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北海道の旅2016【小樽の近代建築その三】

2016-09-16 | 北海道の旅2016
北海道の旅がまだ3分の1ほど残っているので戻る。

札幌で泊まった朝はやはり一人早起きして建築巡りへ繰り出した。
昨夕、自転車でなるべく遠くのものは見に行っていたので、大体その内側を歩きで回ることに。
まずは宿泊したホテルヴィブラントオタルの近くから。



濃茶のタイル貼りの外観にレースのようにヒラヒラとテラコッタの装飾がつけられていて、思わずかわいい!
とうなってしまった建物。
昭和6年に建てられた店舗兼住宅だそう。
現在小樽アドバンス倶楽部という吹きガラスなどが体験できる施設になっている。








ほんとにこの天辺の装飾はレースそのもの




昭和6年に建てられた旧越中中屋ホテル
北海道初の洋風ホテルで外国人利用客のための別館だったそう。
現在は閉鎖されていた。





玄関のステンドグラス。
内部にもステンドグラスがちりばめられているそう。





昭和8年建築の小樽商工会議所
外壁や玄関周りは美しく彫刻されている。
ネットがかかっていて修復中?!





こんな石造りの蔵の歯医者さんも。
だいしょう歯科。





大正9年に建てられた旧塚本商店。
呉服屋さんの店舗
現在は後藤商店として活用されている。





明治39年に建てられた梅屋商店





昭和10年に建てられた旧荒田商会の本店事務所。
現在は店舗として利用されている。




昭和8年建築、旧通信電設浜ビル。
レストランや企業が入るテナントビルとなっている。




明治39年に建てられた旧名取高三郎商店。
防火のために立派なうだつが取り付けられている。
現在は大正ガラス館として活用されている。





明治20年建築旧金子元三郎商店。





明治29年建築、岩永時計店
洋風の窓に、瓦屋根に乗る対の鯱と和洋折衷のデザインがおもしろい
現在は小樽オルゴール堂として活用されている。




明治40年建築、小間物雑貨卸の旧久保商店。
現在は喫茶店に。




明治24年建築の旧木村倉庫。
当初は鰊漁場の大規模な石造倉庫だったそう。
現在は北一ガラスの三号館北一ホールとして活用されている。
167個の石油ランプが灯る喫茶店として有名で、かなり惹かれてたのだけど今回は残念ながら行けず。




こちらの北菓楼小樽店も石造蔵を利用したもの。




大正15年建築、旧戸出物産小樽支店。
お土産屋さんに。




明治45年建築の旧共成株式会社。
現在は小樽オルゴール堂。




明治40年建築、小樽聖公会。
下見板貼りのこじんまりとしたかわいい教会。




大正1年建築、小樽の実業家の旧邸、寿原邸。
建物は市が管理運営し、一般公開されていたようだけど、現在は老朽化のため休止中で残念だった。




カラフルな石を使ったつぎはぎ風の門がいいなあ。




昭和12年、東京の料亭の小樽店として建てられた本格的な数寄屋建築の料亭「光亭」
現在は北海製罐の罐友クラブとして活用されているそう。




ここは家族と合流してから移動途中に立ち寄ってもらった。

昭和5年に建てられた薬種売薬の老舗、岡川薬局。
現在はカフェ兼レンタルスペース、ゲストハウスとして活用されている。
ここも入ってみたかったがかなわず。


膨大な量があった小樽の近代建築は、それぞれみんなお店や倉庫、飲食店などへ活用され、
生き生きと輝いていてよかった~
コメント
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