牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

良かったことは楽しい思い出に!一年間、ありがとうございました!

2016-12-31 12:46:08 | 神楽坂とインテリジェントロビーの徒然
                           
                           【公式HPはこちら↑】





昨日12月30日は年内営業の最終日。



今年は26日が月曜日で、30日まで一週間、目一杯あったこともあり、最終日の今日は比較的荷動きも少なく、5時にはシャッターも閉め、一年間の〆めに(駄洒落じゃありません)。




日も暮れたし



今年は後半になって色々なことがありました、というか、上書きされてしまって、前半のことをあまり覚えていないのが正直なところ。

年を取ると一年が早い、というのはこういうことなのでしょうか。


そんな色々あった一年の納会、挨拶はこんな感じでした。


まずは一年間、お連れ様でした。

無事に、というには特に後半、色々なことがありましたが、それでも一年間が終わりました。

良かったことはいい思い出として記憶にとどめ、悪かったことは今後への反省点として記録にとどめ、新しい一年、前に進んでいきましょう!


お疲れ様!


締めはなぜか2人が指名され。酒類営業のTさんは新川締めを試みたものの、字足らずとなり、一丁締め(←「ヨーイ、ポン」)、後を受けた不動産管理のSさんは安全運転で「三三三一」の一本締めで一年の締め、となりました。


今年も一年間、ありがとうございました!

来年が皆様にとって良い年でありますように。


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記念式典とかは聞いていませんが、、、、大酒大会200周年!

2016-12-30 12:56:09 | 附属酒類経済研究所
                           
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結果としては、200周年記念!



昨日話題にした、「大酒の大会」。



今でいう「大食い選手権(世界一)」のように、その開催や、様子をかわら版などで伝えることが一種のエンターテインメントだったようですね。


そんな大会の中で、比較的良く耳にするのが、「千住酒合戦」や、両国の「大酒大喰会」。詳細な情報が残っているため、色々と紹介されるようですね。


「大酒大食会」は菓子の組、飯の組、蕎麦の組、うなぎの組、酒の組という部門に分かれていたことなども知られています。

この「大酒大喰会」が催されたのは1817年、今からちょうど200年前!ですが、100年近く経った明治41年(1908年)にも榊原文翠という画人が絵巻を制作しています。


その「大酒大食会絵巻」、江戸東京博物館のサイトで9画面(かな)に分割された公開されているのですが、ここから「酒組」を取り出して切り貼りしてみました。




大酒大食会絵巻(「酒の組」を切り貼り)
榊原文翠(明治41年)


縮小されていて良く分かりませんので、再度分割。



最初に樽が描かれています。「花盛」という銘柄のようですね。

居住まいを正して「しれっ」と飲んでいる人もいれば、既に寝ている人もいます。大丈夫?





丼のような杯で飲んでいるおじいさん。

お酌?している人が抱えている徳利がまた見たこともないようなサイズです。「○合徳利」ではなくその百倍、「○斗徳利」とでも言うのでしょうか。

その左では壷?から柄杓でセルフで注いで呑む?二人がいます。
案外落ち着いているようですね。





最後の三人の中には女性もいて、何やら楽しそうです。

ただ、盃は比較すると小ぶりで、勝負という意味では下位グループかも。



ちなみこの部分の左側には記録が書いてありますが、二番目の記録が結構すごい。

同(右側の「3升入り」ということでしょう)6盃半

3升×6.5=19.5升=35リットル、です。

芝口(在住) 鯉屋利兵衛 三十才」と年齢付きの実名報道です。

大丈夫だったのかなぁ、と思いつつ、その脇に「倒れ」とか「休息処」とか「水十七杯呑」とかありますよ。
(この話、聞いたことある)


いやぁ、「和らぎ水」というのは大事ですよ。

ただ、それ以上に飲み過ぎないこと。


テレビ東京の「大食い世界一」のサイトにも、教訓!が掲げられていました。

ほら

ですよね。



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大酒大会!はあの国芳のヘタウマ絵!

2016-12-29 12:11:17 | 酒の本棚(書評?)
                           
                           【公式HPはこちら↑】




タウン誌(って、今でもそう呼ぶのでしょうか)の中で、古くからあるというか、渋いものとして「銀座百点」というのがあります。
(銀座ライオンか、鞄のタニザワでもらう)



それと似たような体裁のものを、この前行った鰻屋さん昨日一昨日とこのネタ)でもらってきました。


こちら


その名も「日本橋」。

中身のご紹介はさておき、表紙が浮世絵で、絵の中(右上)にあるタイトルがなんと「大酒大會(大会)」

これは見過ごすわけにはいきません!


誌面の最後の方に解説があったのですが、コレ、あの、国芳(一勇斎国芳)の絵なんですね。

ただ、「らしく」ない気がします。



確かに解説の中でも「それにしてもあの美事な武者絵を描いた国芳とは思えない、このくたびれた描写はどうしたことでしょうか」とあります。

どちらかと言うとヘタウマ的な絵ですよね。

実はそれには理由があるようで、この絵を描いた時の国芳は重い中風を患っており、不自由な手足である中、この絵を描いたそうです。
それがまさにヘタウマを生んだ、のでしょう。


さて、この「大酒大會」ですが、細かく見てみましょう。

まずはタイトル。良く見ると、「大酒」と「大會」の間に小さく「ノ」の字が入っています。

「大酒ノ大會」なんですね。

ほら

また、登場人物にはそれぞれ酒に係わる名前がついていて、例えば左側の人は「酒ノ上の久だ巻」

確かに酔ってぶつぶつ不平不満を言っている(管を巻いている)感じですね。





かんかくぬる志」さんと「呑澤山ごろり(たぶん)」。
なんのこっちゃ、ですが、たくさん呑んじゃあいけません。






続けて呑九郎
いやぁ、呑み続けているんですね。





こちらの二人はちょっとやられちゃったのでしょうか。
二日酔之助」さんに「すき腹の呑六」。

すきっ腹にお酒は、、、、、ご注意!



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記憶は酒に霞み、夢かうつつか幻か。I先輩絶賛の酒器は現川焼(うつつがわやき)。

2016-12-28 12:31:34 | 酒の道具など
                           
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デジャヴ? それとも空似?



こちら



昨日の記事の写真と瓜二つですが、、、、、、、、おんなじ写真です。


で、昨日は(鰻と)白鷹のネタとなりましたが、今日は、奥に見える徳利&お猪口の話。


ご一緒した、日本酒布教活動では日本随一のI先輩「この酒器、いいねぇ」と絶賛されていました。


茶褐色で刷毛目、白い鷺、、、、これ、どこかで見たことあります。。。。。。。。。


年のせいか(まぁ、もともとでもありますが)物忘れがひどく、

「松坂屋で見たことがある」

「『○○焼』と言いつつ、現在は実質的に一つの窯しかない」

「白い鷺が代表的な銘柄」


というところまででその場はギブアップ(というか、鰻と白鷹に集中力を奪われた)。

さきほど、記憶とネットで調べてみたら、判明しました!


現川焼(うつつがわやき)、です。


wikiにも出ていましたよ。

現川焼(うつつがわやき)は長崎県にて焼かれている陶器。長崎市(旧現川村)で1692年(元禄5年)に焼かれたのが始まりで、命名は地名に因む。
現川焼は鉄分の多い茶褐色の器肌が特徴であり、多様多彩な刷毛目と加飾が施されている。江戸時代には「西の仁清」とまで謳われたことがあったものの、藩の財政面を理由に製造は約50年しか続かず、突如として現川焼は姿を消してしまった。しかし明治時代になり十二代目横石臥牛が復活させ、佐世保市などでも製造されるようになった。


そうそう、現川焼といっても、記憶のように、これを復活させた「臥牛窯」のみで焼かれています。

「臥牛窯」のホームページを見てみましょう。

やはり白鷺


所在地は長崎県佐世保市。
有田焼、三川内焼、波佐見焼に囲まれたようなエリアに窯があるようです。

ホームページはオンラインショップでもあるのですが、松坂屋で見たときは変えそうな値段のものも少なからずありましたが、ホームページの値付けを見ると、案外高い。


酔って割ったりしなくて良かった。。。。




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青松白鷹、黒松白鷹、金松白鷹、、、、、、特別本醸造って、どう略す?

2016-12-27 12:58:19 | 酒のご紹介
                           
                           【公式HPはこちら↑】




特上のサロンパス(トクホン)。



昨日は、問屋のお仲間方と、忘年会的な集まり。


一年の終わりということで、ちょっと張り込んで、


こちら


鰻の白焼き、です。


お酒は勿論、というか、このお店では燗酒は黒松白鷹の一種類のみ。


ウチのロビーの燗酒は青松白鷹だし、比較的良く行く新川の飲み屋さんは金松白鷹だし、黒松白鷹は久々に頂いた感じ。


青松?金松?黒松? 扱っている立場からするとそれぞれどんなお酒なのか知っているのは当たり前ですが、独りよがりになってはいけません。


上撰青松は本醸造で昔で言う一級酒、金松は特別純米、特撰黒松は特級酒の本醸造、です。
(値段で言うと、青松<黒松<金松、となります)


