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夏休み最後の日、おじいちゃん、おばあちゃんも一緒にお出かけすることになった。
以前から行ってみたかった、発掘ふれあい館と安藤忠雄建築の狭山池博物館へ訪れることに。
二つともいつもながら入場無料の施設を選んでみたがかなりの充実度に感動!
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発掘ふれあい館では子供たちが以前一度やったことのある勾玉作りがしたいと言うので、子供たちとおばあちゃんと私の4人でチャレンジ。
勾玉作りは材料費だけは実費になるのだが45円~60円と超良心的。
ボランティアガイドさんがついてくれて説明を受けながら体験。
材料は、とりあえず加工がしやすいということでロウ石を選ぶ。
そしてそれを古代人がやっていたように石を用いて削っていく。
ラインどおり削り落としたら角を丸く滑らかに。
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これはトクサを乾燥させたもので、仕上げはこれを使ってきれいに磨く。
このトクサは意外と丈夫でロウ石も結構削れる。
ロウ石は柔らかくてすぐ削ることができるが、以前、翡翠で作られたというガイドさんは、毎晩のように削って二ヶ月ほどもかかったとか・・
現代人はいろいろと忙しくなかなか時間のかかることはできないが、古代の人たちは時間もたっぷりあったので物作りなどには根気よく時間を掛けていたようだ。
最後の磨きが出来上がりの美しさを左右するらしく、雑?な私は、何度もダメ出しをもらいながらやっと色づけへ。
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色づけの前には水で洗いながらサンドペーパーでさらに磨く。
色づけしたい場合は好きな色の中に石をつけて引き上げると完成。
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皆、なかなか、つややかで美しい勾玉に仕上がったかな?
色を薄めにすると、もともとの石の模様が浮かびあがってきてそれも又きれいだ。
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次は「拓本」に挑戦。
拓本というのは土器に描かれてある文様を調べるのに使われる方法だそう。
見た感じの文様より細かい部分がよくわかるという。
好きな土器のかけらを選んで、水をつけ、専用の紙を巻きつけ、余分な水分を綿で取る。
紙が乾いてから、インクを上から乗せていくと文様がくっきりと浮かび上がってきた。
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紙をそっとはがして出来上がり。
家族皆の分を並べて、透明シートのカバーまで掛けてもらった。
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そしてお次は「貝の洗浄」体験へ。
布施駅前の宮ノ下遺跡から出土した約2500年前の貝殻を使って、実際に遺物の洗浄をしてみる。
これは瀬田シジミという貝だそう。
専用のブラシで洗って、好みで貝に色付けを。
2500年前の貝に色をつけてもな・・という感じだが、娘と母は熱心に?色付けしていた。
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他にも材料費40円からできるという信じられない価格の土器作りや土笛作り体験や、火起し体験、竪穴住居パズルなども。
埴輪や銅鐸などを模した土器パズルなどでも遊べる。
もちろん展示室も充実で、午前中いっぱいまで皆で遊んだ。
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敷地内には復元された竪穴式住居も。
茅葺職人の方が作って寄付されたものだそう。
この後は狭山池博物館へ向かった。