昨日の夜は左足小指の打撲もそれほど気にならなくなり、それでも右足の小指も
痛くなるという幻痛が起き、それでも歩くときに足をついても前のように激痛が
走るという感じではなくやっと夜のランニングもまともに走れるかと出かけました。
すると昨日のようにかかと着地で小指をかばいながらのよたよた走りでどうにか
走り出して、この走りで最後まで走れるのかという懸念を持ちましたが、中町あたりで
いつものフォームになり、普通に足をけりだして地面をけって進む走りになりました。
膝や足の筋肉痛は最初やはり出たのですが、元の走りに近づくとそれも気にならなくなり、
ぽつぽつとついている店の明かりなどをみて汗の流れる暑い空気の残るランニングを
楽しみました。お店が開いていると肉を焼いているにおいや料理屋独特の臭いもして
ごみを燃す臭いばかりのこの前までとは違い町の気配も変わっている感じです。
昨日あたりから代行の車も見かけ夜の経済も回転し始めたかのようです。
国会では検事の定年延長という法案の質問があり、ネットでも多くの批判があがったこの
問題に火事場泥棒ではないかという枝野氏の指摘もありました。そんな言葉を使うことなく
もっと問題の本質をただす意見を聞きたいところですが、報道ではこの火事場泥棒という
言葉が目立ち、今まで質疑してきた検事の定年延長を法案で上塗りしてしまうようなこの
態度はもっと根本の話をして正すべきことなのではないでしょうか。
そして検査体制とか実質の感染者の数が少なく見積もられているとかそれを指摘したからと
いって実際の死者数はやはり先進国の中でもずっと低いことは事実であり、安倍首相の
無策とか無能とか連日批判はされているもののその事実を誰も誇りともせず、都市封鎖や
外出禁止などもなくても663人の死者数で済んでいます。米で10万人、英やフランスなどで
3万人とけた違いであり、日本は優秀だという人がいます。しかし、感染源の中国ですら
4000人の死者なのでこれを安倍首相の功績のように言うのはやはりおかしいと思います。
戦後最大の危機などといわれていますが、香港風邪の時には米で400万人が死に日本でも
1000人死んでいます。1968年ですから死者だけで見たら被害はそちらの方がでかかったことに
なります。さらにスペイン風邪の時には世界で数億人死んだといいますから戦後最大の危機は
どうやら当たらないでしょう。
それに過去のパンデミックは一年の中で第一波から第三波まであり、このままコロナも収束とは
いかないでしょう。
それにインフルエンザはその後も様々に型を変え毎年流行っていますが、有効な薬は未だなく
ひとたびまた流行すれば世界人口が激減するパンデミックは今後もまたあり得るのです。
ただ、今回のコロナではそんな致死率が高くなく、ヨーロッパ由来と中国との差でまた今後
変異した新型の流行など温暖化で100年に一度の台風や大雪が増えたのと同じで環境の激化は
今後も続くものと思います。
こんな中でも珈琲のある生活でかろうじて心の平安を保ち、持ちこたえているのでその
ごたごたの中の火事場泥棒はやはり見過ごしてはならないですね。