宇治では丸久小山園の抹茶工場見学を予約していた。
ここは以前、家族でも訪れたところで、かなり満足した記憶があったので
外国人のお二人にも、日本的なものの代表としての抹茶のことなどを知ってもらえたらと。
今回は英語でのガイドもお願いしていたので、抹茶ができるまでのスライドを見せてもらった後、
英語のガイドさんに工場内を案内して頂いた。
お茶の葉を育てる行程では、茶園に覆いをするものとしないものとで大きく二つに分かれる。
抹茶など直射日光をさえぎり覆いをして育てられるお茶は渋みが抑えられうまみが加わるという。
最近の覆いはよしずやわらから化学繊維のものに変わってきているそう。
工場内は撮影禁止だったので写真はないけど、皆、興味津々でガイドさんを質問攻め。
茶葉を細かくひいて抹茶にするには、今でも昔ながらの石臼がベストだそうで、石臼の溝の数や角度、回転数などが
細かく決められているそう。また抹茶は光で劣化してしまうので、暗闇の中石臼が回っていた。
工場見学の後はお茶室を見学。
茶道についてもガイドさんは英語でいろいろ解説してくれた。
「一期一会」についての英語での解説が秀逸だったなあと、イラン人のFさんも理解してくれたかなあ。
そして、最後にはお抹茶を自分で立てる体験を。
クリーミーに仕上がったお抹茶を茶団子と一緒に頂いた。
見学には最初500円の金券を一人一枚購入することになっていたので、最後にその金券で売店で
抹茶ソフトとフィナンシェのセットを購入。
抹茶ソフト、濃くて美味しかった~
工場見学の後は宇治の中心部へやってきて、Iさんプランのミッション、平等院鳳凰堂10円玉クッキーをゲットし、
茶団子の有名なお店、稲房へやってきて茶団子もゲット。
店内のしつらえがいい感じ。
ガラスのお菓子入れもレトロで可愛いなあ。
蓋がめちゃ重かった。
工場出た後からあいにくの雨で、なんとか宇治橋と一緒に記念撮影を果たし、
その後、よさげな古民家喫茶ロバでお茶する予定だったけど、結構遠そうだったので断念・・
そして家路についた。
この日は雨ながらIさんの運転のおかげでラクラク伏見&宇治を満喫できた~ありがとう!!