5年前に訪れたことのあった多治見市笠原にあるモザイク浪漫館へ再び訪れてきた。
5年前に訪れた時に、モザイク浪漫館をいずれはきちんとした美術館にするとお伺いしてたので
そろそろできてないかなあ?というのと、うちの庭をガウディ風にするのに陶片やタイル片などなど
産地で大量に手に入れることはできないだろうか~?と・・
約束の時間をやや過ぎて到着すると館長さんが待っていてくれていた。
なつかしい~タイルの館。
でもあれから5年も経ったとは思えない。
ちなみに5年前の旅行記↓
瀬戸・多治見・常滑やきもの三昧?の旅②【モザイク浪漫館】
さすがに館内のレイアウトもやや変わってる。
平成28年にオープン予定の新モザイク浪漫館?に向けて館内のタイルを整理中なのだとか。
色とりどりの豆タイルのカウンター、かわいいなあ~
館長さんが今計画中の新美術館の設計図を見せてくださった。
設計は藤森(照信)先生だそう。
小高い山のような建物は地表には木々が植わり、建物は山の内部に隠れた感じになってるようだ。
この辺りののどかな町並みに溶け込むような自然と一体化した素敵なデザイン!
古い貼盤にセットされたタイルがたくさん積み上げられてる。
藤森先生から昔の貼盤を使っての展示方法のアイディアをいただいたとのこと。
以前は無造作に飾られていた貴重なタイルは防犯面を考えて今はもう仕舞われてるという。
たしかにこの建物では物騒だ。
今ではもう製造されてないタイルの見本。
今もあれば、ぜひ欲しい、と思ってしまうタイルがいろいろ。
タイルの天板?コレクション。
タイルの浴槽はA型、B型、C型とあって、この途中に台が付いているのはC型浴槽だそう。
これは大きな置時計の足元に貼られていたタイル部分。
内側部分が土壁だとはがした後にボロボロ崩れてくるから保存が大変と言われてた。
この横にも土壁ごとはがされたタイルが崩れかけ状態で展示されてた。
外に出ると無造作に置かれた昔の洗面台が。
うちの庭の立水洗の受け皿用に補修して使いたい~と思ったが、
さすがに売ってはもらえなかった。
最近ではタイルの洗面台の需要が結構あるようで、この辺りでもタイル洗面台を作ってネット販売する業者が
3社もでき、この浪漫館にも業者が参考に見に来られたとか。
タイルは今、リバイバル傾向にあるのだろうか~?
こっちは途中で割れてしまってるのが惜しいけど、いろんな色、形のタイルがかわいい洗面台。
館長さんには5年前に訪れた時の浪漫館をブログへ載せさせて頂いたんです、と
言ってみたが「そう~」とほぼ興味なさそう;
それでタイルが好きで、自分でもいくつか作ってみたんです、と作ったタイルの写真コピーを見せたら
「もらっていい?」とコピーをもらってくださった;
やはりこちらにはタイル好きな人が集まってくるようで、今度タイルの本を出される方がいる、
とその方が撮られた写真なども見せてくださった。
その中にはお宝タイルスポットもいろいろ・・また今度探して行かないと!
更にはこの近くにもお宝スポットがあり、個人で行くには分かりにくいから連れていってあげると。
やった~!
も一つの目的、産地で廃棄処分になるような格安タイルや陶片などを手に入れる・・これはこの日も会社が休みの休日だし、それはなかなかない!
と言われてしまったが。
この後、館長さんにはお宝タイルスポット、土岐市の駄知町というところへタイルツアー?!に連れていってもらったのだった。