インペリアルホテルのカフェで休憩できなかったので、
もうひとつ行きたかったホテルパリのカフェへ訪れることに。
1904年に建てられたネオ・ゴシック様式の外観、
内装は、アール・ヌーヴォーで装飾されている。
その昔、1996年、2度目にプラハへ訪れた時に、憧れだったホテルパリに宿泊したことが思い出される。
今回宿泊は叶わなかったが、カフェにはいきたいなあと。
まずはホテルの方の入口。
世界各国の国旗がずらり並ぶ。
日本の国旗はないなあ。
アール・ヌーヴォーの曲線を描く庇の持ち送り。
入口のアーチ、これは、モザイクタイルで、装飾されていて、
とても細かなモザイク片で、壺や花々などが描かれていた。
エントランスホールへ入ると、まず正面の階段が目に飛び込んでくる。
床面は大理石モザイク。
このシャンデリアも雰囲気もいいなあ。
アール・ヌーヴォーというか、セセッション風というか?
大理石の階段ホールには、絨毯が敷かれ、
手すりは、アイアンワークが華麗で、吊り手すり?というのか、軽やかでとても美しい。
パイナップルのような形のモチーフ。
何かの蕾?松かさだろうか?
ホテルのフロント。
ロビーの先はカフェに通じている。
エレベーター。
そしてホテルパリ内のトニーズカフェへ。
1930年代をイメージしたというアール・ヌーヴォー様式の店内。
壁面や柱に巡らされる深いブルーのモザイクタイル装飾。
このブルーの色が美しいなあ。
上部と下部に帯状にモチーフが入れられている。
モザイクの色に合わせたブルーの椅子も素敵。
お昼過ぎのゆったりした時間帯だったので、お茶しながら
この後の行程を練りつつ、しばし休息。
ショーケース上の長い顔の男女の像がインパクトあり、
奥にはバーカウンターもあって、スフィンクスのような像も両脇に鎮座していた。
小休止した後は、更に町歩きに繰り出す。