前回ベトナムへ行く前から気になっていたベトナムスィーツの「チェー」
前回訪れた時には現地のチェーにはほとほと縁がなくて、ベンタン市場で一度食べれたのみだった。
その時はチェーを作るための道具?をいろいろと市場で仕入れて、帰国後友人とチェーパーティを開いた。
チェーパーティの模様↓
http://blog.goo.ne.jp/rico914/e/c9999bccdf1b7c76e472956c423773e2
チェーというのは一言で言うとベトナム風あんみつのようなもので、あずきやひよこ豆、緑豆などの豆類から蓮の実、タピオカや寒天類、イモ類、フルーツなどを入れたものにクラッシュアイスを入れ、ココナッツミルクなどを掛けたもの。
私にとってチェーの魅力はいろんな食感のものが楽しめること。
もっちり、チュルチュル、プルプル、プリプリというような食感の寒天系の材料がとても豊富なのがうれしい!
今回はいっぱいチェーを食べるぞ!とベトナムに着いた日、まずチェーの店「チェー・ナムボ」を目指したのだがなんとそのお店がなかった・・
代わりに入った近くのココナッツアイスが美味しいお店「kem24」
チェーはお店のメニューにはなかったのだが、残念がっていた私にお店のおじさんはわざわざよそから持ってきてくれて感激!
しかも代金は取ろうとしなかった。申し訳ないので払ったけど、とてもうれしかった。
これは日本のぜんざいにそっくりでアズキに小さな求肥状のものが入っていた温かいタイプのものだった。
シンプルで美味しい!
ホーチミン2日目のお昼、ベンタン市場で食事をしたのでデザートにチェーを。
妙に赤いタピオカやあの緑のゼリーは何だろう~と思いつつ・・
今回はひよこ豆のチェーを頼む。
ひよこ豆とココナッツミルクがすごく合っていて美味しい~
隣はアボガドのシントー。シントーは果物を練乳、氷と一緒にシェイクしたもの。
前回の旅で食べれなかった創業21年チェーの老舗「ブイチスアン」
好きなものを入れて作ってもらった。
ひよこ豆に弾力のある細長い寒天、芋をつぶしたもの、亀ゼリー?、色とりどりのタピオカ。
フエのローカルなチェーのお店「Hem」にて。
夜行ったら、店が閉まってるのか?と思うような暗がりで地元の人はチェーを食べていた。
チェーを選ぶにも暗くて何があるのかわからない状態・・
左は蓮の実のさっぱりしたチェーに、右はいろんなフルーツが入ったチェー。
翌日、昼間に行った時に食べたチェー。
芋系のものをつぶした中にツブツブのタピオカ入り。
席がないくらい大賑わいの「Hem」の店内。
夜はこのまま電気なしの暗闇に・・
ハノイの「チェー・タップ・カム・サイゴン」の店先。
お客は私一人で暇そうにしてたおばさんに、ガイドブックに載っていたこのお店を見せてあげると食い入るようにそのガイドブックを見ていた。
このガイドが気に入ったようで、あやうく本を返してもらえなくなるところ・・
ここでも好きなものを指差して入れてもらったが、私が言ってないものまでどんどん入れられ、氷が入らないくらい山盛りに・・
今回は9日間で6回もチェーを食べる機会に恵まれて大満足!
チェーって豆類に寒天類の繊維質で今流行のヘルシー系スィーツなので日本でもきっとウケると思うのだが、めったに見かけないのが不思議・・