m's diary

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竹炭体験

2008-07-19 | 工場見学・社内見学&子連れイベント


明日からベトナム旅行だというのに応募していた「竹炭体験」が当たったので出かけてしまった。
北千里高校で千里竹の会の方の主催による竹炭焼きが毎月行われているということで今回は出来た竹炭を窯から出す作業と竹を割るなどの作業を体験をさせてもらった。

竹というのは成長が早い上に、まびいていかないと竹林がすぐ荒れてしまうということで、切り出した竹をどんどん竹炭にして活用されているという。





北千里高校の裏はちょうど竹林になっているということで、大阪府下でもこのような活動をしている高校はここだけだそう。

焼きあがって冷めた竹炭を窯から出す作業を一人づつ行った。
炭焼きは大体朝の8時頃から始めて午後3時半くらいまでかかるという。
竹は切ってから2,3ヶ月乾燥させたものを使用し、出来上がりは元の竹の60%~70%くらいになるので窯に詰める時は結構きっちり詰めるそう。

窯には蒸気がパイプを伝って竹酢液も採取できるような装置もつけられている。





次は竹を割る作業を。
これは丸い竹を筒のなかへ入れて上からハンマーで打ち下ろすと見事に竹が五つに分解されるという竹割り専用の道具。





割った後、節の部分が少し出ていると重ねて焼く時にたくさん入らない、ということで節の出ている部分をカットする。





囲炉裏に火が起こされていたので火の好きな息子は木を火の中にくべたり、うちわで扇いだり、火の当番?!を。





その後、竹炭は電気を通すという実験。
そして竹炭にキッチンペーパー、アルミホイルをまいて塩水につけ竹炭電池を作ってみる。
割り箸状の竹炭6本で1ボルトくらいの電気しか流れないそうだが、ランプも光って、オルゴールもかすかに鳴った。

発明王エジソンの電球のフィラメントの材料にも日本の竹、八幡市の竹が使われたのだそう。





最後にお土産に竹炭を頂いた。
竹炭は備長炭に比べて、火にくべたりすると持ちは短いらしいが、吸着力は備長炭の10倍ほどもあるという。

備長炭は、一時はまった時期があって、湿気や臭い、電磁波まで吸着するということで、冷蔵庫や下駄箱、押入れ、テレビなどの電化製品のそば、飲み水を浄化したり、ご飯を炊くのに使ったり・・家中備長炭だらけになったことも。
子どものアトピーがひどかった時には備長炭と塩で下着を洗濯してみたりも・・
竹炭は更に吸着力が強いということで、ご飯を炊くのやお風呂にも使ってみたい。
竹林の整備により切り出された竹がこうして再生されて生かされていくってすばらしい~


明日から9日間、旅行の為、ブログはお休みしたいと思います~




コメント
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