King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

超絶技巧と先進生活

2018年08月31日 11時02分08秒 | 珈琲

ついつい入ってくる豆の事ばかり頭に上り、つい書くことを忘れてしまい

ました。

というのは、当店に訪れる方の行動や装備をみると人生とはかくあるべきとか

現在はこうだという感じの方が多いのです。

先日訪れた白髪の紳士ながら手にはめていたのは最新の時計で何やらサインが

画面に出て今度はその画面に何か話しかけるというスパイ映画に出てくる人の

ような行動でした。

スマホのメール着信音に会話が度々中断されたり、イヤフォンのようなインカムでの

電話の会話などみるとテレビドラマのエージェントのような人も珍しくはなく、

でもそんなメールでいちいち指示されたり、時計に予定やら心拍数を干渉されたり

とする人たちはそれぞれ人生を十分堪能しているという事なのでしょう。

ですが、一方ではそういう生活がいやで秩父に移住したとか山の上に電気も水道もない

小屋に住んだとかいう人もいます。

当然テレビもなく、世の中のなんとかハラスメントの問題も一切知らずきょうは初めて

おおるりを見たとかこういう鳴き声の鳥は何ですかという問いを発したり実に徒然草の

世界そのままの生活ぶりだったリ、それをただ世捨て人と呼び見下したり、白眼視

できるでしょうか。

私が行きたいと思っている展覧会はことごとく出かけていて、国立美術館で土偶を一日

見てきたとか、超絶技巧の工芸品が集まる京都の三年坂美術館も三島の佐野美術館も

あの天目茶碗さえ実物を見ているというのです。

電気代も水道代もかからず携帯電話も持たずそれなのに最高水準の美術品に通じ

名だたる音楽家の生の演奏に触れてもいるこういう生き方は人のに幸せとはという

ことから時間という有限な一番の資源の使い方を教えられるようで頭が下がります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

沢瀉にみる武士の心

2018年08月31日 10時23分37秒 | 珈琲

最近は夜7時を過ぎて走り出すと辺りは真っ暗となり、

空気も灼熱の熱波をかき分けて走る感じからひんやりした

空気をすいすいと走る感じになってきました。

とはいえ少し走ると直ぐに汗まみれになるのは同じです。

昨日は、ところどころでオシロイバナの香りがする中、いくつもの

花の香りがするのですが、目にするのは色々な色の百日紅の花ばかり

でこれは各家に植えられていて目にはするのですが、匂い立つ感じは

ありません。

 

現在は3Dプリンターで仏像も作れてしまう世の中で、かつての英知で

取り決められたこともいつの間にか反故にされ技術優先のもといろいろと

ぎすぎすとしてきました。

 

宇宙や南極などの極地は軍事利用や領有主張をしないという紳士協定が

20世紀にはありましたが、もはや宇宙軍創設や本来軍備を持たないとする

日本ですら宇宙防衛を言い出す始末です。

 

さて、ブラジルの豊作でよい豆を手に入れられる状況が続き当店でも

この期にベストの選択をしておきたいと色々探るのですが、ここにきて

どうしても過去にあったあの豆というのが出て来てそれを探してつい

ついでにこれもという結果となり、やたらと資金需要が高まってしまい

ました。それもこの月末に発注をかけたので色々と処理も重なり、朝から

てんてこ舞です。

 

来月には連休が二回もあり、ゆっくり豆評価も豆探索もしてられるのはわずか

でしょう。入った豆は順次焼いていきます。

 

ケニアレッドマウンテンは在庫切れとなり、補充は二か月後の予定です。

かわりにガヨマウンテンを焼いて行こうと思います。

ブラジルの新豆の詳細はしばらくお待ちください。ほしいものは老木の珈琲と

レッドブルボンと今までは手が出なかったものです。お楽しみに。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする