牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

ハイボールとビール、どちらがたくさん飲めるのでしょうか? @ハイボールタワーから注ぎ放題

2022-09-30 11:15:34 | つぶやき、ささやき、ぼやきに歯ぎしり
                          
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何週間か前、蛇口から(チューハイ用の)焼酎が飲み放題で出てくるという居酒屋さんに触れましたが、今度はハイボールです。
(あ、いつものことですが、飲み過ぎ注意!の観点からこういうサービスは如何なものか、と思っている)






全席にハイボールタワーが設置されていて、ハイボールを自分で注ぎ放題(90分)、しかもお値段は「0円」という完全無料サービス。





お店の名前は「若竹ハイボール酒場」
「若竹」はウイスキーの名前かなとも思ったのですがこれは運営会社の名前で、出しているのは「角」ハイボールのようです。
(というか、「若竹」と言えば、先代の三遊亭円楽が建てたもののすぐに閉鎖となった寄席を思い出しますが、、、、当代が元気に戻ってきて復興!となるとよいのですが)

正直、今年になってからハイボールらしきものを飲んだのは、レモン風味の炭酸水を買った時に熟成焼酎のサンプルで100mlくらい作った時くらい。

完全無料、注ぎ放題飲み放題と言われてもお得感はないのですが、流行を作った角ハイボールだし、ハイボール派には堪らないのかもしれませんね。

よく水なら1リットルは飲めないけどビールなら1リットル飲める、と言います(←自分もそう)が、ハイボールとビール、どちらがたくさん飲めるのでしょうか。
「鉄1kgと羽毛1kgでどっちが重い?」というのはちょっと違うかな)

昨今は日本酒を1リットル飲んだら倒れてしまう、升本総本店でした。




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食品・飲料の「にわか雨」を抜けるためには、、、業界天気予報

2022-09-28 12:48:05 | 附属酒類経済研究所
                          
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週明けの日経に出ていた各業界の天気予報(景気予測)
(紙面タイトルには「天気図」とあるけど、天気予報だよね)







「主要30業種」とあるので、ウチに関係するのは?とざっと見したのですが、「卸」というジャンルはなくて、「スーパー」「外食」「百貨店」「(旅行)・ホテル」といったお酒の最終消費のジャンルと、「食品・飲料」という、メーカー(や関連の流通)という分野のジャンルなどが関係しているようです。

これらについて、(文字通り)切り抜いてみた。





それぞれのお天気マークの左がこの四半期(6~9月)、右が次の四半期(10~12月)なのですが、この四半期は薄日の「百貨店」以外は曇りかにわか雨か雨。
「食品・飲料」は雨


次の四半期は、「旅行・ホテル」や「食品・飲料」で少々改善するようですが、それでも曇りとかにわか雨。

(改善しても)にわか雨の「食品・飲料」ですが、改善の理由は10月に予定されているビールなどの値上げ
「値上げで消費者心理が冷え込むのが懸念」ともありますが、それでも値上げで収益が改善する、という見込みになっています。

うーん。

卸の立ち位置でこうなるには、①大前提としてメーカーさんの値上げ分を着実に転嫁した上で、②自らのコスト増の部分もさらにコストオンする、ということが必要ですね。

②はさておき、①ですら色々な圧力があるのが現実ですが、正しい世の中の為、取り組んでいかなければなりません。

にわか雨を進む、升本総本店でした。



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茶入はあるけど、酒器はないのは? @日本橋三越・日本伝統工芸展

2022-09-27 16:49:48 | 酒の道具など
                          
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決めているわけではないのですが、毎年この時期、メディアなどで目にして「今年もやっているなぁ」と見に行くのがこちら。





過去にも何度かご紹介した、日本伝統工芸展@日本橋三越、です。

ホームページによれば、

日本の優れた伝統工芸の保護と育成を目的に、公益社団法人 日本工芸会が毎年開催する日本工芸の技と美が集結する公募展。
陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、諸工芸7部門の一般公募作品1,158点より厳正な鑑審査を経て選ばれた入選作491点と
重要無形文化財保持者(人間国宝)の最新作を含む558点を一堂に展覧いたします。


というもの。

「7部門」のうち、お酒絡みだと最も関係のありそうなものは陶芸なのですが、陶芸の部の展示作って、文部科学大臣賞の高さが50cm以上ある備前の花器をはじめとして、数十cm規模の大皿とか鉢とか、大物が多いんですよね。









備前白泥混淆花器
隠﨑 隆一



陶芸部門を一巡し、最も「小さいもの」は、いわゆる「茶碗」の並び







それよりも小さい酒器などはありません(茶入は2つくらいあったかなぁ)。
お猪口とかの酒器は、小さすぎて?こういう公募展にはなじまいのかもしれませんね。
あるいは、茶入のように茶道などとの結びつきが必要?

