蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

十三湖  (bon)

2019-08-06 | 日々雑感、散策、旅行

     今日8月6日は、広島原爆忌です。9日は長崎原爆忌です。昨年までに原爆死没者名簿に
     登録記載された方々は、広島で31万4000人強、長崎で18万人弱に及び、この一年でさらに
     多くの方々が追加奉安されるのですね。 改めてご冥福をお祈りするばかりです。
     今日は、第101回高校野球の開幕です。 開会式の直後の第1試合に、青森の「八戸学院
     光星」が出場します。対戦相手は、初出場の愛知「誉」高校です。暑い甲子園で、今年も
     熱戦が繰り広げられることでしょう。
 

 

 十三湖、シジミで有名な 青森県津軽半島 五所川原市にある汽水湖です。 十三湖は,
十三湊ともよばれ、中世(鎌倉~室町時代)には、日本海沿岸の交易港として栄えたと
あります。 手元の記事「十三湊遺跡―本州最北の中世港湾都市」(榊原滋高氏、五所
川原市教育委員会主幹)から、2004年までに延べ159次に及ぶ調査を踏まえた詳細な歴史、
と当時の蝦夷地から遠く中国、朝鮮半島との関わり、そして京都への交流の中心的役割を
果たした港湾都市として14世紀中ごろから15世紀前頃にその最盛期を迎えていたそうです。

 この「十三湊遺跡」は、2005年(平成17年)7月に国の史跡にも指定されています。

 十三湖や十三湊の『十三』の名称の由来は、日本海と湖の間にある砂州に13の集落が
あったからとか、岩木川を中心に13の川が流入しているなどからとされているとありました。

      十三湖
      (ウイキペディアより)

 話は飛びますが、少し南の方、白神山地に、十二湖というのがありますが、こことは
全く無関係であるそうです。 5年前に山の会(三究会)で、白神山地方面を巡った時、
十二湖の入り口から20分あたりにある「青池」の神秘的な光景を眺めて来ました。また、
この旅行では、五能線の深浦の突端、黄金崎不老不死温泉の雄大な露天風呂から眺める
日本海を想い出しました。

     十三湖の位置
      (ヤフー地図より)

 

 津軽は、津軽三味線、太宰治で有名ですが、最近では、「シジミ」でお世話になって
います。十三湖のシジミは、宍道湖、小川原湖(青森県)と並ぶ日本有数のシジミ産地で
あり、資源保護のために1日の漁獲制限や禁漁区禁漁期間を決めるなどしてヤマトシジミ
の資源維持につとめているそうです。

      シジミ採り体験
      (青森県観光情報HPより)

 シジミについて、最近 我が家に、時々「網走産」の大きなシジミの味噌汁が出てきま
す。 大きなシジミで味も良く、このシジミは貝も食べています。 網走湖も汽水湖で、
ここのシジミは大きいことで有名だそうですが、漁獲サイズが厳しく管理されていて約
23mm以上の貝のみを漁獲しているというのです。 そして、ただデカイだけでなく
美味しいのです。

『寒冷な気候の北海道では、シジミの生育期間が長くかかり、その分天然の旨み成分を
たっぷりと凝縮されるためです。』とありました。

     網走湖のシジミ
      (横浜丸魚㈱HPより)

 

 

 

 

 

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