牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

今年もまた、焼酎売上高ランキング(2015年版)by帝国データバンク

2016-08-31 12:34:01 | 附属酒類経済研究所
                           
                           【公式HPはこちら↑】






何かあったに、違いない。



、、、、、あ、本題に入る前ですが、明日9/1(木)19:0より、ウチが運営するインテリジェントロビー・ルコにて、ミニ試飲イベント「ワイン部」が開催されます。

今回は普段いらっしゃる大口グループの方々がご都合でご欠席ということで、まだ空きがあるようですので、ご希望の方はお申込み下さい!



さてさて、本題。

このブログは「gooブログ」というのを使っている(いや、使わせて頂いてる、ですね)のですが、管理者機能として、「リアルタイムでのアクセスモニタリング」というのがあります。


要は、時々刻々と変化するアクセスの件数をモニタリングしてグラフ化する機能なのですが、昨夕、ふと見ると、

こんな感じ

何か、突然ピークが立っていますよ。

経験上、こういうのって、テレビ番組やネットニュースなので関連の情報が流れ、それを見た人がググったりして、アクセス、というもの。

何かあったな、と、同じく管理者機能でアクセスページや検索ワードを見て、納得です。

こちら

焼酎の売上ランキングとか、帝国データバンクとか、、、、

この記事です。

そう、帝国データバンク(の福岡支店)が毎年発表している焼酎ランキング

こちらもググってみると、昨日(=その日)、記者発表があったようで、各紙で報じられていました。

皆さん、これを見て検索して、こちらにやってきたんですね。

ただ、ググっても出てこないのですが、データソースの帝国データバンクのサイトを丁寧に探すと、ちゃんと大元の発表が出てくるんですよね。。。。。。

とりあえず、そこまで行きつかなかった人のために、「要旨」と数字の概要を掲載しておきましょう。

調査結果

1 2015年(1月期~12月期)のランキング上位50社の売上高合計は、前年比1.7%減の2804億1600万円と、2年連続で前年を下回った
2 売上高トップは4年連続で霧島酒造(株)。2位は前年と同じく三和酒類(株)、3位は雲海酒造(株)で、前年の4位から順位を上げた
3 増収企業は前年比4社減の13社で、2011年の11社に次ぐ低い水準。一方、減収企業は同4社増の33社、横ばいは前年と同じ4社だった
4 県別売上高は、宮崎県が前年比1.3%増の857億4100万円で初めてトップになった。前年まで首位の鹿児島県は同6.5%減の824億5400万円で2位に後退。3位は前年と同じく大分県で、同1.2%減の687億3200万円だった。



順位 前年順位    メーカー       売上高(百万円)
1  1  霧島酒造(株)  58,945
2  2  三和酒類(株)  48,006
3  4  雲海酒造(株)  16,160
4  5  二階堂酒造(有)  16,000
5  3  薩摩酒造(株)  15,000
6  6  濵田酒造(株)  13,563
7  7  高橋酒造(株)  7,409
8  8  本坊酒造(株)  7,203
9  9  若松酒造(株)  7,172
10  10  美峰酒類(株)  6,022
11  11  大口酒造(株)  5,165
12  12  神楽酒造(株)  4,655
13  13  小正醸造(株)  4,101
14  15  鷹正宗(株)      3,960
15  14  長島研釀(有)  3,901
16  16  (株)宮﨑本店      3,858
17  18  (株)都城酒造  3,011
18  17  岩川釀造(株)  3,000
19  19  札幌酒精工業(株)  2,878
20  20  老松酒造(株)  2,709
21  21  田苑酒造(株)  2,625
22  23  三岳酒造(株)  2,580
23  22  (株)久米島の久米仙  2,451
24  24  ヤヱガキ酒造(株)  2,098
25  29  (有)比嘉酒造  2,060
26  26  八鹿酒造(株)  2,017
27  27  新平酒造(株)  2,000
28  25  小鹿酒造(株)  1,902
29  30  (株)奄美大島開運酒造 1,867
30  28  山元酒造(株)  1,835
31  31  宗政酒造(株)  1,816
32  34  (株)篠崎      1,708
33  32  江井ケ嶋酒造(株)  1,686
34    33  白金酒造(株)  1,600
35  36  玄海酒造(株)  1,562
36  39  白玉釀造(名)  1,500
37  35  福井酒造(株)  1,463
38  41  さつま司酒造(株)  1,400
39  42  (資)光武酒造場  1,382
40  37  さつま無双(株)  1,343
41  43  佐藤酒造(有)  1,300
42  40  萬世酒造(株)  1,254
43  46  瑞泉酒造(株)  1,100
44  44  大海酒造(株)  1,095
45   -  まさひろ酒造(株)  1,051
46  45  若潮酒造(株)  1,048
47  48  高千穂酒造(株)  1,000
47  49  井上酒造(株)  1,000
49  47  壱岐の蔵酒造(株)  985
50  -  京屋酒造(有)  970


色々な見方があると思いますが、10億円以上のメーカーが50社もある、というのは、個人的には焼酎も底堅く続いているなぁ、という印象です。


★★★★★酒・ブログランキングにエントリーしています★★★★★
応援何卒よろしくお願い致します

応援のクリックを↑↑↑↑↑

【アルバイト・契約社員募集中!】
(1)飲食部門(フロアスタッフ兼新規開店企画)
(2)酒類営業部門(倉庫管理兼営業企画)
(3)酒類営業部門(通販管理)
日時・時間はご相談。正社員登用もあり。男女問いません。詳細は当社HPまで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

菩提酛@正暦寺あり、SORACHI ACE byサッポロビールあり、、、勉強になるなぁ、フリーペーパー

2016-08-30 13:07:57 | フリーペーパーの切抜き
                           
                           【公式HPはこちら↑】







節穴オンパレード





地下鉄でもらったフリーペーパーです。





METRO min. 2016SEP

このフリ―ペーパー、東京メトロの中ではmetropolitanaと並んで内容がぎっしりとあります。

お酒の話題も、定番とも言える完全なるタイアップ記事(今回はカールスバーグ)だけでなく、盛り沢山。


「Kii7三重-奈良-和歌山サミット」という地域モノの特集の中にあったのが、

こちら

発祥の地コラム(これって連載なのだろうか?)」と題して、奈良市菩提山町にある正暦寺が出ています。

ここの境内には「日本清酒発祥之地」という石碑が立っているそうです。

そのいわれは、室町時代の「御酒之日記」という書物に正暦寺の僧が透明度の高い「菩提泉」という酒を造ったという記録があることなどによるそうで、1996年から始まった正暦寺ゆかりの「菩提酛」での清酒復活プロジェクトの成功後の2000年にこの石碑が建てられたそうです。

正暦寺のホームページにも詳しく出ていました。


(略)
当時の正暦寺では、仕込みを3回に分けて行う「三段仕込み」や麹と掛米の両方に白米を使用する「諸白もろはく造り」、酒母の原型である「菩提酛(ぼだいもと)造り」、さらには腐敗を防ぐための火入れ作業行うなど、近代醸造法の基礎となる酒造技術が確立されていました。
(略)
このように正暦寺での酒造技術は非常に高く、天下第一と評される「南都諸白なんともろはく」に受け継がれました。そしてこの「諸白」こそが、現代において行われている清酒製法の祖とされています。このことから、現在の清酒造りの原点を正暦寺に求めることができます。

以上のような歴史的背景は、正暦寺が日本清酒発祥の地であると言われる所以であります。



この話、以前、三越前の奈良県のアンテナショップの2階の展示室/会議室で関連の講演を聞いたような気がするのですが、「菩提酛」という言葉しか頭に残っていませんでした。

いやぁ、右の耳から入って、左の耳に抜ける、というのはこういうことなんですね。


そして、別のページにも、こんなお酒関連の記事が。




ビール好きなら知ってて当然!?
「伝説のSORACHI ACE」とは?



「SORACHI ACE」というのは、サッポロビールが品種登録したホップ


登録されたのが1984年ということですから30年も前のことなんですね。

「ヒノキや松、レモングラスを思わせる個性的な香りを持つ」ということで、当時はスーパードライに代表される爽快系が流行っていたこともあり陽の目を見なかったようですが、近年クラフトビールが勃興する中、ホップにも関心が寄せられ、2010年頃から米国でヒットし、このたびサッポロビールから商品化されたというもの。





ネット限定(しかも、サッポロがamazonに出している!)ということだそうですが、それにしても全然、知りませんでした。


恐らく、どこかでは情報を見たり聞いたりしているとは思うのですが、、、、これぞ節穴。

見ざる聞かざるになっちゃっています。

ネットで買うのは悔しいけど、、、どうしようかなぁ。


--------実は今回のMETRO min. 他にもお酒関連があったのですが、それはまた明日。



★★★★★酒・ブログランキングにエントリーしています★★★★★
応援何卒よろしくお願い致します

応援のクリックを↑↑↑↑↑

【アルバイト・契約社員募集中!】
(1)飲食部門(フロアスタッフ兼新規開店企画)
(2)酒類営業部門(倉庫管理兼営業企画)
(3)酒類営業部門(通販管理)
日時・時間はご相談。正社員登用もあり。男女問いません。詳細は当社HPまで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「1番」は記憶にも記録にも残ります。エチゴビール「Flying IPA」を味わいながら越後鶴亀の上原さんを思い出した。。。

2016-08-29 13:54:42 | 新製品のご紹介(評判・評価)
                           
                           【公式HPはこちら↑】







1番じゃあなければダメなんですか?



東京都の1番よりも日本の1番を狙ったのでしょうか、事業仕分けでこの言葉を発した蓮舫さん、まずは民進党の1番を狙って党首選に立候補されるようですね。


それはさておき、営業のTさんから「新たにお付き合いを始めたところから届いたので」と、いま、流行のIPAビールのサンプルを頂きました。


ブランドを見ると「エチゴビール」とあります。


業歴の比較的浅いTさんにはピンとこなかったようですが、これって、あのエチゴビール?


やはりそうでした。


1994年当時、国産地ビール第1号!として評判になった、あのエチゴビールです。


やっぱり1番と言うのは、記録にも記憶にも残るものですね。


さっそく味見


ガツンとくる分かりやすい苦みはいかにも地ビールIPAらしいですが、それと共に柑橘の香りもしっかしりていて、苦いだけのビールではありません。
良くも悪くも、「良くできたIPA」ですね。


そんな(真面目な)味見と共に、20年前の記憶が戻ってきました。


その頃は酒問屋とは違う商売をしていたのですが、その時、新潟の地域振興を図る会議を何度か開いたことがあり、そこにお招きしたのが、当時の社長さん、上原酒造(越後鶴亀)の蔵元でもある上原誠一郎さん、でした。


国産地ビール第1号!という先駆者としてお話をおうかがいしたのですが、なにせ東京芸術大学(美校のほう)出身、 卒業後はイタリアで古典仮面喜劇を学び、俳優・演出家としてヨーロッパを中心に活躍されていたというスゴイ経歴の持ち主だけに、縦横無尽のお話、でした。
(その関係で、ラベルも横尾忠則の手になるものも結構あった)


その後、地ビール・ブームの終焉と共に、色々あって資本が変わったという話を聞いたのが2010年(その時にも何か書いたような記憶がありますが、忘れてしまった)。


そんなエチゴビールを扱うことになるとは、これも何かのご縁でしょう。


ちなみに味見をしたのは限定醸造モノで「Flying IPA」というもの。

名前の通り、ドラゴン(龍)がドドーんと描かれています。

ほら

発売はこれからといいうことですが、お値段的にも結構お手頃なようで、ブレイクしそうですね。

営業のT(Y)さんによれば、結構な量を確保するよう、お願いしたということですが、すぐになくなっちゃたりして。

乞うご期待&お買い求めはお早めに!です。


★★★★★酒・ブログランキングにエントリーしています★★★★★
応援何卒よろしくお願い致します

応援のクリックを↑↑↑↑↑

【アルバイト・契約社員募集中!】
(1)飲食部門(フロアスタッフ兼新規開店企画)
(2)酒類営業部門(倉庫管理兼営業企画)
(3)酒類営業部門(通販管理)
日時・時間はご相談。正社員登用もあり。男女問いません。詳細は当社HPまで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

真実があるのはお酒の中か、音楽の中か。In Vino: Wine in Music in the 16th & 17th Centurie

2016-08-28 12:24:59 | 酒の本棚(書評?)
                           