その他、上掲の7部門(陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、諸工芸)でも酒器はほとんどなく、自分が見つけたのはガラスの酒器が一点だけ。



硝子酒器「ルフラン」
加倉井秀昭



ちなみにこちら、部門としては「諸工芸」。
「ガラス」というものはなく、七宝などと一緒に「諸工芸」となっています。作品数は結構あるのですが、何が大人の事情があるのでしょうか。


今年も楽しめました。
また忘れちゃうんだろうけど、来年も楽しみです。




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10月からのビールの値上げ。ビールメーカーさんのジョッキのサイズ展開はここまで細かかった。

2022-09-26 12:01:26 | 附属酒類経済研究所
                          
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連休ということもあるのでしょうか、10月からのビールなどの値上げに備えての買い置きの販促チラシが毎週末入ってきます。





消費者(や酒販店)からすると、せめてもの自衛手段ですが、飲食店の場合、特に生ビールなどは生樽買い置きにも限度があるし、値上げ分を転嫁するのかどうか悩ましいところですね。

そんな中、古来「あるある」の対応策の一つが、「容量の見直し」です。
ただ、注ぐ量を減らすと見た目のバランスなども悪いというか「減らしてるんじゃね?」と悪印象を与えかねません。

その対応としては「ジョッキ自体を小さくする」というのも概念上はあり得ますが、多くのお店ではビールメーカー製のジョッキを使っているので、小さめのものへの切り替えといっても都合の良いサイズではできなさそう。

そう思って、ネットで公開されている、アサビビールさんのカタログを見てみた。
(タンブラーもある、ドライプレミアム専用ジョッキ)

なんと!!


ジョッキ、タンブラーとも340ml、360ml、380ml、400mlの4種類ずつあります!!







タンブラーより大容量の場合にジョッキを使うと思ったのですが、同じ容量で両方あるんですね。

しかもそれぞれ20ml刻みというのは、ちょっと驚き
原価率対策のラインナップ、なのでしょうか。。。。。。

実際、このくらいの容量で20mlというと数%分、今回のビール値上げの幅も数%ですので、値上げ分を吸収できそう。

数%分を転嫁(値上げ)するのか、ジョッキを替えて吸収するのか。
どちらもアリですね(健康のためには後者かなぁ)。


値上げ前後、巻き尺を持って居酒屋に、、、、、、、

なんてのは野暮ですね。値上げ、堂々と受けて立ちましょう。
(もちろん問屋も粛々と転嫁させて頂きます)




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炒め玉ねぎが飴色になるのも、古酒の色づきもメイラード反応だった!!

2022-09-25 18:17:05 | 附属酒類経済研究所
                          
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ここ数日、古酒のことをあれやこれや調べていたのですが、古酒が琥珀色に色づくのは「メイラード反応」による、という記述があちらこちらに。


例えば、日経の日曜版(の電子版)での古酒の記事にはこんな記載が。



熟成による変化の1つが色だ。「糖とアミノ酸のメイラード反応と呼ばれる化学反応によるもの」。古酒・熟成酒のオンラインショップ「いにしえ酒店」の薬師大幸さんが教えてくれた。「10年、20年と時間をかけて、熱が入っていくイメージ」だそう。必ずとは言えないが、古いほど濃い色のものが多いようだ。



メイラード反応!!


実はコロナ禍あるあるで、自分でも料理をということでスパイスカレーに凝ったりしたのですが、カレーの基本、炒め玉ねぎが飴色になる反応もメイラード反応なんですよね。



#ハウス食品のHPより


メイラード反応にはアミノ酸と糖質と熱とが必要、ということで、途中、焦げ付かないようにするさし水のタイミングもポイント、など科学的調理をきどっていたのですが、古酒の色づきも同じメイラード反応とは。

いやぁ、「灯台もと暗し」というか、偉そうにしてて全然ダメ、というか。


仕事にも気合だけでなく、科学を心がけましょう。




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「新酒より良い」とされる古酒というのはどんなお酒なのでしょうか?

