m's diary

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自由研究で石鹸作り

2011-08-16 | クラフト&木工


夏休みの自由研究に娘が石けん作りをしたいと言い出した。
手作り石けんといえばずいぶん前にはまって、一時は家で使う石けんは全て手作りでまかなっていたことがあったけどここ数年すっかり石けんのことを忘れてた。
石けん作りの道具や材料は保存していたので久々それらをひっぱり出して、
当時参考にしていた石けん界のカリスマ?!前田京子の手作りせっけんの本を借りてきた。





もうすっかり段取りを忘れてしまっていたので、マニュアルを熟読・・
中でも苛性ソーダの取り扱いは要注意なので、マニュアル通りに子どもたちにゴーグルに手袋、マスクと重装備させて
まずは苛性ソーダを計りとった。





苛性ソーダは皮膚に触れるとやけどを起こし、目に入ると失明、吸い込むと喉や気管支の粘膜が焼けることもあるという危険物質。
子どもたちにはさせない方がよいのか考えたが、もう5年生なのでチャレンジさせることに。
危険性を説明し、精製水で溶かすところなどより危険な箇所は手伝うことにして作業を行った。





精製水で溶かした苛性ソーダは温度が上がってくるので、水で冷やし、
オリーブオイルとココナッツオイル、パーム油を混ぜたものは湯煎にかけ、
二つの温度が38~40になった時に油と苛性ソーダを合わせる。





あらかじめ苛性ソーダが入ったびんのふたに小さな穴を開けた物を用意して、
かきまぜながら合わせていく。





合わせて20分はひたすら素早くかき混ぜる。
20分一人で混ぜるのは辛いので、3人で交代して混ぜた。
この時よくかき混ぜることで後でどんどん「けん化」がすすんでいくのだ。





かき混ぜた後は半日から一日放置しておくのだけど・・
しばらくして様子を見てみたら、もうかなり固まりかけてる~
気温がかなり高いからか早い!





慌てて牛乳パックで作った型に流し込んだ。





こうしてる間にもどんどん「けん化」がすすむせっけんのタネ。
熱を発しているので温かい。
これを発砲スチロールの保温箱に入れて一日寝かした。

これで出来上がり?かと思いきや、まだまだせっけんへの道のりは長いのだ~
型から出せるくらいに中身が固まるまで最低1日から1週間、更に型から出して切り分けてから4週間ほどの熟成期間が必要。

ここまできて私は熟成期間のことをすっかり忘れてたことに気付いた!
今から4週間もかかったら夏休みの宿題提出に間に合わないやん~~













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