で、特撰黒松は、お店によっては「特別本醸造」と書いている店もあり、特別本醸造だと思っていたのですが、念のために白鷹の資料を確認してみると、精米歩合は70%、ということはこちらも青松と同じく本醸造でした。

いや、うろ覚えもいけませんね。


もう一つ気になったのは、昨夜「特別本醸造」とか話していると、それを略して「特本」と言う人と、「特醸」と言う人がいたこと。


「特本」ってサロンパストクホンみたいだし、「特醸」と聞くと「うな重 特上」みたいですね。


どっちが主流派なんでしょう。




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勝沼のワイナリー巡り。最新システムのレンタサイクル(シェアバイク)で意気揚々と、、、、、、、とはいかず。

2016-12-26 12:45:52 | つぶやき、ささやき、ぼやきに歯ぎしり
                           
                           【公式HPはこちら↑】





昨日は、勝沼でワイナリー巡り。
(何本かガラケー投稿したので、ご存知の方はご存知)



事前の調査結果から、いわゆる勝沼のワイナリーの集積地は駅から3kmくらいあるし、少し外れた場所のワイナリーにも行きたいし、アップダウンもあるし、、、、。



勝沼(甲州市)のホームページで、結構いいかも!という周遊バスも見つけたのですが、、、、




11月27日までの運行ということで、ヌカ喜び。



しかし、さらにホームページを見ていると、こんな救いの神が!





レンタサイクルです。


しかもコレ、ちょっと前にご紹介した、ドコモがやっている、シェアバイクシステムです。


一日乗っても1,000円と安いし、電動アシストつきですからアップダウンのある勝沼でもスイスイ行けそうだし、これはいいものを見つけましたよ。



さすがに神楽坂から甲州市までは遠いので、「勝沼ぶどう郷駅」で借りて、色々回ろうと思い、いそいそと会員登録等も済ませ、スケジュールを組んで、ワイナリーさんにツアーの予約のために電話。


自分 「日曜日に勝沼に行くのですが、10:30からのワイナリーツアーに参加したいのですが」

ワイナリーさん「人数は何名ですか?」

自分「2名です」

ワイナリーさん「2名様ですね、大丈夫ですので、登録しておきます」
「念のため、年齢は20歳以上ですよね?」


自分「はい、そうです」

ワイナリーさん「あと、どの交通手段でいらっしゃいますか?お車の場合、、、」

自分(さえぎるように)「いや、車ではなく、自転車で行くので大丈夫ですよ」
(ちょっとドヤ顔的)だったかもしれない。


すると、です。



ワイナリーさん「、、、、、、、すいません、、、自転車でいらした場合、ティステイングはソフトドリンクになるのですが、、、、」

自分「え、甲州市のレンタサイクルなんですが、、、、、」

ワイナリーさん「、、、、、、、すいません、、、自転車でも飲酒運転になるので、、、、、、キッパリ」


確かによく考えてみると、自転車も軽車両ですからお酒を飲んで運転してはいけません。


一瞬、強行突破で乗っていく自転車をどこかに隠して行こうとも思いましたが、酒の商売をやっている立場上、断念。


結局、折角会員登録もした、ということや気分が自転車だったので、勝沼ぶどう郷の駅から、乗り捨てスポットのある甲州市役所勝沼支所までの3kmくらいのプチサイクリングのみ、となりました。


それはそれで楽しかったのですが、観光を念頭に導入されたこの勝沼のシェアバイクシステム、勝沼の観光資源を考えると、ワイナリーでの試飲はある意味デフォルトでついてくるのではないでしょうか?

もちろん、他にも「ぶどう狩り」「桃狩り」などもありますが、「巡る」のはワイナリーが中心だと思われます。

そのワイナリー巡りに使えない、というのは、ちょっと残念だし、それならばその旨をホームページに明示すべきではないでしょうか。


自分も、予約の必要なワイナリーさんだったので事前に電話したのですが、当日見学OKのワイナリーさんも多いし、知らずに乗って行ってしまう人も多いのでは。


これが民間のレンタサイクルなら「目をつぶる(いけませんよ!)」こともあるのでしょうが、甲州市としてのプロジェクトですからなおさらです。


でも、昨日は楽しかったです。
(プチサイクリングの後は、タクシー⇒バス⇒徒歩⇒タクシーと廻りました)