2022-09-24 21:27:52 | 酒の情報(酒エトセトラ)
                          
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昨日触れた、大正時代のものの本にある、

新酒を即席古酒とする方法
並酒を即席上酒とする方法

というお話。



(昨日と同じ写真)


どうすれば(好まれている)古酒になるのか、見てみましょう。

その秘法?は思いの外簡単で、

一升の新酒に10匁(←1匁は3.75グラムなので、37.5グラム。結構な量です)の赤砂糖を入れる

そうです。

「色のついている新酒には白砂糖」と書いてありますから、「(砂糖による)甘さ」と、「色が付く」というのが古酒(であり良い酒)への道、ということになります。


その上で、もう一つ


杉とか檜などの芳香剤の鉋屑(かんなくず)もしくは木片(吉野杉がベスト)を入れ、煮沸して冷やす


とありますから、杉などの樽香も良い酒の基準になっているのですね。


さらに、上戸のためには「少量の唐辛子を入れ、煮沸すれば辛口の酒に」とされています。
これは試してみたい!

それはさておき、これから察するに、新酒に比べ古酒の良いところ

①色が付いていて、甘みがある。

②樽の香りが付いている


ということになります。

そこで思い当たったのは、当時は瓶詰めではなく樽詰めのお酒がメインだったはずで、そうすると樽に一定期間詰められていて、樽香や樽の甘みが付いたお酒が「古酒」として好まれたのかな、と。

ただ、樽だと、何年もつけておくとヤニが出るだけでなく、空気にも触れっ放しだし、そもそも常温だろうし、色々と面倒なことも起こりそう。

そう考えると、ここでいう好まれる古酒はせいぜい1年くらいの古酒、ということなのでしょうか。

うーん、古酒って深いですね。
まだまだ探求の旅は続きそうです。





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大正時代は「新酒」より「古酒」が尊ばれていた???

2022-09-23 19:14:05 | 附属酒類経済研究所
                          
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ここ数日、日本酒の古酒(長期熟成酒)に触れましたが、そこにも表れていますが、こうした古酒に関する自分的な理解はこんな感じ。


①時代を遡ったり、特殊な例はさておき、ある時期から日本酒は「酢になる」という誤解?も含め、古い=劣化とみなされ、「熟成」はせいぜい秋口まで熟成させた「ひやおろし」までがポジティブな売り文句。

②それもあり、ウチも参加している、江戸時代から続くと言われている問屋と蔵元の春秋の会合の秋の会は、江戸の頃は夏を越え、古くなったお酒の扱いなどを相談する会でもあったと言われている(新春は新酒の目利き)。

③こうした中で、特に近年、ワインの熟成等もふまえ、「熟成」をポジティブに捉える例が出てきている。


こんな状況の中で、ウチも何かできないかな、とも思っているわけですが、温故知新で昔の資料を調べていたら、ものの本にこんな記載がありました。






新酒を即席古酒とする方法
並酒を即席上酒とする方法



このタイトル、「並」酒を「上」酒にというのは尤もですが、この記載ですと、古酒の方が新酒よりも良い(ので魔法をかける)というように見えます。


本の出版年は大正6(1917)年ですから、100年ちょっと前。
日本酒の歴史からは最近とも言えますし、いわゆる現代の「清酒」の時代です。

本当に大正時代には古酒が尊ばれていたのか、あるいは「古酒」というのがちょっと違う概念なのか。

ちょっと調べてみる必要がありそうですね。
連休だし、ちょっと資料を読み込んでみましょうか。




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古酒で億万長者は難しいようです。

2022-09-22 20:47:33 | 酒の情報(酒エトセトラ)
                          
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昨日、ちょっと古酒について触れましたが、いったいどんな売り方/売られ方をしているのでしょうか。

もともと量があるものではないので、SNS含めネットや口コミなどで一つのロットは捌けそうですが、そうすると、もはや投資というより通販の一類型ともいえるクラウドファンディングというのも結構ありそう?と思って、有力サイトの一つ、CAMPFIREを見てみた。


すると、6つの日本酒古酒関連のプロジェクトが見つかりました。

集まった金額順に並べてみましょう。





最も多く集めたのは秋田の蔵元「金紋秋田」さんの古酒プロジェクト
樽熟成の720ml古酒7200円ナリなどなのですが、集めた金額はなんと730万円。これはスゴイ!
(蔵元のお嬢さんが前面に出ている、というのも効いているような)


2番目は富山の立山酒造さんの大吟醸の3年古酒で、集まったのは162万円。ただ、こちらは〆切までまだ32日ありますから、もっと集まる可能性もありますね。


3番目は古酒流通で有名な方のプロデュースのもので、島崎酒造さんの洞窟内で熟成させた古酒。
68万円を集めて終了となっています。
上位2つに比べ少ない気もしますが、この方のものは他の場面でも見たことがあるので、ちょっと目新しさがなくなっているのかもしれません。


と思ったら、4番手の木戸泉さんの古酒や、5番手の複数の年次の古酒セットも同じ方のプロジェクトでした。
このパターンだと数十万円というのが相場なのでしょうか。

確かにプロジェクトがポンポン出てくると、稀少性に欠けるし、ふるさと納税同様、まさに通販サイトみたいになっちゃいますよね。

うーん、ウチも古酒で億万長者を狙おうと思ったのですが、なかなか厳しいようですね。





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升本ダブルネームの古酒って出せるのかなぁ。。。

2022-09-21 19:07:09 | つぶやき、ささやき、ぼやきに歯ぎしり
                          
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日経日曜版の別冊的な紙面。






オンライン版でのヘッダはこんな感じ。

有機米や熟成古酒、「花酵母」も
価値高め価格反映目指す



高値を付けるワインのように熟成させてビンテージにしたり、有機米を使ったりする動きが広がっている。田嶋酒造(福井市)はワイン酵母を使った酒をオーク樽(だる)で熟成させる。4合瓶が2500円と通常品の約2倍だが、毎年完売する。花由来の「花酵母」を使って醸造する蔵も増え、現在30蔵以上で製造している。(後略)


泡盛にも言及されていましたが、メインは古い日本酒で、単に古くてダメ、というのではなく、その熟成を「古酒」として付加価値を売る/楽しむという流れがある、というもの。

当たり前と言えば当たり前なのですが、ちょっと残念というか疑問なのが、見聞きする「古酒」は皆、蔵元さんが「古酒」として売り出しているものばかり。

ちょっと珍しいケースでは、以前ショップを見つけてご紹介した、人材派遣の「パソナ」がプロデュースする古酒ブランド「古昔の美酒」がありますが、これも個々の銘柄は蔵元が古酒を瓶詰めしてのもの。

実は自分も古酒というか日本酒の熟成には関心があって、熟成に耐えそうな白鷹の原酒を毎年ちょっとずつ冷蔵熟成しています。

これ自体は個人の趣味の範疇ですが、この流れで銘柄(商品)自体は通常流通品と同じで、ウチの冷蔵倉庫で20年熟成させたお酒を古酒としてウチの名前とのダブルネームで出せないかなぁ、と思ってみたり。

これも何度か触れた「ワインボトルを海中で1年貯蔵して売る」というビジネスモデルに近い気もしますが、あれってどういう整理になっているのかな?

責任分担や表示法、売り方など、どんなやり方があり得るのか、秋の夜長に一杯やりながら考えてみましょう。





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「ひやおろし(HIYAOROSHI)」って英語で説明すると、、、、、

2022-09-20 11:44:27 | ご縁の会社・団体
                          
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土日とジョギングできなかったので、昨日敬老の日は台風が来る前にひとっ走り。


神保町から神田を抜け、十思小の公園で松陰先生にお参りして隅田川方面へと向かう途中、馬喰町辺りで「そういえば」と思って、問屋仲間の角打ちまで。





日本名門酒会の岡永さんの角打ち「岡本屋永吉商店」さん。
(朝なので閉まっているのは覚悟していたのですが、元々祝日はお休みのようですね)

店頭の「良き酒を佳い人に」というスローガン通り、良質の日本酒、そして日本酒文化を拡げようと精力的に活動をしていらっしゃる岡永さん。
(「佳い人」になりたいものです)

お酒の歳時記なども大事にされていて、店頭には「ひやおろし」のオリジナルポスターも。





「ふーん」と感心してポスターを見ていたのですが、右側のポスターの下部には、「ひやおろし」の英語での説明がありました。





さすが、です。

後学のために載せておきましょう。

HIYAOROSHI-Autumn Released Premium Sake
--------------------------------------
"HIYAOROSHI" is seasonal sake
with mellow aroma and round taste,
which is released in the autumn.
The sake is brewed with new rice
harvested in the previous autumn
and stored after pasteurization in the spring.
It matures throughtout the summer
developing unique flavors until the autumn.

© Japan Prestige Sake Association. 日本名門酒会 だと思う)


(一年前の)秋に収穫された米で醸し、春に火入れ貯蔵し、ひと夏を越え熟成、、、季節を入れることで自然の恵みをより一層感じます。
(個人的には「冬に醸す」と入れると四季がコンプリート、とも思いました)


海外にも広めよう!という岡永さんならではの取り組みですね。

ウチも爪の垢くらいは見習わなくては!



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「角打ち=格安」ではなくて。 「ぼっちりや 糀薫」@神宮前

2022-09-18 10:48:00 | 神楽坂とインテリジェントロビーの徒然
                          
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昨日は所用で赴いた郊外から田園都市線で戻ったのですが、思い立って表参道で下車。

ネットニュースで見た、とあるギャラリーでやっていたアート展を覗いた後、表参道ヒルズの脇、これまた思い立って、暗渠となった隠田川を遡って神宮前/千駄ヶ谷方面へ。




というのも、先日、神楽坂の高知専門の酒屋兼角打ちの「ぼっちりや」さんの店主にお会いした際、「神宮前に支店を出した」と聞いたので偵察がてら行ってきました。


場所的には古くからの商店街になっているところの一角にお店はありました。






「ぼっちりや 糀薫」という店名(←何と読むのかはわかりません)。





店の中は神楽坂のお店と似た感じで、酒屋の冷蔵ケースとカウンターなどがシンプルに配置されています(違うのは、奥にコンクリの冷蔵セラー室がある!!!)。

神楽坂のお店は「高知の日本酒だぞ!」という強いアピールが感じられますが、こちらは神宮前という場所柄か、店長さんのご縁の山梨のワインをグラスで出していたりと、ちょっとお洒落。


頂いた甲州種は、酸がはっきりと立っていて、台風前のちょっとじめっとしたお天気の中、爽やかですね。

お店の中は様子を見に来た神楽坂の常連さんと、「近所に勤めているんだけど」というアパレル風のお洒落さんなど。

「角打ち=格安」という位置づけではなく、品揃えやスタッフの魅力でご近所さんの支持を得る、という方針なのでしょうね。

コロナ禍の中、元気のない飲食店さんも多い中、攻めに行ってますね。

頑張ってください!!




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「かめじま」って亀島川? 酒屋さん経営?の、かめじま商店@茅場町

2022-09-15 19:34:08 | 新川大神宮と新川
                          
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午後、所用で新川に赴いた帰り道、茅場町駅の手前の路地にブルックリンスタイル(←とりあえず書いてみた)みたいな居酒屋さんに目を惹かれました。








お店の名前は「かめじま商店」

亀のロゴがありますが、恐らく脇を流れる亀島川の亀島ではないでしょうか。

目を惹いた理由はこの置き看板





飲めます、買えます。
酒屋が経営する
つまみのおいしい
ビストロです。



なるほど、酒屋さんがやっているんですね。

角打ちなのかな?とちょっと様子をうかがったのですが、酒屋さんという風情はあまりなくて、カウンター形式のビストロという感じ。
(「酒屋が経営する」と看板がなければ、そうは思わない、、、でも確かに看板には「ビストロ」とある)

その意味で覗き難かったのと、女性スタッフがテキパキとおそうじされていたこともあり、入れずそのまま帰ってきました。

上で触れたようにこのお店自体は酒屋さんらしくないし、以前ここに酒屋さんがあった記憶はあまりない。

と、すると、この近所の酒屋さん経営しているのかな?
亀島川関連の酒屋だとすると相当古い。
(ウチの出店「升本茅場町店(かやばちょうだな)」も亀島川のほとりにあった⇒当時の写真

明日も新川に行く用があるので、新川の旦那方に聞いてみようっと。
(右の旦那も立ち飲み屋さんをやってますが、確か新橋)




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ネクタイの田屋さんのショーウインドウに酒瓶がディスプレイされている件

2022-09-14 12:29:10 | 酒の道具など
                          
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先週末、お得意先のデパートさんへと銀座に行ったのですが、かなり人手が戻っています。

