蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

ライムライト  (bon)

2020-05-31 | 日々雑感、散策、旅行

 またまた、BS映画を観てしまいました。
 先週でしたか、チャップリンの『ライムライト』です。  音楽は、それは
よく聞いたものですが、キチっと映画を観たのは初めてでした。
 (先月初めには、「モダンタイムス」を見たところでした。)

 この音楽、「テリーのテーマ(エタナリー)」は、チャップリン 作曲で、第
45回(1972年)アカデミー作曲賞を受賞しているんですね。
 映画は、1952年制作のアメリカ映画。監督、制作、脚本、音楽そして主演まで
やっているのです。日本では、53年に公開、73年にはリバイバル上映されたそう
です。 同じく喜劇役者のバスター・キートンと、この作品で初めて共演している
のです。

      (ウイキペディアより)

 あらすじは、皆さんよくご存じですから、割愛しますが、バレリーナのテリー
(クレア・ブルーム)と年老いた道化役者のカルべロ(チャップリン)がそれぞ
れ助け合い励ましあいながら、お互いどん底から這い上がってゆく苦悩といたわ
りあう姿とともに晴れ舞台を務め、再起をかけた老道化役者は、精いっぱいの
演技で満場の拍手喝采を浴びるのですが、勢い余って、けがをしたが そのまま、
テリーの舞う姿を舞台の袖から眺めながら息を引き取る・・そんな感じで、喜劇
ですが、ほのぼのとした愛情と底に流れるペーソスが織りなす長編映画でした。

 チャップリンという人、あの「モダンタイムス」のような、トレードマークの
あの道化姿だけでなく、初めて素顔を見せた映画だったようです。 国際スター
として世界中に有名な彼は、日本にも何度か来て、各地で楽しい思い出を残して
いるとありましたが、初めての来日(1932年5月14日)で、翌日に起きた、いわゆる
5.15事件に巻き込まれそうになったそうです。「日本に退廃文化を流した元凶」
として首謀者の間で、結果は事なきを得たのですが 暗殺計画があったそうです。

 この映画のバレリーナのテリーを見ていると、なぜか、日本の久我美子を思い
だしました。

 なお、ライムライト( Limelight)とは照明器具の一種で、電灯が普及する前
に舞台照明に用いられたそうです。酸素と水素を同時に噴出させて点火した高温
の火炎を石灰に吹き付け、白熱した石灰(lime)
から発した光をレンズで集光して
照明に用いたのでした。

  末尾に、音楽だけですがアップしましたのでごゆっくりと味わってください。

 

【感動をもう一度!】ライムライト(Limelight)チャールズ・チャップリン監督

 

 

 

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