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岐阜・タイル巡り【福寿美旅館その二】

2018-09-26 | 建築巡り・街歩き【愛知・岐阜】

福寿美旅館の続き、2階の奥にはこんなキラキラ洗面所が!

 

 

ミラー風のタイルとキラキラタイルが市松状に一面に貼られていて壮観!

細部を見ると和風な造りの洗面台。

 

 

シンク部分は白とえんじ色のモザイクタイルに

 

 

玉石タイルがびっしりと。

 

 

このコーナーに設けられた石けん台が可愛過ぎる~。

 

 

更にその奥の扉を開けると、

トイレの中もキラキラで埋め尽くされてた~

めちゃめちゃ落ち着かなさそうなトイレ。

しかしミラー効果か、省スペースでも狭さを感じさせない・・

 

 

そしてこちらの客室にはいい感じの自然木のうねりが生かされた楕円窓が廊下との間の壁に入っている。

 

 

客室側から見たシルエットも素敵。

 

 

豪華な内装の客室には金箔地に鶴と松の襖絵が。

 

 

螺鈿で装飾された襖もあった。

 

 

釘隠しはなんと虎。

大き目の存在感のあるもの。

 

 

金のひょうたんも。

 

 

鶴。

 

 

欄間には鶴と松のモチーフが透かし彫りで入れられてた。

  

 

階段の柱には擬宝珠がついていて

 

 

きらきら光る装飾は螺鈿?

 

 

階段を下から見上げたところ。

 

 

階段ホールにつく照明

 

 

 

廊下の壁に付く照明もブルーがきれい。

 

 

そして3階へ。

廊下のガラス窓には竹と雀が愛らしい。

 

 

3階の大広間も凝りに凝っていた。

 

 

朱塗りの階段が付いた舞台が設えられていて、

 

 

舞台の天井など、見えない部分にまでこの装飾。

 

 

寄木貼りの天井に更に絵が描かれたこんな天井初めて見た。

 

 

 

 

 

 

 

照明は洋風のシャンデリアに

 

 

個性の強い迫力あり過ぎる床の間

 

 

床板の厚みが半端なく、節の存在感も際立つ

 

 

隣にそびえる床柱も、虎の釘隠しも強烈な個性を放ってる。

 

 

こんなところに富士山も~

 

 

 

 

福寿美旅館をパーフェクトに堪能~!

地階のボイラー室が再起不能となり、旅館は閉館ということになってしまったけど

2階より上は本当に無傷で、楽しい意匠が満載のすばらしい旅館だった。

それだけに本当にもったいない。

無念・・

見学をさせて頂きありがとうございました。

 

 

コメント
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