King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

the100近未来と近過去

2024年09月08日 14時23分24秒 | 珈琲
朝晩は涼しいものの今だ昼間は36度にもなる9月です。
とはいえ別に秋が待ち遠しいとも感じません。
それとはまた別に私の最近の思惑ともろもろの現象との齟齬はなんとも微妙な違和感をかもしときに感情をビシッビシッと犇めかすのです。
さて、そんな中アマゾンのビデオは相変わらずthe100を見ていて今シーズン5に入りました。
結局マウントマンの最新の設備と物資は使われないまま破壊されなんとももったいない形でマウントマンは排除され共通の敵だった者が滅びると共闘や同盟も裏切りで破綻、誰もさわれない形になり、新たな新天地光の国を探すことになり、その光の国とは人工知能アリーの支配する世界でチップを飲むことで全ての痛みや苦しみから解放されるというもので信者のようにチップを飲むものが増えて行くのです。なんかもっとうまくやってマウントウェザーで全部の部族共用でやっていければそんなチップやら飲まなくてもと思いますが、結局各部族に対抗するのに政治力や外交努力では解決できなくて武力で対抗するしかなく空の民はキャンプで生き残るため100人の選抜をすることになります。しばらくテーマと関係なくこの100は出てこなかったのですが結局生き残る人は生き残りに必要な人を選ぶという過酷な作業を強いられます。結局光の国の人工知能には改良版のアリー2があり、それの流れを汲むのが総統であり、総統はアリー2のチップを首筋に埋めているのです。アリーを止め光の国を停止するクラーク。しかし、このとき地球は原子炉のメルトダウンであと数ヵ月の間しか住めない状況だというのを知らされます。それでもなんとかアリーを止めてアリー2のチップを守るのですが部族の争いは収まらず、空の民の元議長ジャハは民間のシェルターを探しだします。これはボリスのタワーの下にありタワーを支配する氷の国とポリスを支配する森の民をうまく説得しないと行けないのですが結局力による選抜戦になりオクタビアが勝ち残り全ての民で利用することが宣言されます。シェルターにはいることができるのは各部族100人ということでまた100のテーマが現れます。
このとき空の民は370人以上いて公平にくじ引きで入る人を決めるといったんは皆公平にくじによる選抜に納得するのですが、やはり戦って他の部族から勝ち取るべきだという人が現れ結局クラークの作ったリストの人間が選ばれるという結果になります。一方島に残ったレイブンを迎えにいったクラークとベラミー、エモリ、マーフィーですが途中でアウトランダーに襲われ助けた氷の国のエコーと車で助けに来たモンティとハーパーで島に行くものの時間までにポリスに帰ることができないで宇宙ステーションアークに向かうことになります。宇宙船の無線が使えないので電波塔から直接アークに信号を送る役を引き受けたクラークは結局宇宙船出発に間に合わずひとり取り残されます。プライムファイアから6年。クラークはアークと毎日無線連絡をとろうとしますが返事はなく数ヵ月後ポリスのシェルターを目指しますが、タワーが崩れ入り口は埋まってしまい開けられません。それから6年生き残りの少女を発見しオワシスのように緑が残った一角で宇宙船の仲間を無線で呼び掛けて待っていたところ、空から見知らぬ宇宙船が飛来してまだ知らぬ武器を持った人々が降りてきたのです。子供が襲われてその部隊の二人を射殺するクラーク。と、まあここまで見たのですがよくもまあこう過酷な運命が次々と襲いそれでもなんとかしぶとく生きていくということで設定やら科学的整合性には疑問も多々ありますが生き残るためにはとか戦争となればとか色々考えてしまいます。そのなかでも一番気になるのは宇宙に簡単に逃げるほど宇宙は安全かということと核戦争後の世界とメルトダウンした原子炉の汚染後の世界です。核戦争後100年たって原子炉が全てメルトダウンするという設定にも疑問だし、核戦争後国家も文明も消失したあと生き残る人類が弓とか刀で戦う人達になるというのも疑問です。一見マッドマックスの無法の世界のようですが現実にはもっと文化的に資源を確保したり法による秩序が残るものと思うのですが。
さらに日本人として思うのはメルトダウンして5年後はもう人が住める状況になるという設定は安易すぎないかということです。実際広島や長崎では核爆弾投下後黒い雨が降ったといいますがそれを浴びて苦しんで死んだというのはあまりに急激な症状で放射線障害の現実とは違うような気がします。さらに福島の第一原発では広範囲に放射性物質が飛散し事故から13年たった今でも散々除染作業をしても広範囲に立ち入り禁止区域が設定され、原子炉の近くでは数分で死に至るほどの高レベルの放射能が蔓延しているのです。もし全世界の原発がメルトダウンしたら5年で外に出れるようにはならないでしょう。地球は密林や人が住まない荒野や砂漠があり全部が全部汚染されるはずもありません。それに宇宙ステーションでは重力がある設定だったり100年も経つのに宇宙船が飛ばせたり、基地の機械類がメンテナンスもされてないのに電気もコンピューターも動くのはおかしいのです。実際に核攻撃を受けて放射線障害を受けている人がこういう物語を見たらどう感じるのでしょうか。防護服や核シェルターで生き延びる世界より核廃絶を訴えている人にこれはSFで物語だからと済ませるのはあまりに無神経なのではと感じます。米の場合やはり力で支配する。平和とは力で作り征服してのみ訪れると思っているのでしょうか。そう目くじらたてて見ていてはつまらないのでそんな訳ねえよで済まして見続けていますが、やはりアメリカは核は使われるもので核シェルターは必須で宇宙開発も将来のため、AIも世界を変えるためどんどんやっていくということなのでしょう。余計日本人の心とか真の平和とか力による変更以外の道筋とか考えますね。
またまた焙煎後は冷房の部屋に逃げ込んで珈琲と未来のことを考えます。
今日はまたクィーンスマトラでした。
こんな美味しい珈琲が飲める幸せと冷房の部屋で楽しめる環境が続けられるようにしないとだとつくづく思います。
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