会社OB・OGで構成しているお楽しみサークルの会がいくつかあって、その内の一つ
「園芸友の会」の集まりです。年に数回、教室での例会や、屋外で植物園や公園など
の散策をしながらの例会をやっています。
ところがコロナ禍でこれらの活動が、昨年2月に開催して以来ストップせざるを
得なくなってしまっているのです。
昨年暮れあたりから、ネットを使った会合を始め、お馴染みのzoom会議方式で準
リアルな会合ができるようになりました。今回がその5回目ということで、参加者
は少ないですが、前回が 6/18でしたから3か月ぶりの会合になります。
今回は3件のテーマ発表がありました。 久しぶりに、顔を見ながら生の声を交
わすこのネット会合は、話題の中身のお話と共に、何よりの刺激と癒しの時間とな
りました。
第5回サイバーサロン
話題の一つ目は、「額縁コンテナの自作」で、これまでに30以上の額縁コンテナ
を作られてきて、多くの人にもプレゼントされてきたそうで、私もかって頂きまし
たが、35×50㎝大の額縁に花を植えられるように作られているのです。
今回はその制作の手順や苦労話などを伺いました。詳しい説明でしたが、ここに
はほんの一部の写真だけを紹介します。
額縁コンテナ完成 2種
作業台と電動のこぎりなど 難しい角の合わせと面をそろえる
ベルトクランプがポイント
二つめの発表は「美しい野菜の花」で、野菜など根や葉や果実を食しますが、
意外とその花の美しさにお目にかかることが少ないのですね。そのようなところに
目を付けて、自作されている畑のそれらの花をいくつか紹介がありました。
オクラ 栽培の姿 オクラの花
ゴマ ゴマの花
綿の花 コットンボール(綿の実)
三つめは、子供のころからお馴染みのあの朝顔の発芽がうまく行かなかった残念
記録の報告「朝顔、失敗の軌跡」がありました。 どうということのない朝顔
に
取り組んだ今年5月中旬から6月中旬まで計5回、60球以上の種まきの末、わずかに
1球のみ開花した奮戦の記録でした。
5回目に蒔いた種の1球に花が咲く(9月1日)
発芽に失敗する主な原因として、①発芽処理をしていない ②水の管理が不適切
③発芽温度の問題 ④種まきが深すぎる などが挙げられますが、どうもこれらの
原因に思い当たるところがないようなんですね。 サロンでの意見では、今年の春
先の気温(地温)が低かったのが最大の原因ではないかとありました。
昨年の朝顔(ヘブンリーブルー)は成功でした。
また、毎年たくさんのサギソウを咲かせている会員から、今年11鉢のうち1鉢の
それも一輪だけが無事咲いたが、残りの鉢はことごとく花芽が付かず全滅だったと
の報告がありました。
温暖化の影響が東京中野区においても出てきたのではないかとの感想がありました。
このサロンでは、これらの発表の他、オリ・パラ東京大会での感想がよせられ、
特にパラリンピックに数々の感動場面があったとの感想や、そのほか台風14号、自
民党総裁選などの話題にひとしきり盛り上がるうちに 2時間が過ぎ、次回を約束し
てお開きとなりました。
Typewriter - Brandenburger Symphoniker