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国立京都国際会館見学その二

2017-07-02 | 建築巡り・街歩き【京都】

ロビーを見学した後は、国内唯一の国連方式国際会議場、メインホールへ。

4階まで吹き抜けの天井は高さ15mあり、200か国分の席が用意されている。

 

 

天井には大きな円形の銀天板が設置されていて、プラネタリウムの星をイメージしたものだそう。

真ん中の何かの機材めいたものも飾りなのだとか。

 

 

メインホールの象徴的デザインである台背面のオブジェ。

 

 

20種類のアルミ鋳物を全て異なる角度に設置し、照明の演出に効果を与えているのだそう。

 

 

舞台から見て前方の白いシートは200か国が一堂に着席できるというスペース。

後方のグレーの席は記者席となっている。

 

 

 

 

2階の窓が見えるところは同時通訳ブースとなっていて、同時に8か国の通訳が可能なのだとか。

 

 

そしてVIPルームにやってきた。

各国の要人が集うVIPルームは木に囲まれた落ち着く空間で意外とシンプル。

天井は桐を前面に用いた格天井

 

 

天皇陛下や最近ではダライラマ14世がこのVIPルームに来られたとか。

ダライラマが座ったかもしれない椅子に座らせていただく。

う~ん、快適な座り心地・・

 

 

窓からの景色は最もいい部屋だそう。

 

 

Room A は、政府間、国際機関会議に利用される会議場。

馬蹄型やシアター形式など多様な座席配置が可能だそう。

 

 

天井飾り 

 

 

ロビーのあちらこちらには有名な美術作品もいくつかあり、

こちらは篠田桃江作の「展開」という作品だそう。

 

 

 2階にもステンドグラスがあり、ステンドグラス前の照明も天井に映る影と共に美しい。

 

 

 

 

 

 

アルミの折り紙風の照明のバリエーションが豊富で楽しいなあ。

 

 

こちらの壁面には石を用いたオブジェ

 

 

 

 

鋳物のすだれのようなオブジェも 

 

 庭園は宝ヶ池周辺の山々と幸が池、池にかかる八つ橋が一体となって、

豊かな自然に包まれていて、最大3000名のガーデンパーティなどにも対応してるそう。

能などの伝統芸能の舞台としても使用されているのだとか。

 

 

今月もこの庭園で誰でも参加可能なガーデンパーティが開かれる予定だそう。

 

 

 

 

 

ここで一通り見学ツアーが終了。

50年前に建てられたとは思えないような新しい感じのする

デザイン性豊かで美しい建物を堪能することができた。

 

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