m's diary

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ハンガリー&チェコの建築&タイル旅2023【市民会館のレストラン&スメタナホール】

2023-08-24 | ハンガリー&チェコのタイル&建築旅2023

市民会館の続き・・地下のタイル回廊に誘われ、レストランへやってきた。
レストランというか、ビアホールのよう。
後ほどコンサート後、夜に覗いた時には賑わっていたが、お昼を過ぎた時間は
一組しかお客さんがおらず、見学するにはちょうどよかった。


広々としたホールは、ブルーのタイルに覆われた壁面、ステンドグラスに囲まれた美しいアール・ヌーヴォーの空間。


連続するアーチ窓に入るステンドグラス。


やや濃淡のある透明感のあるブルーのタイルが美しい。


ビールにちなんだ内装が施されているようで、
ステンドグラスの中央のデザインは麦の穂がモチーフのよう。


アーチの壁面一面にはモザイクタイル画もあって、
農村の風景が描かれているようだ。



1ピースが大きな陶片のようで、、これはモザイク画というのか?タイル画というのか?


洋服掛けもおしゃれ。


照明。


ブルーのタイルを縁取るように貼られているレリーフタイルは、何かの実のようで、


形的にはブルーベリーぽく見えるのだけど・・カラフルな色使い。





モザイクタイル画が貼られた面と反対側は、舞台のように一段高くなった
スペースがあり、突き当りにもステンドグラス。
音楽の演奏も行われてるようなので、客席と舞台の共用のスペースなのかも。



その舞台の両脇にはタイルの柱があって、女性と男性のモザイクタイル画が貼られてた。





アーチの中央には、アール・ヌーヴォーな時計。


階段の柱や、腰壁、椅子などには民族調の木彫りの装飾も入ってる。




出入口にも


タイルとステンドグラス、木彫とが融合したビアホールらしい素敵空間だった。



市民会館には、入口入って両脇にもレストランがある。


向かって右のレストラン。
縦長の大きな窓から明るい光が入り、奥にはモザイクタイル画ぽいものが掛けられている。
後ほど改めて、お茶しに来たいと思っていたが、叶わず。





壁面の装飾も優雅な曲線を描く。


入口の扉には、結霜ガラス?!
チェコで結霜ガラスが見れるとは思ってなかった~



天井装飾
セセッション風。


向かって左のレストラン。
入口のステンドグラス。
こちらも下部のガラスは結霜ガラスのようだった。


天井照明は、天井に反射する光も美しい。





向かって左のレストラン。
こちらは、少しカジュアルな雰囲気で、右側とは内装も違っていて又素敵。




シャンデリアのガラスの房が豪華。
ボヘミアングラスかなあ。



ここからは、夜にコンサートへ、再び訪れた時に撮ったもの。
ここはチケットがなければ立入禁止。



赤っぽい大理石と金色のレリーフに囲まれたエレベーターホール。






階段ホールにはステンドグラスも。


クラゲのような照明が面白い。


スメタナホール前のホワイエへ。



閉演前後も多くのお客さんでにぎわっていたホワイエ。


透明のステンドグラスに真鍮の時計が映える。


三角形のベースに植物の葉のレリーフがあしらわれた照明。


そして、この日のコンサート会場のスメタナホールへ。
1200人収容可能なホールは、お客さんでほぼ満席のよう。


天井を見上げると、楕円形のガラスのトップライトから、光が入る。
この時期、夜の8時~9時くらいまで外は明るかったので・・





ホールの内装は、スメタナやドヴォルザークなど著名な作曲家の曲のモチーフなどが彫刻され、描かれているという。



細部も美しい装飾で覆われていた。


できることなら、スメタナホールで、スメタナのモルダウが聴きたかったのだけど、
この日のコンサートは、ドボルザークの交響曲第9番ホ短調「新世界より」だった。



一日中歩き回って疲労困憊してたので、途中意識朦朧となったり、
覚醒したりを繰り返しつつ、コンサートを堪能。

コメント
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