一日目の泊まりは別府駅前のホテルにした。
別府駅周辺には公衆浴場がよりどりみどりでたくさんあって、私たちの宿泊したビジネスホテルですら天然温泉付。
とりあえず夕食前に行ってみたかった竹瓦温泉へ皆で訪れた。
薄明かりの中に浮かび上がる竹瓦温泉、すばらしく風格の漂うたたずまい・・
明治から続くこちらの温泉の建物は昭和13年に改築されたもので正面は唐破風造の豪華な屋根を持ち
木造の宮造りとなっている。
早速中へ・・
格天井のあるロビーもレトロな風情があってとてもいい感じ。
そして浴場の雰囲気にも驚いた。
昔ながらの公衆浴場の雰囲気そのもののような・・
脱衣所からは浴場が見下ろせ特に仕切りもなく
お寺の欄干のような手摺のある階段を下りると温泉水でいい具合に変色した浴槽がある。
別府温泉のシンボル的な温泉といわれてるくらいなので、観光客向けに内部はもっと近代化してるのかと思いきや・・
昔のままの素朴な雰囲気が残された温泉で感激!
竹瓦温泉には砂蒸し風呂も別料金で入ることができるが、
温泉だけだと入浴料はなんと100円。
朝の散歩であらためてやってきた竹瓦温泉。
こちらは駅前高等温泉。
大正13年に建てられた、ハーフティンンバー様式の洋館温泉。
ここは低料金で宿泊もできるので当初は宿泊も考えたけど、部屋はそれほど多くなく満室で断念・・
明治の中ごろからあったという名湯、寿温泉。
子宝温泉とも言われていて、レトロな洋館二階建てだったそう。
公民館を兼ねた共同浴場だとか。
寿温泉の源泉
こんな細い路地裏を入っていったところにも梅園温泉という共同浴場があった。
まだまだたくさんの温泉はあるようだったけど・・
さぬきうどんのようにそうそう温泉のはしごができるわけもなく、
結局この中で入ったのは竹瓦温泉とホテルの温泉のみだった。