King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

アイバーソン休み

2006年02月07日 01時21分51秒 | バスケ
February 3, 2006
Wachovia Center,
Philadelphia, PA
Attendance: 20,010

FINAL  1  2  3  4 T
Pistons  29 20  19 19 87
76ers  18 24  18 20 80
どちらも好きなチームですが、今日はアイバーソンが休みでした。
休むこと自体珍しいことではないのですが、やはり彼のプレーを見られない
のはつまりません。
試合は、スコアを見ても解るように最初のクォーターだけ集中して
ピストンズは勝負をつけると、あとは流したような試合になりました。
よくシクサーズがついて行き試合を作りました。ガードの控えは
オーリーですが、彼が先発しても彼の力なら、まあNBAレベルの
試合を見せられます。ただ、次の控えがお粗末です。ウィリアムスという
新人しかいないのです。これが使い物になりません。

同じ新人でも、ランドルフというフォワードは良い活躍でした。
アイバーソンがいないと、動きの鈍いウェーバーとイグドア、くらい
で点がなかなか入りません。ダレンベアとかインサイドに強い選手で
ハーフコートバスケットでもっと点をとるべきでした。それに、コーバーの
長距離ももっと使えたはずです。選手の特長を活かしてもっと作戦を
立てるべきでしょう。それもポイントガードの裁きの部分もあり、こう
なったのでしょう。ピストンズの滑らかなボール回りを見ると本当に
強さが伝わります。

たった6敗しかしていないのもうなづけます。先日の5敗からひとつ
増やしたのは、あのネッツです。最近調子を上げてきたカーターが
ピストンズにも土をつけたのです。そして、デビジョンも一位に上がっ
て来ました。シクサーズの上にいるのです。ピストンズの守りでさえ
破壊するネッツの速攻が復活したのです。ピストンズに対抗するには
ハードな守りからの速攻だというのが証明されました。マブスやウルブス
でもそういわれていました。しかし、何回か速攻が決まっても、明確な
ケメストリーを持つチームはそう崩れません。速攻だけじゃなくしっかり
したハーフコートバスケットとマッチアップゾーンのような仕掛けるディフェンス
でしょうね。

実は、ピストンズはこの日の次の試合ペイサーズに負けているのです。
ティンズリーとジャーメイン・オニールがいないあのペイサーズです。ですが、
ストヤコビッチとフォスターは出ていました。ハイライトの映像から判断する
とベンチメンバーの差ではないかと感じました。スターターの得点に問題は
ないし、後半で差ができたのもベンチメンバーでもどんどん点がとれる
ペイサーズとピストンズの差でしょう。そして、それはベンチの采配の差でも
あります。多彩な攻撃で揺さぶられた時に対処できないのではないでしょうか。
ベンチワークにしろヘッドコーチの考えにしろ、またペイサーズにあたりますから
その時に真価が明らかになると思います。フィリップ・サンダースにリングを
もたらすのか。コーチの差でまた負けたといわれるのか。興味が尽きません。
コメント
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