                           【公式HPはこちら↑】



ネット社会というか物流革命というか、ささっと検索してポチッとボタンを押したら、1週間も経たないうちにオーストリア(カンガルーのオーストラリアではなく、ウィーンのある方)からやってきました。



こちら

オーストリアの音楽の香りがするパッケージ、、、、でもありませんけどね。

パッケージを開けると、中からでてきたのは。

CD

数日前に、お酒の歌を集めようかなと思っている、と書きましたが、その一環。

CDのタイトルは、「In Vino: Wine in Music in the 16th & 17th Centurie」

訳すと、「16世紀と17世紀の音楽の中のワイン」でしょうか。

全部で22曲が収録されています。聞きごたえ飲みごたえはありそうです。


タイトルは、、、、英語のものは少ないし、辞書を引いてもわからないフランス語とかイタリア語もあるので、邦訳はいずれちょっとずつすることにして、原題のまま列挙しましょう。

1 Nuptiae factae sunt [Antiphonale Monasticum]
2 Se Fastu In Quella Vigna [Firenze Bibl. Naz. Centrale Ms Magl. XIX 108]
3 Ave color vini clari
4 Nous boirons du vin clairet
5 Bon Vin Je Ne Te Puis Laisser [Manoscritto Di Bayeux, Chanson Xliii]
6 Baco baco santo Idio [Venezia Mss Marciano, IT, Cl IV, 1526]
7 Bacco Bacco
8 Adieu ces bons vins de Lannoys
9 Margot labourez les vignes
10 La Magdalena
11 So trincken wir alle
12 Oy comamos y bebamos
13 The wine that I so dearly got
14 Margot labourez les vignes
15 Il Piacere
16 Hau hau hau le boys
17 Or sus, or sos bovier [Petrucci, Canti B, Venetia]
18 Bevons ma commere [Manoscritto di Bayeux, Chanson XV]
19 Quand je boy du vin claret
20 Pavana di vino nero e bianco
21 Vignon vignette
22 Dixit Dominus [Communio, II domenica dopo l'epifania Liber Officii]




これも先般ご紹介した「さあ、飲もう(Hau hau hau le boys)」も16番目に入っていますね


忘年会での余興に向け、練習開始です!(嘘です)



★★★★★酒・ブログランキングにエントリーしています★★★★★
応援何卒よろしくお願い致します

応援のクリックを↑↑↑↑↑

【アルバイト・契約社員募集中!】
(1)飲食部門(フロアスタッフ兼新規開店企画)
(2)酒類営業部門(倉庫管理兼営業企画)
(3)酒類営業部門(通販管理)
日時・時間はご相談。正社員登用もあり。男女問いません。詳細は当社HPまで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2か月間、夢を見ていた、というか、節穴?日本経済新聞朝刊の連載小説は「琥珀の夢」でした。

2016-08-27 12:12:12 | 酒の本棚(書評?)
                           
                           【公式HPはこちら↑】





2か月間、節穴続き、でした。




現在進行形の日経朝刊の「私の履歴書」は、ノーベル賞の大村先生。

これまで学者先生、あるいは技術者創業者のものとも一味も二味も違う、「へぇ~」の連続でとてもエキサイティングです。


昨日もまた、電車で移動した際に「さぁて、私の履歴書」と、日経の裏面を見てみると、紙面の下にある連載小説のところに、商売柄、気になる挿絵がありました。


こちら



これ、ビールですよね?



紙面を見てみると、

舶来のウィスキー、葡萄酒、そしてビールの製造にいち早く目をつけ、河内からビールを仕込み、ビール製造にも着手していた。このビールを「朝日麦酒」と命名し、あまりに売れないので、信治郎が丁稚に入る四年前に、ビールの製造法と名前を売却していた。これがのちのアサヒビールの源流になったのである。


などと、書いてあります。


このくだりの主語は「小西儀助」。ボンドで有名な「コニシ」のルーツですね。


そして、ここに丁稚で入った(と書いてある)「信治郎」というのは、サントリーの創業者の「鳥井信治郎」ではないですか?


タイトルを見ると、


琥珀の夢~鳥居信治郎と末裔


なんと、NHKの「マッサン」の向こうを張って、サントリー創業者が日経朝刊の連載小説になっていました!

作者は人気作家の伊集院静さん。初めての「企業小説」だそうです。


経緯は知りませんが、「マッサン」で色々な意味でニッカの陰に隠れてしまったサントリーさんや、比較的経済界(というか「強いもの系」)にシンパシーのある伊集院静さんなどの思惑が一致した連載なのでしょう。


それはさておき、、、、、、


連載の開始の7月1日から2ヶ月、うかつと言うか、節穴と言うか、あきめ●らと言うか、サントリーの企業小説が日経朝刊に連載されているとは、全く知りませんでした。


業界人として恥ずかしい、恥ずかしすぎますが、、、不思議でもあります。

なんで気が付かなかったんだろう!
(これを読んで初めて気が付いたという日経読者がいたら、、、、あなたも節穴、です)


★★★★★酒・ブログランキングにエントリーしています★★★★★
応援何卒よろしくお願い致します

応援のクリックを↑↑↑↑↑

【アルバイト・契約社員募集中!】
(1)飲食部門(フロアスタッフ兼新規開店企画)
(2)酒類営業部門(倉庫管理兼営業企画)
(3)酒類営業部門(通販管理)
日時・時間はご相談。正社員登用もあり。男女問いません。詳細は当社HPまで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寒天を入れるとどうなるのでしょう? 「蔵の甘酒」byヤマク食品(株)@「なっとくしま」

2016-08-26 12:54:01 | 酒のご紹介
                           
                           【公式HPはこちら↑】




たけやぶやけた


かんてんてんか



ウチからだと神田川・飯田橋をはさんで向こう岸、千代田区側に「こころとからだの元氣プラザ‎」という病院施設があります。
(確か運営主体は「東京顕微鏡院」という、古い古~い病院だと思う)


そんな「こころとからだの元氣プラザ‎」ですが、ある時期から1階のエントランス部分がコンビニのローソンになったのですが、先日、前を通ったら、こんな看板が。


こちら


「なっとくしま」徳島県産品販売店


どういうご縁なのかはわかりませんが、中に入ると、専用のコーナーがあり、そこに徳島県産品が並んでいます。


「売れてます!」などのPOPが並んでいるのですが、商売柄目についたのは、やはり


こちら


「蔵の甘酒」という甘酒。


確か「売れ筋1位とか2位」のPOPがあったような気がします。
お値段は150円位。早速買いましたよ。


なぜかスプーンがついて来た。


メーカーさんはヤマク食品(株)という会社。
住所は徳島県板野郡藍住町とあり、地図で見てみると吉野川の河口部の、徳島市よりちょっと上流側にある町でした。

原材料表示を見ると、



「米、寒天、こうじ菌」


「寒天」というのは珍しいですね。初めて見ました。


実際に飲んでみると、これは美味しい!

