King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

新聞を読んで

2017年11月13日 08時54分03秒 | 珈琲
久しぶりにコンビニに行き買い物をしました。

そして、ずいぶん品物と値段が変化していると感じました。

同じようにホームセンターに行き、いろいろと値段が
上がっていることを痛感しました。

日銀が物価を上げてデフレを克服するといいつついつも
目標が到達できなかったとして言い訳を発表していますが、
そんなものとっくに超える値上げが起きていると感じます。

しかし、一般の人の収入は以前低いままであり、生活は
苦しいままなのです。

消費税の増税が予定させていますが、収入の低い人には
重い増税なのに意外とそのひどい実態に気が付いていません。

ワーキングプアと呼ばれる層の300万以下の年収の人の10%が
税金となるわけです。

つまり30万が税金となるわけです。こうしてみるとかなり重い
税金だと気が付くのですが、実際税として支払っていないので
気が付かないだけで消費税という中間税の陥穽であり、所得の低い
人ほどより増税意識を持ちその使われ方に関心を持つべきです。

その他に所得税、住民税、県税、厚生年金、介護保険、健康保険、
雇用保険、復興税、から町内会などの自治会費、各種募金と称する
徴税も毎月のように回ってきます。

少しずついろいろな名前で獲られるので気が付きにくいのですが、
全部合わせて収入の割合にしたらかなりの割合になります。

それでも歳入の50兆円に占める額からしたらほんの微々たるものに
なり、毎年その倍の100兆もの予算を組む日本は本当に大丈夫なのか
と思ってしまいます。

さて、そんな普通では成り立たない予算のやりくりにもかなりの
嘘が潜んでいるような気がしてなりません。

例えばトヨタなど売り上げが30兆もありその10%3兆は税金となる
のです。その体で行けば上場している大きな売り上げのある企業
だけ見ていってもあっという間に50兆は超えるでしょう。

ワーキングプアの人の30万をすべて返しても3000億くらいしか
なりません。

一方租税回避地に逃げて不正に脱税している資金が300兆は軽く
あるというパラダイス文書が顕にした富裕層が負担すべきもの
からしたら実にばかばかしいくらいの金額でそれが知らず知らずに
課せられ受けられるべき公共サービスは削られている現状は
決して許されざる事実です。

新聞も書かないそういう仕組みに嘆息しながら今朝も珈琲に
わずかな安らぎと勇気をかき集めて新聞を閉じるのでした。
コメント
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