蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

連日の猛暑  (bon)

2023-08-02 | 日々雑感、散策、旅行

      8月に入りました。途端に、昨日、お慰めのような雨が降りました。雷雨が30分程度
      ありました。それだけで恵みの雨でした、街中が熱にこもってカラカラになっていま
      したから。
沖縄では非常に強い台風6号がすぐそばをゆっくりと北上してるそうです。
      那覇で52.5m/sを記録したそうです。
大きな被害が出なければよいですが・・。
      なでしこジャパンは、30%弱のボール支配率ながら4-0でスペインを下し予選リーグ
      を1位で通過しました。楽しみです。

 

 8月に入ったばかりで、まだこれから夏本番を迎えますが、特異的とも思われた
この7月を振り返って今日の記事としました。

 今年のこの夏、参ったな!・・毎年同じようなことを言っているのかもしれませ
ん。それが証拠に、この時期の拙ブログに、グラフで夏の暑さ比較なんかして、
その暑さを目で見ることで納得しているのです。

          (ネット画像より)

 暑さに恨み心を抱きながら、一昨日から2日がかりでグラフ化したりしてこの記事
を書いていましたら、思いが天に通じたのか、昨日(8/1)のお昼時、雷雨と共に
久しぶりの雨音が来ました。子供の頃に雪が舞い始めてくるときのような感覚のよう
に、待ち焦がれた雨が降ってきました。 もっと、ザ―ッと来てほしい。期待通り
には行きませんでしたが、30分ほどの「雨」に歓声を寄せました。

 豪雨に大きな災害をもたらし今なお復旧が続けられている状況を見るにつけて、
もう少し地域分散化できないものかといつも思うところです。 暑さにしてもそう
ですね。地域によっては、それほどでもないところも多いでしょうし、蓼科で経験
したように、日中は猛暑でも夜には涼しい風に会えるし、クーラーも要らない。

 暑い地域でも、昔は、子供の頃、夕立ちが来ましたね。サーッと一降りして、空っ
と晴れて虹なんかが出たこともありました。最近では、夕立ちは見られなくなりま
した。

 で、前置きが長くなりましたが、私の住む近く、「さいたま市」の7月の天気を
調べてみました。今年、(昨年も念のために)、10年前、20年前の7月の天気を、
気象庁のデータから部分を抜き取ってグラフ化してみました。

  (気象庁データより)

 

 たくさん線があり過ぎてちょっと見難いですが、今年の最高最低気温、10年前
のそれら、20年前のそれらです。ついでに昨年のも併記しました。

 赤い折れ線が今年の最高気温で、茶色が20年前です。点線はそれぞれの最低気温
です。この20年の7月の気温を比較すると、最高気温ではどうかすると10℃も高く
なっており、最低気温でもこの20年では、5~8℃くらい高いようです。
 また、今年の最低気温は、20年前の最高気温といい勝負しているようです。

 これらの特徴を抜き出して、30年前のデータも入れて下表に揚げました。

 (気象庁データより)

 

 この表から、今年と、10年前、20年前では、最高気温の35℃を超える日数、30度
を超える日数を比較すると、今年は35度を超える日数が極端に多く15日もあり、
更に降水量では、ほとんど雨がなかったことが分かります。今年の1㎜以上の降雨
があった5日は、すべて7月のはじめでしたから、その後はず~ッと雨無しの熱射が
続いていたことになります。

 30年前には、私は都内、文京区に住んでいましたが、さいたま市でも、上の表
から見てまったく信じられない気温だったのです。文京区では、小石川植物園の
隣みたいなところでしたから、エアコンはずっと後でつけたくらいでした。

 COP27でも盛んに問題視されていますが、不本意ながら着実に気温は上昇してき
ているのです。地球そのものは、長い目で寒冷化の方向にあるようですが、CO₂など
の温室効果ガスによる気温上昇が問題なんですね。世界中で、干ばつが起き食糧
事情に変化を来たし、いずれは地球上の生物に異変が到来する・・。海水面が上昇
して都市部を始めとした人口密集地帯が水没する可能性も現実味を帯びてきます
よね。

 このような時に、自社店舗の前付近の街路樹を枯らし、故意に車の傷を増やして
修理を水増ししている、どこかの大手会社はいったいどのような理念で創業されて
いるのでしょうか? さらにこのことを会社役員が全く知らなかったことを強調
していることにも呆れるばかりです。

 

 夏が暑いのは、当然ですしそうあらねばならないのですが、暑すぎる‥という
のが、困り者で、それでも時々夕立でも、雨の日でも折々はさんであればよいの
ですが、今年の7月のようにほぼ1か月雨無しで30℃超、35℃超が半月続くのはご
免被りたいところです。しかし、こればかりは、如何とも仕様がないことですから、
このまま年を重ねて行く時、どこかで大きな転換を求められるかもしれません。

 昨日の雨は植物にとって恵みの雨でした。でももうちょっと降って欲しかった
ですね。

 上の表にある通り、35℃が半月も続いて雨がない、ベランダでは毎夕方にホース
で水をやりますが、植物の中には、ぐったりしているものもあり、葉焼けしている
ものやそうでなくても元気が失われている様子です。
 38℃超のベランダは、照り返しも含めてかなりな温度になっています。38℃と
いえば、シャワーの温度が38度に設定していますから、温度計のずれはあるでしょ
うが、シャワーの温度以上のところに置かれている鉢物には限界であるかもしれ
ません。

     それでも頑張っているサルスベリ(矮性)
       

      葉焼けして無残なメグスリノキ
      

 

     今日(8/2)の日の出(もう今日は、37℃超の予報です。)
      (かなり北寄りの東から4:50)
   この30分前には、南西の低い空に大きく赤いお月さんがまだいました。

 

 

 

Neil Sedaka - Laughter in the Rain (1974)

 

 

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする