古典ピアノを一通り説明してもらった後は世界の様々な民族の楽器を見せてもらう。
子供達が飽きないようにテンポよく、実演も交えていろいろな楽器を堪能させてもらうことができた。
これはスイスのアルプホルン、実際に見たのは初めてだけどほんとに長い!
長いホルンは収納、携帯に不便だということから、巻いて短くしたのが今のホルンの始まりだそう。
ダブルフラジョレットとというカナリアに音を覚えさせる為に使われた楽器。
実際に触って弾いてみよう、のコーナー。
バイオリンを始め、いろいろな弦楽器が並ぶ。
ガイドをしていただいた方はこの学校のバイオリンの講師だということで、息子も持ち方などを教えてもらっていた。
バイオリンを持つだけでどこかのいいところのお坊ちゃま風に見えるのは気のせい?!
このグラスを並べたようなものもミュージカルグラスという楽器。
手に水をつけてグラスの渕をこすると、きれいな音が。
この楽器の名手はこれでトルコ行進曲も奏でるのだそう。
めちゃくちゃ忙しそうだ・・
スティールバンという、トリニダード・ドバゴのドラム缶で出来た楽器。
1920~40年代、カーニバルのパレードや仮装行列で用いるようになったことがきっかけで発展したそう。
これが意外なほどきれいな音色が出た。
子供達も気に入っていたようだ。
パロ・デ・ジュピアというチリの楽器。
これを縦にすると、中に入った小石が落ちて雨の音のような効果音がさらさらと流れるのだが、その音が結構長く続く。
中はらせん状にでもなってるのか?と思いきや
なんとこの楽器を作るのには中にシロアリを入れて、シロアリに複雑な道を作ってもらうのだそう。
他にもシロアリに作らせる楽器というのは結構あるのだとか。
これはなんと!人骨でできたカン・リンという中国チベット自治区の笛。
大腿骨でできていて、その骨にも細やかな装飾がいろいろと彫り込まれている。
子どもの頭蓋骨で出来た太鼓も見せてもらった;
アフリカの楽器はデザインが面白い!
う~ん、インパクトがあるなあ・・
そしてインドネシアのガムランのセットが豪華絢爛!
同じように見える楽器も同じ音階の音を微妙に変えてあるため、演奏するとよりいっそう音の広がりが出るのだそう。
同じくインドネシアの竹の楽器ジェゴッグまであった。
ジェゴッグは竹の深い音色がきれいだ。
まだまだたくさんの興味深い楽器があって、とても面白い!
ここは又リピートしたくなるくらいいいところだった。