ロビーを見学した後は、国内唯一の国連方式国際会議場、メインホールへ。
4階まで吹き抜けの天井は高さ15mあり、200か国分の席が用意されている。
天井には大きな円形の銀天板が設置されていて、プラネタリウムの星をイメージしたものだそう。
真ん中の何かの機材めいたものも飾りなのだとか。
メインホールの象徴的デザインである台背面のオブジェ。
20種類のアルミ鋳物を全て異なる角度に設置し、照明の演出に効果を与えているのだそう。
舞台から見て前方の白いシートは200か国が一堂に着席できるというスペース。
後方のグレーの席は記者席となっている。
2階の窓が見えるところは同時通訳ブースとなっていて、同時に8か国の通訳が可能なのだとか。
そしてVIPルームにやってきた。
各国の要人が集うVIPルームは木に囲まれた落ち着く空間で意外とシンプル。
天井は桐を前面に用いた格天井
天皇陛下や最近ではダライラマ14世がこのVIPルームに来られたとか。
ダライラマが座ったかもしれない椅子に座らせていただく。
う~ん、快適な座り心地・・
窓からの景色は最もいい部屋だそう。
Room A は、政府間、国際機関会議に利用される会議場。
馬蹄型やシアター形式など多様な座席配置が可能だそう。
天井飾り
ロビーのあちらこちらには有名な美術作品もいくつかあり、
こちらは篠田桃江作の「展開」という作品だそう。
2階にもステンドグラスがあり、ステンドグラス前の照明も天井に映る影と共に美しい。
アルミの折り紙風の照明のバリエーションが豊富で楽しいなあ。
こちらの壁面には石を用いたオブジェ
鋳物のすだれのようなオブジェも
庭園は宝ヶ池周辺の山々と幸が池、池にかかる八つ橋が一体となって、
豊かな自然に包まれていて、最大3000名のガーデンパーティなどにも対応してるそう。
能などの伝統芸能の舞台としても使用されているのだとか。
今月もこの庭園で誰でも参加可能なガーデンパーティが開かれる予定だそう。
ここで一通り見学ツアーが終了。
50年前に建てられたとは思えないような新しい感じのする
デザイン性豊かで美しい建物を堪能することができた。