最近の甘酒は、「粒つぶ」しているのを売りにしているのが多いのですが、その類のものはお腹にたまる場合もあるのですが、これは「薄くないけど飲みやすい」という良いバランス。

「寒天」が秘密なのでしょうか?


「寒天」添加(かんてんてんか)。

なんか上から読んでも下から読んでも、ですけど、その効用について、ちょっと調べてみましょう。



★★★★★酒・ブログランキングにエントリーしています★★★★★
応援何卒よろしくお願い致します

応援のクリックを↑↑↑↑↑

【アルバイト・契約社員募集中!】
(1)飲食部門(フロアスタッフ兼新規開店企画)
(2)酒類営業部門(倉庫管理兼営業企画)
(3)酒類営業部門(通販管理)
日時・時間はご相談。正社員登用もあり。男女問いません。詳細は当社HPまで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「チケットの転売に反対!」vs「いや、これが資本主義!」。。。。。。「チケット」を「お酒」に代えてみたらどうなるでしょうか。 

2016-08-25 12:57:32 | 附属酒類経済研究所
                           
                           【公式HPはこちら↑】






「主張」の意見広告、です。






日経新聞などでも大きく報じています。

チケット高額転売に反対 サザンら共同声明
2016/8/24 11:10
 コンサートのチケットがインターネットなどを通じて、高額で転売される事例が相次いでいるとして、日本音楽制作者連盟など4つの音楽業界団体と、サザンオールスターズや中島みゆきさんら100組以上のアーティストが24日までに、転売に反対する共同声明を発表した。

 声明に名を連ねたのは他に、嵐やスピッツなどの人気グループ、歌手のaikoさん、きゃりーぱみゅぱみゅさんら。フジロックフェスティバルなど20以上の音楽イベントも加わった。

 声明は転売目的の買い占めによりファンがチケットを入手しにくくなっていることや、偽造など犯罪の温床になっていることなどを挙げ、「全ての弊害が音楽を愛するファンに及んでいる状況を放置しておくべきではない」としている。



具体的な主張が、サイト上に出ています。


現在、チケット転売サイト、ネットオークション、SNSでの個人間売買、金券ショップ等において、チケットの不正な高額転売や購入によるトラブルが増加しています。
また、お金だけ騙しとられる、偽造チケットが送られてくるといった詐欺行為によるトラブルも発生しています。
各社の規約により営利を目的としたチケットの転売行為は固く禁じられており、転売されたチケットではご入場いただけない場合があります。また、ご入場できない場合、経済的に一切補償されません。
 アーティストやコンテンツホルダーの権利を守るために、コンピュータ・チケッティング協議会では各種情報を共有し、各社対策を実施します。
 チケットは必ず、正式に販売許可を得たチケットエージェンシーにてご購入ください。




これに対し、チケット売買サイト「チケットストリート」の代表が、自らのブログで「反論」を出しています。

思いのこもった文章なので、ほぼ全文を掲載、します。


チケットの転売、二次流通にアーティストやプロモーターが反対するのは理解できます。
中古ゲームソフトや古本と同じように、いくら売れてもアーティストにお金が入らないので、それは嫌でしょう。

ただ一方で「高額転売」と 主催者側が一方的に決めるのには違和感を覚えます。
高額かどうかを判断するのはライブを見るファンであって、アーティストでも主催者でもない。

野球であれば、ネット裏は立ち見席の10倍の値段です。
ボクシングやバスケットボールなら、リングサイド・コートサイドが定価で10万を超えることも珍しくありません。

「良い席で見たい、そのためにはお金を払ってもいい」
というファンの要望は、自然なものではないでしょうか。

実際に、我々チケットストリートは日本バスケットボールリーグ(NBL)の「主催者公認」による再販をのべ2年間にわたって担当し、ファンの皆様にも支持されてきました。

買い占めによる値段の吊り上げは違法ですし、取り締まるべき犯罪です。
ただそれは「買い占めさせない」ための仕組みづくりという問題で
正当に手に入れたチケットを転売するかしないかとは全く違う話です。

弊社チケットストリートは、チケットの個人間での取引、二次流通をおこなっていますが、
「不当・違法な買い占めの撲滅」については、アーティスト、主催者の皆様と協力して進めていくことに異論はありません。

しかしながら、正当・公正な抽選なり先着順なりでチケットを手に入れた一般個人が
自由にチケットを売る権利は、自由な市場を持つ資本主義経済の根幹として守るべき権利だと考えます。

アーティスト・主催者が「俺の言うとおりにチケットを買え」というのは
単なる独裁主義・管理経済でしかありません。

一つの例ですが、海外のファンはどうやって日本公演のチケットを買えばいいのでしょうか?
日本人だけに、日本語で売るチケットだけで良いのでしょうか。



主張はもっともですが、反論も、もっともです。


自分なりに論点をまとめてみると、こうなるのでしょうか?


①買占めによる値段の吊り上げや詐欺まがいの行為等については、アーティスト・主催者側だけでなく、売買サイト側も「社会的に許されない(or違法)だしダメ」という認識で一致。

②しかしながら、その「社会的に許されない行為」をさせないための仕組みについて、アーティスト・主催者側は「自分たちが許可したエージェンシーで買え(転売サイトは認めない!)」と主張し、転売サイトは「買占めや詐欺等の行為への対応はしている。アーティスト・主催者の管理下に置くというのは市場経済を無視している」と、対立。



この問題、どちらにも一理はありますが、既に、普通の人が行けなくなった場合に適正価格で売買するという市場として転売サイトが機能している状況を考えると、今さら管理下に置く、というのが難しいでしょうね。




ここで「チケット」を「お酒」に代えて考えてみると、どうなのでしょうか?


アーティスト・主催者側の主張は、蔵元・メーカーさんと直接つながりを持っている問屋や小売さんから良く聞くもので、転売サイトの主張はネット等で「魔王10,000円!」とか売っている人たちの主張。

ただ、決定的に違うのは、お酒の世界では「蔵元さんとの相談で他の問屋さん等に頒ける」等の二次帳合いという機能が既にあることと、「魔王10,000円!」などの人々は高額転売を目的にしていることなどでしょうか。

その意味では一歩進んでいるとも言えるのですが、その上で問題になるのは、市場経済云々ですね。


ただ、市場経済で動いている財(チケット、お酒)の価格は、消費者が決定しているというのは正しいのですが、その価値の形成にその財の供給や流通に携わる人々の取り組みがあるのも事実で、それを無視して、というのは経済学で言う「フリーライダー(ただ乗り)」です。


典型的な例は、我々が懇意にしているインポーターさんが十年間かけ育て、かつ輸入時には定温コンテナを使い品質を保持し、広めたビールのお話し。
ところが先年、別のインポーターさんが(正規かどうかはわかりませんが)通常コンテナで「どかっ」と入れてきて、価格(全然違った)で訴求して拡大しておられます。
しかも、最初の展示会では、「これが日本でも広まりつつある美味しいビール」と、元々輸入しているインポーターさんの定温コンテナ仕入のビールを購入して出した、という冗談のような話がありました。


結局、こういうパターンが出てくると、「全部ダメ」になり、チケット転売サイトが例に出している「海外のファンはどうやって日本公演のチケットを買えばいいのでしょうか? 日本人だけに、日本語で売るチケットだけで良いのでしょうか。」という声も「なら、主催者側でやります」となるのでしょうね。


難しいなぁ、酒類流通。


★★★★★酒・ブログランキングにエントリーしています★★★★★
応援何卒よろしくお願い致します

応援のクリックを↑↑↑↑↑

【アルバイト・契約社員募集中!】
(1)飲食部門(フロアスタッフ兼新規開店企画)
(2)酒類営業部門(倉庫管理兼営業企画)
(3)酒類営業部門(通販管理)
日時・時間はご相談。正社員登用もあり。男女問いません。詳細は当社HPまで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏休みの宿題。日本酒を造るために必要な水の量は?日本酒を造るために必要なお米を収穫するまでに必要な水の量は?

2016-08-24 13:18:10 | 附属酒類経済研究所
                           
                           【公式HPはこちら↑】





ここ数日、突然バケツをひっくり返したような雨が降ることがしばしば、です。





災害も心配ですが、その一方でコチラ的には、、、、、、





水ガメに少しは水がたまったかな、と期待したりもしますね。


そんなネタとして、日本酒がどのくらい「水」に頼っているかというお話。


例えば一升瓶=1,800ml。


アルコール度数やエキス分から考えると、80%は水、というのが第一の答え。

なので、1,440mlが水、ということになりますね。


実際には仕込み水だけでなく、お米を洗ったり蒸したり、ビンや機材を洗うなどにも水は使われますが、これらを含めると、「使うお米の重量の50倍ともいわれる水が必要」という記載もどこかで見つけました。


それでは、お米とお酒の重さの関係は?

酒類総研のHPによれば、
「1升(1.8L)のお酒を作るのに必要な白米は0.77kgとなります」
「玄米から考える場合には、精米歩合が関係しますので、純米酒の精米歩合を77%とすると、玄米1kgで1升のお酒ができます。」

と書いてあります。


この辺りから色々と仮定が入ってきますが、1升(瓶)を造るのに1kgの玄米が必要で、その50倍の重量(50kg=50リットル)の水が必要となることになります。


なるほど、本当に水は欠かせないものなんですね。



と、ここで終わらないのが、升本総本店。




それでは、その1kgの玄米を収穫するまでにどの位の水が必要なのか?


「公益社団法人 米穀安定供給確保支援機構」という舌を噛みそうな長い名前の団体のホームページに「茶わん1杯のごはんを作るのに必要な水の量はどのくらい?」という質問がありましたよ。

気になる答えは、


お茶わん1杯分のお米を日本の水田で作るときに必要な水の量って、どのくらいなんだろう。

水田でお米を作るのに使う水の量は、10アール当たり2,000~3,300トンといわれている。お米の平年収量(玄米)は、10アール当たり530キログラム。ここから、玄米1グラムを作るのに、3.8~6.2キログラムの水を使うことがわかる。

お茶わん1杯分のお米は、精米で65グラムぐらい。玄米換算だと72グラムぐらいになる。そうすると、72×3.8~6.2=274~446キログラム。
最大で450キログラムぐらいは使うわけだ。これは1升ビンだと250本分にもなる。

世界では水不足が原因で、穀物生産が縮小している地域もある。大切な水を、むだに使わないよう心がけることが必要だね。



絵もあった


ここでの数字、「玄米1グラムを作るのに、3.8~6.2キログラムの水を使うことがわかる。」の大きい方の数字を使うと、玄米1kgでは6,200kg(6.2トン=6200リットル)の水を使うことになります。


つまり、整理すると、

 一升瓶1本の日本酒の水分量:1.44リットル
  〃 を製造するために使う水の量:50リットル
  〃 の原料となる米を収穫するまでに必要な水の量:6,200リットル

となります。
※これには色々な注釈がつくのですが、知りたい方はご連絡ください。

うーん、ここまでくると、節水というより、雨乞いですね。


★★★★★酒・ブログランキングにエントリーしています★★★★★
応援何卒よろしくお願い致します

応援のクリックを↑↑↑↑↑

【アルバイト・契約社員募集中!】
(1)飲食部門(フロアスタッフ兼新規開店企画)
(2)酒類営業部門(倉庫管理兼営業企画)
(3)酒類営業部門(通販管理)
日時・時間はご相談。正社員登用もあり。男女問いません。詳細は当社HPまで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さあ飲もう!

2016-08-24 08:50:57 | 酒の本棚(書評?)
                           
                           【公式HPはこちら↑】




先日、「アンコール」ならぬ「アルコール名曲集」をご紹介しましたが、実はちょっとずつクラシック(というか、バロック/ルネサンス系)のお酒の曲を集めてみようと思っています。



で、探し始めは、結構有名?なこの曲です。


楽譜
(ううぅ。。。。ハ音記号って苦手なんですよね)



Hau, hau, hau le boys!

訳すと「さあ、飲もう」


作曲者は16世紀の最も有名なシャンソンの作曲家の一人「セルミジ(Claudin de Sermisy)」です。

この頃のシャンソンの主なトピックは、wikiにもあるように「報われぬ恋や自然、酒盛り」なのですが、この曲もまさにそんな歌。


歌詞は、、、、この頃のフランス語、今の辞書には出ていない言葉とかがあったりして、良く分からないので、先人のご努力に頼りたい。。

探してみたら、あのバロック・ルネサンス音楽の大先生である皆川達夫先生ゆかりの団体のホームページに歌詞の対訳が出ていましたので、転載させて頂きます。


Hau, hau, hau le boys!          さあ、飲もう!
Prions a Dieu, le roy des roys,       王の中の王である神に祈ろう、
Garder ce gentil vin francoys.       このすばらしいフランスの酒を守り給えと。
Si en beuvrons six potz pour trois.    三人で六つの壜を飲もう、
Hau, hau, hau le boys!          さあ、飲もう!
Pour mieulx nous esclarcir les voix.   私達の声をもっと良くするために。
Beuvons d'autant, je my en voix.     さあ、壜を空にしよう。
Hau, hau, hau le boys!          さあ、飲もう!



