King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

深煎りの珈琲に

2023年05月31日 16時19分54秒 | 珈琲
トンネル第三シーズンは今までのシリーズからしたら力不足というか物足りない感じで終わりました。本家のbridgeはシーズン4まであるのですがまああの終わりかただともう作られないのでしょう。
でもイギリスの海岸線というのはどうしてあんなに絵になるのかと思ってしまいます。あの景色をみに訪れてみたいと思わせます。にた景色が千葉の銚子にありますがなんで心ひかれるのか解りません。
さて、関東も梅雨入り間近なのでしょうがこの季節はテイカカズラに続き刺激的な香りを出す植物に蛙やらハルゼミやら虫の音も聞こえ蛍も出てくるという季節です。
こんな雨や湿気の時期に飲む珈琲ですがしっかりと深煎りの珈琲はいかがでしょうか。深煎りというとケニアやタンザニア、グアテマラの豆を私は思い浮かべます。どれも腕のない焙煎屋が本来の味も知らず、酸味を消すため深煎りにしてしまうという悪い意味でのよく見かける失敗例のようにしてみられる事象です。
ただ味を消すためや焼きむらを隠すために深煎りにしている焙煎屋は多く、絶妙な止め位置を心得てる心憎い人はまれです。
今は高くなってしまったカフェインレスなんかも焼き工合が試される豆です。
この落ち着かせ処をとらえた豆が今のような微妙な季節に必要なのです。高いケニアとか表情豊なタンザニアとか深煎りのブラジルが梅雨入りのお供です。お試しください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする