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舞子ホテル

2019-08-13 | 純喫茶&リノベカフェなど

先日、建築仲間の方々と「舞子ホテルでランチ&見学後、旧木下家住宅見学からの須磨観光ハウスでお茶」の

スペシャルツアー?!を決行してきた。

舞子ホテルは、大正8年、日下部汽船のオーナー、日下部久太郎氏の迎賓館として建てられた建物。

昭和17年頃から、ホテルの営業を始め、終戦後の米軍接収時代を経て、

昭和38年より山陽電鉄が経営を引き継ぎ、現在に至っているそう。

 

 

玄関ポーチには海に浮かぶ帆船、浜辺には松など神戸らしい海側の風景と、

 

 

 

 

向かいのステンドグラスには木々や山の風景が描かれていて、海と山に囲まれた神戸の風景を表わしているのかも。

 

 

エントランスホールは折り上げ天井にシャンデリアが下がる。

  

 

下から見上げたシャンデリア。

真ん中のは三角柱のガラス棒が連なった傘が可愛い。

 

 

正面扉のステンドグラス。

 

 

 

 

グレーの大理石の柱、柱と一体となったような重厚なカーテンをくぐると、

 

 

一本の木から彫り出したというふくろうの浮彫がされた階段親柱と

 

 

柱の天辺には、ステンドグラスの照明。

 

 

応接室

 

 

大理石のマントルピース。

 

 

応接室の奥には半円状に張り出したボウウィンドウに沿って設置されたソファが居心地よさそう。

 

 

寄木貼りの床に

 

 

格天井から下がる優雅なシャンデリア。

 

 

 

 

当時シンガポール等から自社の船舶で運んだという家具は彫り物がびっしりで重厚感たっぷり。

 

 

トイレのドア入れられた丸窓には海に浮かぶ船が描かれていた。

 

 

ランチは大広間にて。

 

 

窓の外は小川治兵衛による日本庭園が広がる。

 

 

 

 

 

天井は鳳凰が描かれた豪華な折り上げ格天井。

 

 

鶴のレリーフが彫られた欄間

  

 

書院の欄間は細やかな組子細工。 

 

 

ランチコースはサービスのオリジナルカクテル付き。

各自で選んだ色とりどりのカクテルがきれいだった。

 

 

メインのポーク。

 

 

デザートの葡萄と赤しそのクレームダンジュも美味しくて、満足のランチタイムが過ごせた。

 

 

食後は更に館内を案内して頂けた。

エントランスホールのステンドグラスのはまった扉を開けると

 

 

洋から和へ一転。

 

 

中庭に面して新館と本館を結ぶ渡り廊下がはしる。

 

 

途中で折れ曲がる廊下は雰囲気たっぷり。

 

 

新館のエントラスの天井

 

 

大広間に続て、広いお部屋、桐の間。

オーナーの日下部氏の書斎として使用されていたとか。

書斎にしては、広い・・

 

 

お庭の眺めはこの部屋からが一番だそう。

 

 

欄間には丸くくりぬかれた中に花々や木々の透かし彫りが入る。

 

 

 

 

 

 

書院の欄間なども凝ってる。

 

 

 

 

 

舟底天井の廊下。

 

 

蔵を改装したスペースは式場として使われているとか。

なるほど、雰囲気はぴったり。

 

 

新館の玄関

 

 

日本庭園側から旧館を望む。

 

 

 

 

洋館の外観も一部見え隠れ。

この日は洋館の2階は使用中とのことで見せて頂くことはできなかったけど、

10年前に家族で訪れた時に、見せて頂いてた(すっかり忘れてた)・・→後半部分

この後は旧木下家住宅へ向かった。

 


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