m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

信州秋の旅2014【片倉館】

2014-11-13 | 信州秋の旅2014


信州秋の旅2014は片倉館から始まった。
片倉館は3年前に一度訪れたことがあって、建物にも温泉にも感動したのだけど、
片倉館の詳細についてはその時のブログにて→長野の旅2011【上諏訪温泉・片倉館】





今回は以前には非公開で見ることができなかった会館棟が5名以上の予約で見学することができるということで
15時半に予約していた私たち。
連休なので道が混んでいたらはたして時間内に着くんだろうか~
という心配もあったのだけど、7時半に本町を出発した私たちは渋滞に合うこともなく、スムーズな運転のおかげで
なんと13時半には片倉館に到着。









まずは片倉館2階の食堂で遅い昼食。
食堂兼休憩室となっているこちらのお部屋は100人以上が座れるという大広間。
印象的な柱は中世をイメージして入れられたものだそうで、
気軽な食堂の雰囲気とのギャップがおもしろい。





柱の装飾。





15時半の見学までにはまだ時間が十分あったので、食事をとりつつ、各自館内やテラスからの景色を
写真に収める。
その後、小一時間ほど上諏訪の近代建築を皆で探訪。
(ムダのない時間配分にスムーズな予定の進行にチームワークを発揮?!)





そして15時半から会館の見学が始まった。
浴場棟と同じく森山松之助設計により昭和3年に建てられた娯楽・文化交流を目的とした会館棟。





片倉館を正確に再現したジオラマはなんと300万円かけて製作されたもの。





外観はスクラッチタイル貼りの洋風建築だけれど、内部は1階は和室の座敷が並び、2階には204畳の畳敷きの大広間がある。





大広間には余分な柱は入れず吊り天井になっていて広い空間に見せる工夫がされている。
舞台側半分の上座の方は折上げ格天井と、区切りが付けられている。





和洋折衷風なデザインの照明。

他にも柱の中に照明の配線が隠されていて、すっきりと見える工夫がされていたり
木製の上げ下げ二重窓は上下どこでも止まる仕組みになっていたりと
建物のあちらこちらには細やかな配慮がなされていた。





一階のお茶室として使われているお座敷。





欄間の模様は洋風な雰囲気も。





敷地内では紅葉も始まっていて、雨模様にもかかわらず特にこの銀杏の葉の黄色が鮮やかで美しかった。
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パンケーキの会

2014-11-12 | 異食文化の会


久々の異食文化の会で、我が家にてパンケーキの会を催した。
パンケーキブーム、ピークはもう過ぎ去ってしまったかもしれないけど?
各自いろいろと検索、研究をして一押し?のパンケーキを持ち寄った。





これは自分作のチーズスフレパンケーキ。
カッテージチーズを使い、卵白を泡立ててふんわり感を出す。
カッテージチーズには先日も試してみたヨーグルトを一晩水切りして作るチーズを使った。
少し酸味のあるケーキにラズベリーソースを添えて。





こちらも自分作のジンジャーブレッドパンケーキ。
焼き加減がいまいち上手くいかず焦がしてしまったのだけど、
ジンジャー、シナモン、カルダモン、クローブなどスパイスをきかせて香ばしく焼き上げた。





そしてこちらはKTさん作のダッチベイビーパンケーキというもの。
ドイツが発祥でアメリカで流行ってるパンケーキだそうで
生地を小さめのフライパンに入れてオーブンで焼き上げるのだけど、焼いてる途中はぶわっと膨れ上がり、
出来上がりはしぼんだ感じになる。
もっちりした食感が病みつきの美味しさ。
以前イギリス料理で食べたヨークシャープディングも似たような食感だったなあ。
こちらはトッピングにはちみつ、すだち、粉糖をかけたもの。





こちらのダッチベイビーパンケーキはチーズをトッピング。
チーズをのせるとピザっぽい。
生地には味はついていないので、甘い系でも辛い系でもトッピング次第でいろんな味が楽しめる。





こちらもKTさん作。
シナモンの効いた煮リンゴと柿、ナシがトッピングされてる。
このトッピングの意外性?が絶妙で美味しい。





こちらはKさん作の「カートッフェルプッファー」というドイツのジャガイモのパンケーキ。
ジャガイモとタマネギのすりおろしが入った食事系のパンケーキ。
じゃがいもとタマネギなのになんとトッピングはりんごジャムが定番だそう。
食べてみると合わないこともないが、やっぱりじゃがいもにはケチャップが一番かなあ?





