昨日22日は、冬至でした。お昼が一番短い日で、東京で9時間45分くらいで、
この日から1週間に約12分ずつお昼が伸び、来年の夏至6月21日まで5時間くらい
長くなるのですね。 冬至からスタートして、お昼が長くなって、それが夏至を頂点として
また短くなる・・。 昔の人は、二十四節気で、冬至を一番上(時計の12時のところ)に
据えているのはこのためなんですね。
今日、板橋区混声合唱団(板混)のクリスマスコンサートにご招待を受け行ってきました。 板混は、
同期の人が団員でバスのパートを担当されていますので、この秋(9/19)にも、定期演奏会にお招きにあずかりました。
板混クリスマスコンサート
会場ホールは満席で、開演冒頭、坂本健 板橋区長・文化財団理事長のご挨拶に続いて、今回音楽監督に就任した、
若い新進気鋭の指揮者 高井優希氏が紹介されました。 氏は、今年開催された国際指揮コンクール第1位に輝いた
人で、ピアノ演奏もプロ並みの腕前でした。 今回のクリスマスコンサートが、氏の板混デヴューで、曲目は、
3部構成で、区の反戦宣言に呼応して、第1部は、さとうきび畑(寺島尚彦作詞作曲)、死んだ男の残したものは
(谷川俊太郎作詞、武満徹作曲)、翼をください(山上路夫作詞、村井邦彦作曲)などが声高らかに歌われ、
すごい迫力がありました。
第2部はゲストステージとして、今回初めての指揮者(音楽監督)の高井氏(ゲスト)と
常任ピアニストの服部真由子さんのピアノ連弾が 小気味よい、楽しい曲を数曲演奏され、会場一面をうっとりと
させてくれました。 なかなかの趣向で 見応え(聴きごたえ)がありました。
最後の第3ステージは、クリスマスソングが美しい衣装で繰り広げられました。 曲は、山下達郎のクリスマスイヴ、
ユーミンの恋人がサンタクロースなど、通常とは一味違った合唱に新鮮な味付けがなされていました。
この他はよく知るクリスマスソング、そしてアンコールにはホワイトクリスマスなどお馴染みの曲が演奏され
お開きとなりました。 満席の客席からは、割れんばかりの拍手が続いていました。
小雨模様でしたが、幸い雨に会わず、板混の既に36年の歴史を持ち、活発に活動されている混声合唱団の演奏を
大勢の観客に混じって、堪能させていただきました。ありがとうございました。
<プログラム>
Ⅰ.平和への思いを胸に
死んだ男の残したものは さとうきび畑 翼をください 大地讃頌
Ⅱ.ゲストをお招きして 《ピアノ連弾》高井優希・服部真由子
ドビュッシー:小組曲 アンダーソン:そりすべり etc.
Ⅲ.クリスマスソングス
クリスマスイブ 恋人がサンタクロース クリスマスララバイ
荒野のはてに ああベツレヘムよ 聖夜 ジングルベル
尚、「板混」については、当ブログ2012.9.15に、定期演奏会模様を記事アップした中でもご紹介しています。
過去の板混クリスマスコンサートより
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