いや、良い歌詞です。。。

実際の音楽も聞いてみましょう。

Hau hau, hau je boys ! - Claudin de Sermisy [1490-1562]



お花見か秋祭りか、という感じの明るく軽やかな曲ですね。


しかし、この頃の日本では室町時代。日本ではどんな歌があったのでしょうか?



★★★★★酒・ブログランキングにエントリーしています★★★★★
応援何卒よろしくお願い致します

応援のクリックを↑↑↑↑↑

【アルバイト・契約社員募集中!】
(1)飲食部門(フロアスタッフ兼新規開店企画)
(2)酒類営業部門(倉庫管理兼営業企画)
(3)酒類営業部門(通販管理)
日時・時間はご相談。正社員登用もあり。男女問いません。詳細は当社HPまで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さあ飲もう! 日本全国酒飲み音頭、ではなくて、セルミジです(あぁ、マニアック)。

2016-08-23 12:49:00 | 酒の本棚(書評?)
                           
                           【公式HPはこちら↑】




先日、「アンコール」ならぬ「アルコール名曲集」をご紹介しましたが、実はちょっとずつクラシック(というか、バロック/ルネサンス系)のお酒の曲を集めてみようと思っています。



で、探し始めは、結構有名?なこの曲です。


楽譜
(ううぅ。。。。ハ音記号って苦手なんですよね)



Hau, hau, hau le boys!

訳すと「さあ、飲もう」


作曲者は16世紀の最も有名なシャンソンの作曲家の一人「セルミジ(Claudin de Sermisy)」です。

この頃のシャンソンの主なトピックは、wikiにもあるように「報われぬ恋や自然、酒盛り」なのですが、この曲もまさにそんな歌。


歌詞は、、、、この頃のフランス語って、今の辞書には出ていない言葉とかがあったりして、良く分からないので、先人のご努力に頼りたい。。

探してみたら、あのバロック・ルネサンス音楽の大先生である皆川達夫先生ゆかりの団体のホームページに歌詞の対訳が出ていましたので、転載させて頂きます。

Hau, hau, hau le boys!          さあ、飲もう!
Prions a Dieu, le roy des roys,      王の中の王である神に祈ろう、
Garder ce gentil vin francoys.      このすばらしいフランスの酒を守り給えと。
Si en beuvrons six potz pour trois.    三人で六つの壜を飲もう、
Hau, hau, hau le boys!      さあ、飲もう!
Pour mieulx nous esclarcir les voix.   私達の声をもっと良くするために。
Beuvons d'autant, je my en voix.     さあ、壜を空にしよう。
Hau, hau, hau le boys!          さあ、飲もう!


実際の音楽も聞いてみましょう。

Hau hau, hau je boys ! - Claudin de Sermisy [1490-1562]



お花見か秋祭りか、という感じの軽やかな曲ですね。


★★★★★酒・ブログランキングにエントリーしています★★★★★
応援何卒よろしくお願い致します

応援のクリックを↑↑↑↑↑

【アルバイト・契約社員募集中!】
(1)飲食部門(フロアスタッフ兼新規開店企画)
(2)酒類営業部門(倉庫管理兼営業企画)
(3)酒類営業部門(通販管理)
日時・時間はご相談。正社員登用もあり。男女問いません。詳細は当社HPまで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

四半世紀の雌伏を経て。カープ・ハイボール、カープ・チューハイにカープ梅酒、焼酎に日本酒もありますヨ!

2016-08-22 12:45:23 | 酒のご紹介
                           
                           【公式HPはこちら↑】





ウチは大企業ではないので、というか、中小企業の中でもギリギリ零細企業に入らないくらいの小規模会社ですから、ウチのマーケットシェア云々、ということはあまり深く考えてはいませんが、こちらはちょっと気になります。





先般、メーカーさんからご提案のあった商品です。


カープ・ハイボールカープ・チューハイ


そう、25年ぶりの優勝か!と勢いづいている、広島東洋カープにちなんだお酒です。


以前は阪神のお酒(白鷹)をご紹介しましたね。

「お前だれの味方なんだ?」と叱られますが、正義の味方です。ハイ。


それはさておき、気になるのが、カープファンの人数、というか、プロ野球ファンのチーム別シェア


ちょっと調べてみると、面白いことに、調査によって結果が色々あることがわかりました。

まずは、「Jタウンネット」による調査。
2014年とちょっと古いですが、編集部が「ユーザーが応援しているプロ野球チームに関するアンケートを実施」「1119人の方から回答」というものです。

結果は、1位が阪神で16.1%、2位が広島の13.0%、以降3位巨人11.4%、4位中日8.8%、5位横浜の8.7%と続きます。


上位5位をセ・リーグが占めていること、そして広島が巨人よりも多くなっているのが特徴的ですね。



お次は「@nifty何でも調査団」によるもの。
2016年03月4日~2016年03月10日で有効回答数は3,258。

結果は、「特に好きな球団はない」の25%を除き、1位読売ジャイアンツ20%、2位阪神タイガース13%、3位も同率北海道日本ハムファイターズと中日ドラゴンズ5%、5位も同率で福岡ソフトバンクホークス広島東洋カープ4%、となっています。


先ほどとは異なり、巨人がトップになっています。また、日本ハムとソフトバンクというパ・リーグの南北の地域チームがランクインしてきています。



そして、いわゆる調査の専門会社の「マクロミル」の調査です。

1位:阪神タイガース 648 万人
2位:読売ジャイアンツ 634 万人
3位:福岡ソフトバンクホークス 313 万人
4位:広島東洋カープ 262 万人
5位:北海道日本ハムファイターズ 230 万人
(プロ野球ファン総数 2,998 万人)


人数で出ているところが他のとは異なりますが、こう見てくると顔ぶれや大まかな順位は「こんなもの」という気がしますね。



やはり阪神と巨人というのがちょっと抜けていて、その他は地域密着のソフトバンクや広島、日本ハム、というのが相場でしょうか。

で、カープ・チューハイの見通しですが、ファンの人口はともかく、経営難の時などに市民が募金したという伝説の「樽募金」で知られるその愛情というか、地域密着度はかなりのもの(それが証拠に、ここまで出てきた球団で、使われている略称が地名なのは広島だけですし)。


ですから、きっと売れるはず。
(他にも「カープ梅酒」「本格芋焼酎カープびいき」、日本酒の「一代弥山カープびいき特別本醸造酒」など、色々ありますので、よろしく!!)