そんな銀座ですが、実際に入るお店、最高頻度のライオンや、デパートを含めた複合施設は別として、老舗系の商店ではここ半年で入ったのは伊東屋や山野楽器、タニザワ鞄、トラヤなど、結構限られてきます。

こちらも前は通るけど、というお店ですね。





ネクタイの「田屋」さんです。
建物的には銀座三越と同じビルなので、よく前は通るのですが、入ったことはほとんどなかったのですが、この日、ショーウィンドウを見て「!!」となりました。





ネクタイと日本酒の瓶が併せてディスプレイされています。

近寄ってみると、小紋柄のネクタイ、小さな酒瓶が縦横に散りばめられています。





なるほど。
ただ、ディスプレイされている酒瓶の銘柄、リアルな銘柄ではなさそうですが、それとの関係はなんなんだろう。


その謎は、ショーウインドウの右に。





「ネクタイの絵柄にあなたの名前が入ります」

なるほど、「田屋」とか書いてあるところに別の文字が入れられるというわけですね。

ずいぶん細かい細工となりますが、一つのアイディアですね。

個人的には名前はベタ過ぎて嫌だけど、何か良いものがあれば入れてみたい気も。

元々クールビズで打撃を被っていたところにコロナ禍のリモートワーク普及でさらに大変な状況のネクタイ業界だとは思いますが、こういう取り組み、頑張って欲しいですよね。

会社の周年記念などにも良さそう。入れた名前のお酒はウチが別途ご用意するということでコラボを持ち掛けてみようかしら。






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千代八千代の2×2の積み樽@鷲神社

2022-09-13 12:17:45 | BTP48あるいは積み樽データブック
                          
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行程的には昨日の続き。

週末ジョギングで上野公園から山手線を越え、日暮里のクラフトビールのブルワリーまで行った後の話です。

昨日書いたように「日暮里って荒川区なんだよな!」と思いつつ、「この辺りって(台東区の)根岸でもあるよな」とも思いながら走っていると、住居表示はすぐに根岸、そして入谷に。

こちらは問屋仲間の下谷の旦那のお膝元、とそのまま走ると、酉の市で有名な鷲神社の前まで来ました。

「酉の市」で来たことはあるのですが、普通の時は初めて。
屋台などがないせいか、ずいぶん「すっきり」というイメージ。

社殿もお昼に見ると感じが違ったのですが、酉の市で来た時には気がつかなかった「積み樽」がありましたよ!!





2×2の4段積みが左右に配置されています。

銘柄は「千代八千代」
「太田酒造株式会社」とありますね。「えっと、、、」と調べてたら滋賀は草津、「道灌」の蔵元さんですね。


鷲神社との関係とか、なぜメイン(だし江戸と縁が深い)「道灌」ではなく「千代八千代」なのかとか、よく判りませんが、おめでたい名前ですね。

ご近所の下谷の旦那に聞いてみようっと。





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荒川区・日暮里にもあった醸造所。オケイ・ブルワリー

2022-09-12 12:47:03 | ビアガーデン・ビアホール情報館
                          
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昨日触れた、土曜日のジョギング中、御徒町界隈でブルワリーを発見した話。

実はその場でスマホで「ブルワリー 御徒町」を調べ、もう一つ出てきたのが、上野の山を越え、日暮里にあるブルワリー

ここまで来たんだし、とさらに足を延ばした。




上野公園では噴水広場で3×3のバスケットをやっていた。


その脇ではクラフトビールの屋台も出ていて、「TOKYO隅田川ブルーイング誕生」と。





これは吾妻橋のアサヒビールさんのブルワリーですよね。

で、上野公園を抜け、谷中墓地の脇の跨線橋で日暮里へ降り、羽二重団子のちょい先にそのブルワリーはありました。
(あ、羽二重団子、建て替えたのか新しい装いになっていた)



正面から撮ったと思ったのですが見当たらず。。。。


「OKEI BREWERY(オケイ ブリュワリー)」という醸造所です。





改めて付近の住居表示を見ると、日暮里って「荒川区」日暮里なんですね。ちょっと遠くまで来たような気も。
こちらも残念ながらオープンはお昼からということで飲めませんでしたが、上野公園の屋台といい、いや、本当に色々ブリュワリーができ、目に付くようになっています。

昨日も書いたようにジョギングで回るのにはいい距離感なのですが、実際巡って飲むには営業時間との兼ね合いですね。




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