そしてIさん作は和風のパンケーキ。
日本のパンケーキといえば、どら焼き。
更に抹茶入りのどら焼きだ。
ちゃんと一枚一枚濡れふきんの上でフライパンの熱を冷まして焼き上げたそうで
申し分のない焼き色がついてる。





そしてパンケーキのトッピングには欠かせない生クリームは久々登場の人面カップに盛って。
その他、トッピングにはメイプルシロップにはちみつ、煮りんご、ラズベリーソース、あんこなど。





はし休め?にIさんが作ってきてくれた天むす。
甘系のパンケーキが多い中、この天むすとスープがオアシス?になって
パンケーキを何度もリピートできるのだった・・
今日も満腹、満腹、幸せいっぱい。。



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旧安田邸の松ぼっくり

2014-11-11 | クラフト&木工


先日の建築講座で雲雀丘花屋敷へ訪れた。
その時、町のショップで購入した以前建築講座でも訪れたことのある旧安田邸でとれたという大王松の立派な松ぼっくり。
1個50円で売ってて、その売上金が建物の保存・活用に使われるとか。
私もささやかな協力を兼ねて2個購入。
以前松ぼっくりでツリーを作ったことがあって、それが意外にかわいかったので
今回もこの大きくて立派な松ぼっくりをツリーに生まれ変わらせてみた。





前の時は箕面のビジターセンターで自然の素材がいっぱいあったので色とりどりの木の実でデコったのだけど
今回は自然材料がないため、100均で何かいいものがないか捜索。
手芸用のビーズはちょっと大きさも小さめで入ってる量も少なかったので
このクリスマス用の金銀のガーランドをバラして使うことにした。





木工用ボンドで銀の玉を乗せていった。
リボンは捨てずに取っておいた洋菓子店のもの。





こっちは金の玉バージョン。





そういえば、以前に安田邸へ見学へ行った時に庭で拾い集めたヒマラヤスギの実。
すっかり放置してたのだけど、この度リースに生まれ変わらせた。





それにしてもヒマラヤスギの実って、ほんとにバラの花みたいに形がかわいいなあ。

一足早くクリスマス気分。。

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陶芸作品展2014

2014-11-10 | 陶芸&タイル作り


今年も恒例の陶芸教室の作品展が行われた。
他の生徒さんの力作をいろいろと拝見することができて、いつもながら刺激的で楽しく、
次なる作品への製作意欲を掻き立たせられた。





私の今回の出品作品は題して「イスラームタイル」
イスラムの典型的な幾何学模様のタイルを作ってみた。
一つの模様のパターンを繋げることで無限に広がっていく模様。
四枚一組で色違いで作成した。












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信州秋の旅2014【別所温泉花屋その三】

2014-11-09 | 信州秋の旅2014


別所温泉花屋の見学の続き・・
見どころをお伺いすると21番の部屋はぜひ、とのことだったのでやってきた。
渡り廊下で繋がれ、迷路のように入り組む館内で迷いそうになったが掃除中のスタッフの方々はみなさん親切で
案内して頂いた。





新潟県の上越市の遊郭を移築したというお部屋は、天井欄間の蒔絵が圧巻!
さまざまな花々、木々が描かれた蒔絵はとっても華やか。









この部屋に宿泊すればこの天井画を独り占め?できるのだ。
皆で感嘆の声を上げながら撮影タイム・・





床の間横の欄間も素敵。






しかし見どころは21番の部屋だけにはとどまらなかった。
掃除中のスタッフさんに23番もおすすめ、と言われたので来てみると、
ここの床の間もすごい!





一刀彫が施された床柱にはカタツムリが一匹。





更にはタケノコ、笹の葉と別所の宮大工による数々の装飾に目を奪われる。





千曲川と浅間山に囲まれた別所の地をモチーフとした繊細な欄間のデザインも。





階段も風格漂う。





更にお部屋の探検は続く。
それぞれに趣向が凝らされた部屋。
照明や欄間など部屋毎に違ったデザインが施されているのだ。









花屋のHPによると別所温泉には古い寺院が数多くあるため、昔から宮大工が多くいて
その宮大工たちが自然豊かな別所温泉の身近な自然物をモチーフとして取り込み、建物を美しく彩り、
創業から現在まで普請を手懸けてきたのだという。













数々のお部屋の細やかな意匠を楽しませて頂いた。
まだまだお部屋はあったようだけど、きりがないので探検もこの辺にしておいた。





最後、舞台の付いた150畳の大広間も拝見。

HPを見ると、夕暮れの白熱灯が灯された渡り廊下も風情があっていいなあと。
一度は宿泊してこの旅館の施設を味わい尽くしてみたいものだと思ったのだった。


コメント (2)
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信州秋の旅2014【別所温泉花屋その二】

