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蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

ゆつゆつ  (bon)

2013-04-07 | 日々雑感、散策、旅行
これは方言らしいのですが、大阪弁ではないようなんです。

 私は、浪速生まれ、浪速育ちで、就職するまでずっと大阪にいた“まるきり大阪人”です。
子どもの頃、このような言葉は平気で使っていたから、何も疑問のカケラも感じなかった。

次第に大人になるにつれて、“ゆつゆつ”という言葉は、どうも友達には通じないようだし、
ちょっと変だなぁとは思っていました。
ひょっとしたら、これは大阪弁ではないのかもしれない。我が家独特の“ことば”なのかもしれない。 

“ゆつゆつ”とは、お椀や湯飲みなどに一杯(溢れんばかりに)入っている状態をいいます。
“ゆつゆつに入っているから、きぃつけや”、“うわぁ、ゆつゆつや” みたいに使っていましたね。

 そのように感じている“ことば”には、すぐには思い出せないですが、“だらだら”、“おてしょ”、
“じじむさい”などが想い出されてきました。 
どうも、このような言葉は、おふくろの影響なのかもしれない・・。そんなふうに思えるのです。
おふくろの生まれは和歌山、田邉のようですが、小さい頃に京都に移り住んでいる。なので、
そのあたりの方言なのかもしれない。
                  


 つまらないことですが、そんなことが頭の片隅に潜んでいたりして、今も“フッと”そんなことが頭をよぎりました。

で、どういうことなのか?  早速、ネットで調べてみました。 こんな言葉、あるんやろか?

ありました!

驚きです。
“ゆつゆつ”・・ 「白浜で最初に覚えた方言が『ゆつゆつ』でした。その時はたしか、お酒をコップに並々と
そそいだ状態で『これをゆつゆつって言うんや!!!!』って教えてもらいました。」
また、別の記事には、「和歌山(特に田舎)では、コップ一杯に何かを注ぐときには、ゆつゆつに入れるとかって
変わった言葉を使うみたいですよ!  私は始めて聞いたとき、なんやそれ?和歌山に住んで30・・年
そんな言葉聞いたことないし~と思っていたけど、おっちゃん、おばちゃんからよく聞くんで・・・ 」

やはり、和歌山あたりの方言だったみたいですね。

“だらだら” これは、坂道などの表現で、わたしが通っていた小学校の前に坂がありそれを下ったところに
そろばん学校がありましたが、“学校の前のだらだらのところに~”というようないい方でした。
これは大阪弁?  

ネットではなんと・・。
デジタル大辞泉では、「1 液体がたくさん流れつづけるさま。“血が―(と)出る”
2 道がゆるやかな傾斜になっているさま。“坂道が―(と)続く”
3 変化の乏しい状態が長く続くさま。“会議が―(と)長引く”
4 気分などがゆるんでしまりのないさま。“―(と)した生活”」 とあり、どうも、標準語のようです。


“おてしょ”などは、ごはん時に“ハイ、おてしょに取り分けて・・”みたいな感じで使っていましたが、
ネットを見ていますと・・

京都の方言で 小皿、手塩皿 のこと。
とありましたが、また別の記事では、手塩皿(てしおざら)の女性語ともあり、さらに別のところには、
これは方言ではない・・というのもありました。
                   


“じじむさい”は、
「京ことば。 (1)容姿や服装など が年寄りじみていて、むさくるしい。 (2)若さや活気がなく、
年寄りくさい」とありました。 じじくさいから来ているかもしれませんね。
爺くさい・・で、年寄りじみている。

どうも、おめめよごしでおました。
                   















コメント (7)
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