梶山正さんが書いたエッセイだといいます。なにかこういろいろと続くと選択肢とか可能性まで奪われてしまうような息苦しさを感じます。
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銀嶺

2024年02月15日 10時23分37秒 | 珈琲
今朝いつもの秩父の山々を見るとはっとするほど今までの山が近くに迫ってくるような圧力を感じました。
これは山々が冠った雪により、よりくっきり山肌が感じられるためなのですが、いや正に今の山並みは一度見に来ていただきたいほどきれいで心迫るものがあります。
特にだんだんに削られた武甲山の三角形の山の頭などは普段何気なく眺める山が急に静かに怒り出したような迫力があります。
私達は自然に対して何をしてしまったのでしょう。
地震やら噴火やら温暖化は人々の自然破壊、地球破壊の報いなのか。
そんなもろもろの思いに静かに音もなく山々は人々を見守り、普段は諸々から守られている感じしかしないのに、今朝はくっきりと見える山肌になにか思い知らされたような感じがしたのです。
さて、その感じはなんなのか改めて山からのメッセージを受けようと珈琲を淹れ、ひとつひとつの山を眺めてその美しさと空気を味わうのでした。秩父で飲む珈琲はかくも変化に富み日々味わい深いとは。
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