カープ女子も応援しています!(メーカーさんのページ)








★★★★★酒・ブログランキングにエントリーしています★★★★★
応援何卒よろしくお願い致します

応援のクリックを↑↑↑↑↑

【アルバイト・契約社員募集中!】
(1)飲食部門(フロアスタッフ兼新規開店企画)
(2)酒類営業部門(倉庫管理兼営業企画)
(3)酒類営業部門(通販管理)
日時・時間はご相談。正社員登用もあり。男女問いません。詳細は当社HPまで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

速報も大変です。

2016-08-21 17:42:18 | つぶやき、ささやき、ぼやきに歯ぎしり
                           
                           【公式HPはこちら↑】



つい先日始まったと思ったオリンピックも、もう閉会式?、となりました。


あっと言う間に時間が経った気がするのは、日本選手の大活躍で速報!速報!速報!と良いニュースが続いたからでしょう。


しかし、速報!速報!速報!となると、メディアの方々はニュースとその配信に追いまくられ、大変ですね。


ここ何日かでも、結構やらかしているのが目についちゃいました。


まずは、産経。




テニス男子の錦織圭選手、3位決定戦でナダル選手と対戦します! 躍進の要員は?

要員は要因ですね。いかにもやりそうな、変換ミスです。

(実は錦織圭は一人ではなく、躍進の要因は錦織くんと、錦織くんの二大要員のコラボ、だったりして?)


スポーツ報知
も、負けてはいません。



【バドミントン】慌てず冷静に世界1位貫禄…タカマツペアメダル大手

大手は王手、ですね。「おうて」と打っても「大手」は出てきませんので、変換ミスというよりタイピングミス。


確かに、タカマツペアの所属は日本ユニシスなので大手ではありますが、、、、、



なーんて揚げ足を取るのではなく、他山の石として、自分こそしっかりしましょう。


★★★★★酒・ブログランキングにエントリーしています★★★★★
応援何卒よろしくお願い致します

応援のクリックを↑↑↑↑↑



【アルバイト・契約社員募集中!】
(1)飲食部門(フロアスタッフ兼新規開店企画)
(2)酒類営業部門(倉庫管理兼営業企画)
(3)酒類営業部門(通販管理)
日時・時間はご相談。正社員登用もあり。男女問いません。詳細は当社HPまで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

吉と出るか、それとも、、、、リニューアルでより一層ベルギービールになったサッポロビール「ホワイトベルグ」

2016-08-19 12:16:37 | 新製品のご紹介(評判・評価)
                           
                           【公式HPはこちら↑】





過ぎたるは及ばざるが如し、かもしれません。




「リキュール(発泡性)①」というか、いわゆる「第三のビール」の中で、売れているというか、社内での評価の高いのが

こちら

サッポロの「WHITE BELG(ホワイトベルグ)」です。

ベルギーのホワイトビール風の味わいで、しかも日本的な「さっぱり」「キレ味」もあり、お店でも棚のポジションをほぼ確立させた、ヒット商品と言えるのではないでしょうか。


サッポロさんも余勢をかって、ゴールドベルグとか、ブラウンベルグとか、色々出して、ここでも何度かネタにしています。


その1:「ベルク」ではななかった、ゴールドベルグ

その2:この先どんな色が?と悩んだ、ブラウンベルグ

その3:ついに透明になってしまった、クリスタルベルグ



そのホワイトベルグが、ついにリニューアルです。



どう変わったのか、気になりますね。



味見



ふむふむ。一言で言うと、より一層、ベルギーのホワイトビールに近づきました。

まさに迫真の演技です。「ベルギービール」と言われても信じちゃいます。

このお値段でこれが味わえるとは、これがジャパニーズ・マジックです。

サッポロさん、すごい!!


しかし、同時に疑問も。


仮にホワイトベルグのヒットの理由が「ベルジャン・ホワイトを安く飲みたい」というものであれば、これは確実に売れるでしょう。

ただ、チューハイも好きだけど、「第三のビールの中で比較的飲みやすいモノを」とか「第三のビールの中でちょっと変わったものを」などの理由で買っていた人からすると、これは「洋モノの味になり過ぎて」しまっているかも。

もちろん、テストマーケティング等はしているのでしょうから、大丈夫だとは思うのですが、、、、、

「売れている時はいじらない方が良い」

「売れている時こそ変える時」


など、相反する定石がありますが、これはどちらに当てはまるのでしょうか。


興味半分、心配半分、な総本店でした。



★★★★★酒・ブログランキングにエントリーしています★★★★★
応援何卒よろしくお願い致します

応援のクリックを↑↑↑↑↑

【アルバイト・契約社員募集中!】
(1)飲食部門(フロアスタッフ兼新規開店企画)
(2)酒類営業部門(倉庫管理兼営業企画)
(3)酒類営業部門(通販管理)
日時・時間はご相談。正社員登用もあり。男女問いません。詳細は当社HPまで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アンコールには酒の流れる「春の小川」? アルコール名曲集

2016-08-18 12:30:46 | 酒の本棚(書評?)
                           
                           【公式HPはこちら↑】




「ン」ではなく、「ル」です。




楽器屋さんなどの楽譜コーナーで良く見かけるのが「アンコール曲集」というもの。

要は、リサイタルのアンコールなどのネタとして、そんなに長くなく(2~3分)、誰でも知っているような名曲を集めた曲集です。


発表会ならともかく、リサイタルなんぞ絶対にやらない人の方が多いとは思うのですが、この手の曲集、色々な出版社から出されています。
(自分も2冊くらい持っている気がする)



そんな「アンコール曲集」、ではなくて、「アルコール曲集」です。






源田俊一郎:男声合唱のための酒の歌「アルコール名曲集」



ネットでタイトルだけを見た時は「アンコール」に見えましたよ。
(表紙は、見るからに、ですが)


