鄭家屋敷は1869年から1881年にかけて建てられた中国の文豪、鄭觀應の邸宅。
中国伝統様式の中に西洋装飾が取り入れられた総部屋数60以上あるマカオで最大規模のお屋敷。
門を入ると離れの居室が並び、その奥には門楼、
そして2棟の母屋が並ぶ。
奥行き120mほどもあるという。
母屋の前庭
2階の窓上の外壁には細やかでカラフルな花や鳥を描いたレリーフ。
母屋入口から透かし彫りの格子窓が美しい
透かし模様の中に桃
中国式の欄間が本当に美しい
照明との天井の漆喰装飾は西洋風
2階の大広間も圧巻の空間だった
高い天井にはむき出しの屋根瓦と梁が見える
2階回廊の窓
回廊が囲む中庭
中庭を囲む回廊内
こちらは塀に取り入れられていた瓦の装飾
瓦の反りを利用して花模様が作り出されてた
部屋の入口には全てこんな透かし欄間が入れられていて、美しさと風通しの良さも兼ね備えているのか
どの部屋もオープンな雰囲気だった。
入口近くにあったショップの中にも古い建具がコレクションされてた。
入口に置かれてた水盤にはこんな可愛いピンク色の蓮が花開いてた。
鄭家屋敷、見ごたえあり、細やかで優雅な欄間や装飾に酔いしれたひとときだった。