先日の園芸友の会でのお話から・・。
会員のAさんから、瑠璃二文字(ユリ科)の株を出席者にお裾分けされた。茎や葉を折るとニラのにおいがする・・と説明がありました。
すると、wさんから、この花の名前で、瑠璃は花の色から付けられているが、「ふたもじ」というのは、なぜこう呼ぶのかわかりますか?
みんなきょとんとしてその続きに聞き耳をたてました。
古来、関西地方では「ねぎ(葱)」のことを「き」と呼んでいた。関西方面ではいわゆる青い葉っぱの部分を主として食するが、
関東方面では白い根の部分を主として食する・・「根ぎ」=葱となりこれが一般的に用いられるようになった。
「き」は。突拍子もないと思いそうだが、「わけぎ」「あさつき」などというと、あぁ!とうなづける。
一方、ニラは、古代から「みら」と呼ばれた古典野菜の一つ。これは昔、宮中では「二文字」とよばれていた。
「き」の一文字に対して・・・。
つまり、瑠璃ニラでは風情も何もなく、瑠璃二文字と名付けられたとか・・・。
で、先日いただいた株は、すぐに鉢植えし現在はこんな状態です。
これでは、いったいどんな花なのかわかりませんので、図鑑から拝借してご覧にいれます。
出展:㈱科学技術研究所
好きな曲を一つ。JAZZです。
Oscar Peterson Trio Take the A trainは如何ですか
興味深い話なので、いろいろとことの由来をしらべましたところ、室町文化を色濃く引き継いだ宮中の女房たちは、物の名前を直接表現するのではなく、間接的な表現に雅な心を託していたのであろう。室町時代は「葱」と書いて「き」と一音で読んでいたことから、「ひともじ」と呼び、「にら」はこの流儀でいけば「ふたもじ」となる。「るり」色の花だから「るりふたもじ」と呼ばれた。
浴衣のことを今だに「ゆもじ」とも言うが、文字詞では「浴衣(ゆかた)」の「ゆ」文字で、「ゆもじ」となる。
会員のAさんから、瑠璃二文字(ユリ科)の株を出席者にお裾分けされた。茎や葉を折るとニラのにおいがする・・と説明がありました。
すると、wさんから、この花の名前で、瑠璃は花の色から付けられているが、「ふたもじ」というのは、なぜこう呼ぶのかわかりますか?
みんなきょとんとしてその続きに聞き耳をたてました。
古来、関西地方では「ねぎ(葱)」のことを「き」と呼んでいた。関西方面ではいわゆる青い葉っぱの部分を主として食するが、
関東方面では白い根の部分を主として食する・・「根ぎ」=葱となりこれが一般的に用いられるようになった。
「き」は。突拍子もないと思いそうだが、「わけぎ」「あさつき」などというと、あぁ!とうなづける。
一方、ニラは、古代から「みら」と呼ばれた古典野菜の一つ。これは昔、宮中では「二文字」とよばれていた。
「き」の一文字に対して・・・。
つまり、瑠璃ニラでは風情も何もなく、瑠璃二文字と名付けられたとか・・・。
で、先日いただいた株は、すぐに鉢植えし現在はこんな状態です。
これでは、いったいどんな花なのかわかりませんので、図鑑から拝借してご覧にいれます。
出展:㈱科学技術研究所
好きな曲を一つ。JAZZです。
Oscar Peterson Trio Take the A trainは如何ですか
興味深い話なので、いろいろとことの由来をしらべましたところ、室町文化を色濃く引き継いだ宮中の女房たちは、物の名前を直接表現するのではなく、間接的な表現に雅な心を託していたのであろう。室町時代は「葱」と書いて「き」と一音で読んでいたことから、「ひともじ」と呼び、「にら」はこの流儀でいけば「ふたもじ」となる。「るり」色の花だから「るりふたもじ」と呼ばれた。
浴衣のことを今だに「ゆもじ」とも言うが、文字詞では「浴衣(ゆかた)」の「ゆ」文字で、「ゆもじ」となる。