昨夜、遅ればせながらテレビで映画“おくりびと”(松竹、監督:滝田洋二郎)を見ました。
5年前の映画で、アカデミー賞受賞など話題にもなりましたが、見損ねていましたので録画もしながら見ました。
納棺師の職業としての位置づけと、家族など近親者にとっての立場が違うけど、その局面に同席し一部始終を目の当たりにすると、
それが人として最後のお別れに際する美しい“儀式”を演出し、遺族の悲しみを補う大事な役割であることを理解する・・・
そんな、スジのように思いました。様々な人の死に直面し、その人の人生に向き合う中から改めて人間を見つめなおす機会を提供しているとも・・。
(ネットから転写しました。)
人の死をテーマにした厳粛な場面ながら、クリスマスにはローストチキンにむしゃぶりついたり、
社内(3人)での会話のリズムや内容を軽くして、コメディー風な部分も取りいれて明るく仕立てあげられていた。
また、主人公の元チェロ奏者が奏でる、場面の要所でチェロの優しいメロディーを流し全体としてうまい調和の中で進行させていた。
主人公の本木雅弘の演技も手さばきの絶妙さや、寒暖があり好感が持て、脇役の山崎努はさすが場面の雰囲気を
うまく創出していたように思いました。
おくりびとのテーマー曲を作曲した、作曲家でピアニストでもある久石譲のおくりびとの主題歌が素晴らしいです。
再生リスト作成し張り付けました。
また、新倉瞳チェロリストが演奏するエルガーの「愛の挨拶」も偶然知ることが出来ました。
ありがとう。