令和3年も新型コロナ禍が続く中、早や9月に入りました。
私事ですが、一昨年(2019年)までは、この時期、蓼科農園では「かぼちゃ祭り」
を楽しんでいました。周囲の田んぼは黄金色に染まった豊かな稲が実り、まだ暑さ
が残るも、のどかな高原の私達の農園にはコスモスの色とりどりの群舞、ススキの
穂も伸びて秋の気配に染まり始めた良い季節の到来です。
この年(19年)のかぼちゃは、大豊作で40個近くも収穫でき大喜びでした。
蓼科農園 かぼちゃ祭り(2019年9月)
今年の二百十日は、昨日(8/31)でしたが、これまでに到来した12個の台風は、
一部倒木などの被害がありましたが大した災害にならずまずまず安全に来ています。
梅雨時には熱海伊豆山、西日本に大きな災害をもたらしました。
8月中旬には、異常気象で10月頃という肌寒い盛夏?がありましたが、その後は
猛暑日が続く厳しい暑さが進み、時はオリンピックが終わり現在、パラリンピック
が佳境に入っています。
人間の限界を超える能力、精神力が惜しげもなく披露される感動に、あらためて
身の引き締まる思いとともに新しい力さえ得られる思いです。
パラリンピック (NHK 8/31より)
一方で、アフガニスタンでは、タリバンによる全土制圧が行われ、各国の緊急退
避に世界は大きく揺れ、さながら前戦を思わせる緊迫した状況が伝えられるとともに、
日本的な問題も指摘され今後に課題を残しています。
それでなくても、長引く新型コロナの感染防止対策のマンネリ化が打開できず、
医療現場の改善も後手後手に、ずるずると成り行き任せ?みたいな状況を抱えながら、
国民を不安に陥れている霞が関は、総裁選、迫る衆院選挙に気をそがれ、あれこれ
と回しきれない皿回しに躍起になっている状況は、まさしく周章狼狽の態をなして
いる・・とも思える昨今です。
(ネット画像より)
お話変わって、例年ならば、9月1~3日は、越中八尾「おわら風の盆」で、印象
深く想い出として心に残るお祭りは、ここでも新型コロナのために昨年今年と連続
中止となっています。 これまで、中止となったのは、終戦直後の時だけだったと
いいますから、コロナは相当なものなんですね。
もう40年近く前の想い出は、当ブログ2011、16年にもアップしていて、その一部
を再掲しました。
越中 おわら風の盆
(ネット画像より)
〽 越中で立山~ 加賀では白山 駿河の富士山~ 三国一だよ~ 〽
〽 唄われよ~ぉ わしゃ 囃す~ぅ 〽
ちぎれるような高い唄声と 三味線、胡弓、太鼓の哀調に満ちたメロディに乗って
男踊り、女踊りが繰り広げられる「おわら風の盆」は、阿波踊りや鳴子踊りのよう
な華やかさはまるでありませんが、格子戸,土蔵のある細い坂道を流す風情にも、
しっとりと心にしみる思いにあふれたお祭りです。
富山県八尾(やつお)町に伝わる民謡行事で、300年も続いているといいます。
もう40年近く前になりますが、私は、北陸勤務時代に地元を訪れました。日のあ
るうちに街の様子などを見物した後ゆっくりと腹ごしらえをして、広場のステージ
で行われる各町内からの唄・踊りの披露を観て、その後夜更けと共に繰り広げられ
る町流しも堪能したのでした。今も当時の印象深い想い出が残っています。
今年の中秋の名月は、9月21日で8年ぶりの満月なんです。
富山 おわら風の盆2019