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ソウルの旅【ソウルの近代建築】

2009-04-04 | ソウルの旅2009
朝の一人早朝散歩や観光ついでに家族と見たソウルの近代建築。
場所が分からないところは事前に韓国観光公社へ問い合わせ、最寄の地下鉄の駅などを教えて頂いた。




貨幣金融博物館は1912年辰野金吾設計による建物。
日本統治時代は発券銀行であった旧朝鮮銀行本店。
韓国建国後は韓国銀行本店として使われてきた。
朝鮮戦争で焼失した内部は1989年に復元され、2001年から博物館に。

向かいには新世界百貨店や第一銀行第一支店などの近代建築も。





早朝散歩で一度訪れたが、内部も見てみたかったので家族と一緒に再びやってきた。
世界各国の貨幣や模型金庫、お金にまつわるいろいろな展示、美術品のギャラリーなどもあり、子供たちも意外と楽しんでいた。





シャンデリアが豪華な広々とした展示室の大空間。





旧ソウル駅舎は1925年に辰野金吾の門下生塚本靖により設計された。
2003年に駅舎としての役目を終え、今後は博物館への改装が予定されているそう。





明洞聖堂は1898年築の韓国最初の煉瓦造りの教会堂で、国内唯一の純粋ゴシック様式の建物。





静かで厳かな早朝の礼拝堂。









明洞は日本統治下では明治町(現明洞)、本町(現忠武路)、黄金町(現乙支路)と呼ばれ、一番の日本人繁華街だったそう。
当時の名残の近代建築が少数残っている。
1936年築旧明治座(戦後は国立劇場)は外壁のみを残してミョンドン芸術劇場に改装工事中。





徳寿宮キル沿いの貞洞第一教会





同じく徳寿宮キル沿いのソウル市美術館は1928年築の旧最高裁判所庁舎のファサードだけを残して新築された建物。





天道教中央大教堂は1921年辰野金吾の弟子、中村与資平による設計。
外観はセセッション風?な装飾が。









優美なステンドグラス





ソウル大学校病院?まだ奥に医学博物館となってる建物があったようで、
見逃してしまったみたい;





西大門刑務所歴史館は日本統治時代の1908年に日本によって建てられた元刑務所だった建物。
日本政府による残虐な支配ぶりを展示した博物館。
生々しい拷問の様子や展示物、独房の様子を見て、とても重く心苦しい気持ちに・・





赤煉瓦の獄舎は現在修復中だった。


この他に見た近代建築や建物細部の写真は後ほど時系列で綴る予定の旅行記のブログにて。

コメント (12)
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