牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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日経認定?押してもダメなら引いて、足して、、、何か(何とか)しなきゃいけないお酒業界、です。

2018-04-24 13:25:21 | 附属酒類経済研究所
                           
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昨日の日経夕刊





地方企業承継 足し算に活路

廃業時代 存続手探り



自社に足りないノウハウやエリアを「足し算」の事業承継で補う地方企業が増えてきた。(略)



要は、後継者問題も含め色々な経営課題に悩む地方の小企業の間で、積極的な意味での会社の売却などが増えてきた、というもの。

例として示されているのは、見出しのイラストにもあるように、

漬け魚+甘酒

酒造会社 + 旅行会社・商社

西日本+東日本


の3つですが、最初の2つは、業界関連。
気になりますね。

「漬け魚+甘酒」は、甘酒屋さんが漬け魚屋さんを買って、甘酒造りのノウハウで新商品を造ろうというもの。

また、「酒造会社 + 旅行会社・商社」は、(広域で展開する)旅行会社・商社が酒造会社を傘下に収め、自らのお酒として全国に展開する、というもの。

どちらも「厳しくなって」という事業譲渡ではなく、新たな商機を見出していこうという積極的な意味での展開、というプラスのトーン。

「足し算」というのも記事のもう一つの売りのようですね。
(ただ、ちょっと前までは1次×2次×3次=6次産業というのが流行っていました。掛け算の方がドラドラですから増えていくけど)


とは言え、順風満帆であれば、そんな必要もないとも言える。

お酒まわりって、地方の(産業の)シンボルという性格もあって、地方産品の紹介の際も取り上げて頂き、それはそれでありがたい限りですが、こういうM&Aの時にもやはり取り上げられるんですね。

こちらは喜んでよいのやら、どうなんでしょう。
いずれにせよ、「何かしなきゃ(何とかしなきゃ)いけない」業界なんでしょうね。


ウチもどこかと連携して、何か仕掛けましょうか。

大きく世界に出て、例えば、クロアチアの造船業とボリビアのリチウム鉱業を買ってみるとか、、、、



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