2014-11-08 | 信州秋の旅2014


別所温泉その二は食堂編。
ランチは蔵の二階、新しく誕生したという「Dining」にて。
けやきの折上げ格天井に70畳の床にはかりんの床板が用いられ、贅沢な造りの食堂。
こんなゴージャスなお部屋で食事できるなんて、、とウキウキ。





暖炉前の特等席?に案内される。





ランチは信州の郷土料理が少しづついろいろと盛られたかご盛り。
お値段は3500円と少々お高めだけど、半分は見学料と思えば十分満足。。
ご飯が美味しく食べれるおかずがいっぱい。
一人鍋は信州和牛、信州そばやおやきもあった。
つややかなご飯も美味しくてついお代わりしてしまった。





デザートもさっぱり美味しかった。





入り口付近のステンドグラス





食堂はもう一つあって、こちらは又がらりと雰囲気が変わり、山小屋風。





立派な梁が何本も天井を走っている。
自然の木のうねりが面白いなあ。





浮き彫りになったような柱の彫刻には職人技が光ってる。













食堂の一角にはこんなバーカウンターもあった。

お部屋編に続く・・



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信州秋の旅2014【別所温泉花屋その一】

2014-11-07 | 信州秋の旅2014


今回の旅の目玉は2日目に訪れた別所温泉の旅館、花屋。
花屋でランチを頂くと館内見学ができるということで楽しみに予約をしていた。





大正6年、地元の有志が共同出資して建築されたという花屋は6500坪の広大な敷地に庭園、
渡り廊下で繋がれた本館と離れの部屋が点在している。






和風の玄関を通り抜けると、庭園に面して和洋折衷風のロビーが広がる。





予約時間より少し早めに着いたので、ランチの前に少し見学をさせていただくことができた。





中庭を取り囲むように渡り廊下が縦横にのびる。





渡り廊下がたまらなく風情があっていいなあ。













庭園のもみじも真っ赤に紅葉。













お風呂も見どころとチェックしてたので覗いてみると、掃除中だったのだけどスタッフの方が快く見せてくださった。
脱衣所にあった孔雀のステンドグラス。





大理石とステンドグラスに囲まれたお風呂も圧巻!





更に奥にももう一つ浴槽、窓にはステンドグラス。









花屋には源泉かけ流しの三種類の温泉がある。
こちらのお風呂の入り口には花のステンドグラス。





湯ざめしにくい伊豆若草石がふんだんに使われているという若草風呂。
こちらも開放感があって気持ちよさそう。





更に更にこちらの渡り廊下を通ると、





露天風呂もあって、宿泊すれば温泉三昧できそう。
渡り廊下でつながれたアプローチが素敵だ。

花屋、思ったより見どころが多そうで、この後、凝ったお部屋や二つある食堂も見学。
つづく・・
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信州秋の旅2014【蓼科の紅葉】

2014-11-05 | 信州秋の旅2014


PC、今日はなんとか立ちあがったので、蓼科の紅葉からアップしとこう。

八ヶ岳連峰を望む。





車中から山並みを見渡すと、ちょうど今はカラマツの紅葉がピーク。
黄金色に色づく様子がとてもきれいで皆でうなりっぱなし。
車を止めてもらって撮った一枚。
この日はくもり空だったので少しくすんで写ってしまったけど、実際はものすごく美しかった。














蓼科湖の紅葉にも感動~!





色づく葉の半分くらいは落葉してて一面が紅葉!









赤、橙、黄が入り混じってとってもきれい。













落葉した白樺の木も青空に映える。









紅葉のじゅうたん

























真っ赤なもみじも!





蓼科の紅葉、満喫し尽くした!!







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信州秋の旅2014

2014-11-04 | 信州秋の旅2014
この三連休は建築巡りの仲間の方々と蓼科にあるXさんの別荘を拠点に二泊させて頂き、
諏訪、岡谷、上田などの建築巡りの旅をしてきた。
予報では雨っぽかった天気も2日目からはすっかり晴れ上がって、
思う存分町歩きも楽しむこともできたし、
なによりこの季節ならではの蓼科の紅葉の風景がすばらしく大感動~
片倉館の再訪、別所温泉の花屋での食事&館内見学ではど肝を抜かれ、
名物うなぎからB級グルメまで、食も満喫!
5人のチームワークもバッチリでさくさくと計画通りに予定も進行、
ラッキーなこともいろいろあり、おかげさまで満足感いっぱいの旅ができました~ありがとうございました!

これから写真の整理をして、
感動冷めやらぬうちにブログアップを、
と思ってたのに、
写真取り込んだ後でまたまたPCが立ち上がらなくなってしまった~いよいよ故障⁈
アップはいつになるやら;
(これはスマホから、、)

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