次に目指したのは、ブダペスト動物園。
バスの乗り継ぎ時、ついに大雨が降ってきた!
近くにあった売店に駆け込む。
朝ごはんに、ちょうどパンが売っていたので、購入して、
雨宿りの間に食べた。それがめちゃ美味しくて感激。
コンビニのような小さな売店なのだけど、パンは焼きたてのものをパン屋さんか運んできてるみたいで、種類も豊富。
2種類のパンを食べたのだけど、二つとも当たりだった~
売店の前は小学校のようで、建物も陶製屋根が乗っていて、
壁画も可愛い。
しかし雨がキツ過ぎてうまく撮れず。
なんとかバスを乗り継いで、駅から更に歩き、やっとブダペスト動物園に到着。
小学校の遠足かなあ?!カラフルなレインコートを着た子供たちが集合してる。こんな雨の日に気の毒だなあと思いつつ。
ブダペスト動物園は1866年に開園、世界最初の動物園のひとつだそう。
建物は1912年以降に再建されたもので、
園内には、ジョルナイのタイルがいくつか使用されている。
こちらの動物園の正門もそう。
入口の門は、尖塔アーチにドーム屋根。
アーチには、モザイクタイルで、羽を広げた鶴のような鳥や植物が描かれている。
アーチの上にはシロクマのレリーフ。
モザイクは、ヤシの木やサボテン、オレンジの木も。
モザイクの内側にはキツネやフクロウのような動物の顔もついていた。
アーチの両側の土台には象がいて、動物尽くしの門が楽しい。
象と象の間にはこんな感じで、象使いもいた。
こちらは門の両脇にあるチケットブース。
ここには何かを手に持ったサルが座ってる。
チケットを購入して中へ。
雨の中、カバが優雅に泳いでる。
こちらは象とカバ舎がある建物。
イスラム風?というのか?不思議な形の建物で塔も立つ。
屋根瓦は陶製で、ジョルナイのもの。
ウロコ状で、ライトブルーの発色が美しい。
ギザギザした軒飾りのデザイン、持ち送りや扉のデザインも面白い。
キノコのような形の窓。
ステンドグラスの入った丸窓、窓の周りはエオシン釉のようなセラミックタイルが貼られている。
そしてこちらのアーチに沿って貼られているタイルもジョルナイ製。
緑がかったレリーフタイルには、ジャングルっぽい背景にカバや恐竜などが描かれている。
武器を持った人とカバ、、あまりフレンドリーな雰囲気ではない;
こちらのメインの扉のデザインも凝っていて素敵だった。
岩の上にリアルなカバのオブジェ。
こちらは象舎の入口になるようだけど、トラックが横付けされて何かの作業中のよう。
残念ながらこの日は中には入れなかった。
イスラムのモスクのようなドームのような園舎、
中が見たかった。。
こんなところにも象の頭がついている。
入口付近だけ見せてもらったが、
アーチ上部には陶製の巨大な象の頭が付けられてる。
鼻に刻まれた皺などがリアル。
アーチのレリーフは、先ほどの扉周りと同じデザインのようだったが、釉薬の色味が少し変わってた。
サイとサル?
恐竜同士も
建物をよくみると、高いところのドーム屋根周りなども、動物の顔などで
彩られている。
奥の方に見える柱の柱頭にも象がいた。
動物園ならではの楽しい建物。
そして実物の象にも会えた。
この水場で遊んでいるのは親子の象のよう。
親子の象の様子があまりに可愛くてほほえましい。
子象がお母さんの背中に乗っかってる~
めちゃめちゃサービスショット連発で、、
見てるのは、私だけだったのがもったいない~
水の中に沈むお母さんの上に乗ってる子象。
象たちよ、可愛い姿を見せてくれてありがとう~
こちらは、何の園舎だったのか?失念してしまったが、
入口も特徴のある形で、石造りの下部、三角アーチ?ラインに沿って
二等辺三角形のタイルが交互に向きをを変えて貼られてる。
何かの記号のような文様が入ったタイルは、エオシン釉の輝きがあった。
縦長窓のある壁面には、四角垂の形のタイルが虹色の輝きを放っていた。
このサルの頭のついたドアハンドルも可愛い。。
売店があったのだが、タイルがちらりと見えたので駆け寄る。
円形の建物の下部が、タイル貼りに。
グリーンの発色のきれいなタイルがカウンター下全面に貼られていた。
そして、窓と窓の間の壁面には、こんな鳥と文様の木彫りが施されていた。
手が込んでいてかわいい。
とりあえず、タイル使用物件はチェックできたかなあと、、
雨もかなりきつかったのでそろそろ動物園から退散することに。
駅へ行く途中に出会った、装飾が素敵な建物。
バルコニー周りも。