出版社(あの有名なカワイです)の説明も、的確と言うか、そのものです。

男声合唱と酒・・・これは切っても切り離せない強い絆で結ばれている(注:未成年者を除く)。練習後の酒、打ち上げの酒、とりあえず酒。酒が喉を潤せば、自然と歌が出るもの。そんな酒にまつわる古今東西の名曲・迷曲を集めた曲集。編曲は「ふるさとの四季」でおなじみの源田俊一郎。「黒田節」「春の小川」以外にはピアノ伴奏が付いているが、すべてア・カペラでの演奏も可。まあとにかく練習後の酒を1回我慢して、買ってみよう(←本末転倒?)。全8曲。



全8曲、だそうですが、どんな曲があるのでしょう。



1 Ein Prosit〔ドイツ民謡〕 (0’30”)
2 北酒場〔細川たかし〕 (3’50”)
3 黒田節〔福岡県民謡〕 (2’10”)
4 乾杯の歌〔ヴェルディ〕 (3’10”)
5 春の小川〔唱歌〕  (0’40”)
6 酒と泪と男と女〔河島英五〕(3’40”)
7 日本全国酒飲み音頭〔バラクーダ〕 (5’00”)
8 乾杯〔長渕剛〕 (4’50”)




男性合唱っていわゆる「グリー」なのでしょうか。
「洋もの」というイメージがありますが、バラエティに富んでいますね。

オクトバーフェストでも歌われる「Ein Prosit」やヴェルディの「乾杯の歌」などは定番ですし、「酒は飲め飲め飲むならば~」と歌う「黒田節」や、「酒と泪と男と女」や「日本全国酒飲み音頭」も酒にまつわる歌としていかにも思いつきそう。


「北酒場」や「乾杯」は直接お酒(酒飲み)とは関係ないですが、大ヒット曲だから採用、なのでしょうか。





そこでわからないのが、「春の小川」です。




「春の小川はさらさら行くよ♪」ではじまる誰でも知っている曲ですが、なんといっても文部省唱歌。
酒飲みとは無縁ですよね。



この歌の舞台になったと言われている渋谷(渋谷川や宇田川辺り)は繁華街ですが、それでアルコール名曲というのも違いそう。


うーん、わからない。



もしや、、、、、、、、、、、、、最後の一節


「咲けよ咲けよと(酒よ酒よと)ささやきながら?」だから?


アル中ですよ、もう。


★★★★★酒・ブログランキングにエントリーしています★★★★★
応援何卒よろしくお願い致します

応援のクリックを↑↑↑↑↑

【アルバイト・契約社員募集中!】
(1)飲食部門(フロアスタッフ兼新規開店企画)
(2)酒類営業部門(倉庫管理兼営業企画)
(3)酒類営業部門(通販管理)
日時・時間はご相談。正社員登用もあり。男女問いません。詳細は当社HPまで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

入荷しました!日本で一番夕陽がきれいな小学校「佐渡ヶ島・旧西三川小学校」で醸された真野鶴「学校蔵」

2016-08-17 12:21:58 | 酒のご紹介
                           
                           【公式HPはこちら↑】





「幸醸心(こうじょうしん)」





「来夢来人(らいむらいと)」など、昭和の頃、よくあった?バーやスナックなどの「当て字」での店名ではありません。


とある学校を舞台としたプロジェクトの「校訓」です。


プロジェクトの名前は「学校蔵プロジェクト」


「日本で一番夕陽がきれいな小学校」と謳われた佐渡ヶ島の廃校となった小学校(旧西三川小学校)の校舎を酒造場として再生しようというプロジェクトです。


ここまで来て、先日もご紹介したことに気が付きましたが、まあ、続けましょう!


プロジェクトを推進するのは佐渡ヶ島の蔵元「尾畑酒造」さん。「真野鶴」が有名です。
校舎をほとんどそのままの姿で残し、旧理科室だったところを酒造りができるよう改装。
地元産のお米にこだわり、また酒造りの体験等を通じさまざまな人・地域との連携を深めるなど、「酒造り」「学び」「交流」「環境」を4本柱とした取り組みをされています。

そんな学校蔵プロジェクトの2016年産のお酒「学校蔵 純米無濾過 2016仕込み1号」が届きました。


早速皆で!


このお酒、蔵元さんによれな、こんな説明。

佐渡産の酒米(越淡麗、精米歩合60%)を100%使用して純米酒を醸し、そこに佐渡産の天然杉を浸漬することで木造校舎の木のぬくもりを感じさせる風味に仕上げています。
注:製造免許の関係でリキュール表記となります。


ポイントは「佐渡産の天然杉を浸漬」というもの。
樽酒が杉の樽にお酒を入れるのに対し、お酒に杉材を入れる、という逆のことをしています。
なぜそんなことを?というのはもう一つのポイント「製造免許の関係でリキュール表記となります」にあります。

真野鶴さんは佐渡ヶ島でも有力な蔵元さんですが、廃校で新たにお酒を造るには免許もまた別途必要となるのですが、現在の制度上、日本酒の新規免許のためには、60KL以上(720ml瓶で8万本以上!!)製造しなければなりません。
さすがに立ち上げからそれは無理、ということで、まずはハードルの低いリキュール免許を取得しての造りとなり、「日本酒に杉材を浸漬する」というやり方で「リキュール」のカテゴリーとして送り出しているということです。


このお役所的障壁には何だかなぁ、という気もしますが、真野鶴さん、この「逆」樽酒を、「木造校舎の木のぬくもりを感じさせる風味」と、逆手にとってのチャレンジです。


ウチも頑張って売っていきますよ。


この「学校蔵 純米無濾過 2016仕込み1号」には「生」と「火入」の2種類があり、どちらも720ml瓶(参考小売税抜1,500円)と1.8L瓶(参考小売税抜3,000円)のサイズ違いがあります。

「学校蔵2016仕込み1号生」
AL度数/17.5度  日本酒度/-1
 さわやかな杉の含み香、生ならではの力強く濃厚な旨味が特徴

「学校蔵2016仕込み1号火入」
AL度数/15.5度  日本酒度/-1
 さわやかな杉の含み香、ほのかな甘み、軽快な飲み口の酒



限定生産ですので、ご注文はお早めに!


★★★★★酒・ブログランキングにエントリーしています★★★★★
応援何卒よろしくお願い致します

応援のクリックを↑↑↑↑↑

【アルバイト・契約社員募集中!】
(1)飲食部門(フロアスタッフ兼新規開店企画)
(2)酒類営業部門(倉庫管理兼営業企画)
(3)酒類営業部門(通販管理)
日時・時間はご相談。正社員登用もあり。男女問いません。詳細は当社HPまで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする