毎月の建築巡り講座でお世話になってる川島先生の金沢での現地講座が週末にあったので、それに参加し、
せっかくなので1泊して金沢の建築巡りを楽しんできた。
5年前に家族で来た時、建築は早朝自転車で2時間巡ったのみだったので、今回はリベンジ・・
講座当日は異常な暑さに見舞われ、ふらふらになりながらも講座終了後は長町武家屋敷界隈まで足をのばし、
野村家や聖霊病院、玉川図書館、更に片町、新堅町までウォーキング。
翌日は全く予定してなかった豪雨の中、石引、飛梅、宝町を歩いて、成巽閣からの周辺の近代建築巡り、
移動して石坂遊楽園、更に移動して東茶屋街の2軒のお茶屋見学、からの周辺建築巡り
と、時折激しく降る豪雨の中、まるで修行僧のように建築を求めて歩き続けた;
さすがに疲れたけど充実感いっぱいの二日間だった~
講座でまず向かったのは紙問屋を営む中島商店。
ここは昭和7年に村野藤吾設計により建てられたもの。
内部は残念ながら掲載禁止なので外観だけ・・
印象的だったのは緩やかに膨らみを持たせたベニヤ板の壁に囲まれた2階応接室で
壁に入れられた大胆な寄木の模様や家具や照明も村野藤吾のトータルコーディネイトで素敵な空間だった。
後、アールに張り出したガラスブロックに囲まれた階段室も。
こちらは建物前に入れられたガラスブロック。
地下室の明かりとりになってた。
見学は2班に分かれてだったので、時間まで近くをうろうろ
かわいい尖塔アーチ窓が並ぶビルの1階
窓の下はタイル!
和館にピンクの外壁の洋館が隣接した谷庄古美術店。
アーチ窓の上部や窓周りには細やかな装飾が入れられてた。
お昼ご飯はごった返す近江町市場の中の穴場?な定食屋さんへ行って焼き魚の定食を食べ、
さっき散策中に見つけた純喫茶でお茶をしようと、先を急ぐ。
市場の中にところどころに置いてある氷柱が涼し気で・・横を通る度についつい触ってしまう。
市場の中の和菓子屋では思わず立ち止まり、物色・・
金沢では安倍川餅は青いきなこだそう。ちょっと見た目も涼し気。
そして名物のささげ餅。
これはお餅の周りにあずきがびっしり貼り付いていて、甘くない塩味のまんじゅう。
これらをお茶しながら皆で食べよう。
看板が可愛かった純喫茶「チャルダ」へやって来た。
店主さんのお話によると35年前からされてる金沢でも最も古い喫茶店だと。
「チャルダ」はハンガリー語で「みんなが集まる場所」とのこと。
カウンター前にいた2匹のカメが可愛くて、
カメの話に聞き入ってるうちに、
なんと集合時間の5分前になってた!
このチョコレートドリンク、かなり美味しかったのに一気に飲み干す羽目に;
そしてダッシュで集合場所へ・・