最終の収穫祭です。
これまで、15年以上にわたって楽しんできました蓼科浪漫倶楽部の『蓼科農園の活動』は、
今年、その幕を閉じることとしました。
高校を卒業した後、それぞれの道に進んだ“ビジネスマン”たちが、還暦を過ぎた頃、
再びこの地で農作業に 共に汗を流し、友情と青春を再燃させて来た ズブシロの集団は、
既に一人前? 気取りで作業に勤しんできました。
最後の大収穫祭を 10月19~22日に行いましたが、折しも広域に被害をもたらした大型で
強い台風19号(12日)は、中央道(八王子~大月間)を通行止めに、中央本線も不通にし
その復旧の見込みが立たないため、急きょ東名高速~御殿場~富士五湖 経由で大月Jで、
中央道に合流するルートを余儀なくされたのでした。
大月ジャンクションへ(左:長野、右:東京) K邸の秋
そんな中の大収穫祭は、関西方面からの参加も含めて、総勢10名が集い、サトイモ、サツ
マイモなどの収穫、マルチ、防草シートなどの整理をするうち、名残惜しい気持ちは、さす
がに抑えきれないけれど、これまでの大地の恵み、仲間との楽しい語らいに大いに感謝しな
がら、皆それぞれにその思いを噛みしめるのでした。
前夜祭 作業の一部
最後の収穫祭 カマドの前でスクラム
収穫は、サトイモ、サツマイモ、万願寺トウガラシ、タカノツメなど、どれも上出来でした。
とりわけ定評のあるサトイモは、型も良く、大豊作でした。サツマイモは、念願の “大きく
なりすぎない”ための「畑のカルシウム」効果もあったようです。
黒豆は、実の入りも良さそうでしたが、もう少し霜に当てるため、来月11月の、いよいよ
クロージングの「畑じまい」での収穫を待つこととしました。
サトイモ サツマイモなど
畑の地主さんや、お世話になった方々にご挨拶も出来、前の畑のお母さん、諏訪中央病院
の看護師さんも畑にわざわざ顔を見せてくれたりして、いよいよのお別れ感が募るのでした。
八ヶ岳に抱かれた大地に広がる蓼科農園での楽しい活動は、いよいよ来月の「畑じまい」
を最後に終わろうとしています。
蓼科農園で生まれ、育まれた蓼科浪漫倶楽部は、畑作業終了後もこれからもずっと続きます。
ありがとう皆さん! ありがとう蓼科!
シンボルツリーの下で
次回 11月の畑じまいは、蓼科農園 『最終回』です。
最終回を迎える蓼科農園
お待たせしました。オートスライドをお楽しみください。(約、4分20秒です。)