タイトルでいうほどではありませんが、ちょっとそんな感じが去来しました。
一昨日(7/7)の夕方から、30年振り、かそれ以上振りに、セミ・オフィシャ
ル的な会合(パーティー)に出席しました。
とても懐かしい会合ですが、今や知る人も少なくなっているだろうな、ど
んな人が来ているか? など、少しの不安と期待を抱きながら、若い人たちが
受付をしている前に立ち、会費を払い、名札だと名簿を受け取りました。
会長挨拶
私のいた会社では、大きく業務部門と技術部門があり、技術の中もその専門
分野によっていくつかのグループがあって、この会もその中の一つで、いつの
頃からかOB、現役が集い情報交流を兼ねた懇親会が行われるようになってい
たのです。
一昨日に出席したのはこの懇親会でした。 冒頭、会長の挨拶に始まり、
文科大臣賞受賞やその他の受賞のご披露があり、続いて会社の現状と技術動向
などの解説がありましたが、90人ほどの出席者のほとんどがずっと若い人たち
で、私の知る人たちは1割ほどしかいない、長老から数えて私は3番目という
状況で、解説される技術のそれは、日本語と英語の略号は読めますが、内容
といったら皆目理解できず、言葉の端をつなぎ合わせた想像をするだけでしか
なかったのです。
歓談
30数年ぶりとなったのは、この会が発足して間もなくだったころ、私は金沢
に転勤し同じ技術の専門部門の組織の長となりましたが、ほどなく(1985年に)
会社組織が全国的に改変されることとなり、技術の専門部門の壁も取り払
う・・ことになり、それではせめて懇親会だけでもグループ組織を残そうと、
同じような懇親会組織が出来、年に一度それも七夕の頃に懇親パーティーを
開催することとなったため、私はこちら北陸の懇親会に出席しました。
3年ほどで転勤しましたがその後も、北陸の方に出席し、本部にはご無沙汰
を決めていたのでした。北陸の懇親会も30回を期して私は退会しましたが、
その後コロナで懇親会どころではなくなっていました。
一昨日の会合は、4年ぶりに開催され、すべては何事もなかったかのように
淡々と進められているのでした。出席者の1割ほどの方とは、親しく懐かしい
話に夢中になったり、当時の知らざる話などもあり、改めて昔に思いを寄せ
とても楽しい時間を過ごすことができました。
帰宅すると10時前でした。そんな時刻(昔なら宵の口)でしたが、なんだか
とても疲れてしまいました。
日本野球発祥の地 記念碑
会場となった会館の入り口に、「日本野球発祥の地」の記念碑がありまし
た。2003年に建立されたとありますが、そもそも1872~3年頃、アメリカ人
教師のホーレス・ウィルソンが学生に野球を教えたことを記念したものだそ
うです。ボールには世界地図が描かれ、日本と米国を縫い目でつないでいる
のです。 また、この地は「東京大学発祥の地」でもあるのですね。
坂本九 パラダイスキング