9月の建築講座は岸和田へ。
岸和田にはお屋敷がんこ・五風荘があり、講座の前のランチにと岸和田在住のメンバーの方がその中の洋室を予約してくださった。
岸和田城のすぐそばにある五風荘は、当地の財閥、寺田利吉氏が10年の歳月をかけて造ったといわれる邸宅。
岸和田には9年前に訪れたことがあったようだけど→☆ その頃、五風荘はまだがんこではなく、庭園のみ解放されていた。
純和風の邸宅だと思っていたので、こんな洋室があるとは知らなかった。
この日はこちらのお部屋でランチ。
食事の前後は、皆当然のように写真撮影タイム。
洋室の見どころである暖炉は大理石造りで、装飾的なグリルが入っている。
すぐそばまでテーブルがきてるので、こんな斜めからしか写真が撮れなかったが・・
なんとその後、有志の方々がテーブル、いすをどかしてくれて、
障害物なく暖炉を思い切り撮ることができた。
こう見ると横に長~い暖炉だなあ。
照明もそれぞれ凝っていて、お部屋の天井中央にはステンドグラス入りの素敵な照明がつけられていて、
その周りに4か所、こんな素敵なデザインのシャンデリアがつりさげられている。
暖炉の上部両端につくブラケットはシャンデリアに入っていた模様と同じものが。
お部屋の入口のドアも閉めて写真を撮ってみたり、やや、やりたい放題?な私たち。
照明やこちらの棚などもすべてオリジナルのものが残されている。
こちらの洋室以外にも、蔵のお部屋も見せていただけた。
重厚な蔵の扉はそのまま
蔵は2階建てで、それぞれ個室として使われていて、
重厚な蔵の窓や
古い金庫なども飾り棚として残されていた。
館内のあちらこちらにある陶磁器や絵画なども、収集された見ごたえのあるものばかりで目を楽しませてくれる。、
大広間の欄間も細かな透かし彫り。
花頭窓風の飾り棚も
時間ぎりぎりまで粘り、あちこち写真を撮らせていただき、ゆっくりできた。
イヤな顔せず、最後までいやに丁寧に応対して頂いたお店の方々・・
帰りに玄関で接客コンテスト優勝の賞状をぷにょさんが見つけた。
どうりですばらしい接客ぶりだったんだ~
その後は五風荘のお庭を散策。
2400坪の広大な敷地にはお茶席も3席ある。
しばらくお庭を散策した後は、岸和田の隊長に従い、町歩きに繰り出した。