その内容は、また今度。



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見学中

2016-12-25 14:57:14 | 酒の催事等ご案内(自社物件も違うのも)
良いです【クリスマスin勝沼!実況中】

ワイナリにて

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見学中

2016-12-25 11:51:28 | 酒の催事等ご案内(自社物件も違うのも)
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樽です

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これから見学です

2016-12-25 10:29:46 | 酒の催事等ご案内(自社物件も違うのも)
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これから見学

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勝沼ぶどう郷駅に着きました

2016-12-25 09:35:13 | 酒の催事等ご案内(自社物件も違うのも)
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盆地です


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赤城神社の前ですが

2016-12-25 07:39:57 | 酒の催事等ご案内(自社物件も違うのも)
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出発ですヨ

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今日もまた、焼酎のお湯割り。仕込み水は蒸留水?

2016-12-24 12:25:24 | 附属酒類経済研究所
                           
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昨日、鹿児島では焼酎のお湯割りはお湯が先!というのが常識らしい、と聞きかじりで書いてしまいました。


後からちょっと心配になり、調べてみましたが、まあ、そういう声が多数派のようですね。一安心。

※ただ、より「正しい」飲み方としては、「じょか」に前割をしておいたものをお燗、というのもあるようです。


それはさておき、そこで見つけた薩摩酒造さんの「お湯割り研究所」というサイトに、「お湯割りの割合」という、面白い絵(グラフ)を見つけました。




芋焼酎をお湯割りにしたときの、アルコールと(さまざまな)水の割合を絵にしたものです。

左の絵:
芋焼酎の原酒は37%のアルコール度数。
⇒100のうち、アルコールが37、63が蒸留水

中の絵:
一般的な25度の芋焼酎は、焼酎工場で蒸溜したアルコール37度の原酒に、
水を加えて25度に調整されたものを出荷。
⇒100のうち、アルコールが25、蒸留水が42.6、(蔵元での)割り水が32.4

右の絵:
その25度の芋焼酎を5:5でお湯割りで飲む。
⇒100のうち、アルコールが12.5、蒸留水が21.3、(蔵元での)割り水が16.2、そして(飲む時の)お湯が50

つまり、お湯割りのお湯が味を決める!というメッセージですね。


なるほど、です。


ただ、「?」と思ったのは、蒸留水(仕込み水)という表現。


仕込み水に蒸留水を使っている、、、、ことはコストも含め考えにくいし、そもそも「仕込み水に霧島裂罅水を使用」など、仕込み水の産地?を誇らしげに語る蔵元さんも多いし。
(あ、これは「霧島」の例ですが、「霧島裂罅水」って、読めますか? 「きりしまれっかすい」です)


と、すると、焼酎原酒は蒸留されてできるので、仕込み水も蒸留された蒸留水になるということなのでしょうか?


まあ、「鹿児島大学焼酎製造学研究室教授」という方が書かれているので、間違いではないのでしょうが、「仕込み水も味に影響」ということからも、ちょっと違和感。


今日もまた、教えて!偉い人!です。


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焼酎の酒器といえば「黒じょか」ではなくて、、、、、、、

2016-12-23 12:43:58 | 酒の道具など
                           
                           【公式HPはこちら↑】



どちらが先?






焼酎の酒器といえば「黒じょか」?

いやいや、「お湯割りグラス」だよ。



鹿児島の人からそう聞いたことはあるのですが、まじまじと実物を見たのは、初めてかもしれません。



こちら


焼酎メーカーさんからの頂きものが会社に置いてありました。


ミソは写真にあるような、「5:5」とか「6:4」とかの刻印。


そう、これはお湯割りの際の焼酎とお湯の割合の目安なんですね。

鹿児島ではこの刻印は「常識」らしい。


これは2種類ですが、前聞いた話では「7:3」とか「4:6」とか、もっと多くのバリエーションがあるものもあるようです。

で、もう一つ「ふーん」と思ったのは、これも鹿児島の人から聞いた、「お湯割りはお湯が先で焼酎が後」という常識。

温度の関係で焼酎の方が比重が重くなるので、自然に対流がおきて、温度や濃度が均一になりやすい、という科学的にも根拠があるみたいですね。

それはさておき、「お湯が先」がと、すると、この刻印「6:4」は、先にそそぐ方が「6」ですから、まずお湯を6まで入れてから、残りの4が焼酎。

鹿児島の人でも、焼酎の方が少ないんですね、というより、これも「鹿児島では」という噂?ですが、焼酎6、お湯4の「ロクヨン」が一般的、と聞いたこともあります。

それとは矛盾するし、、、、、何が本当なんだろう。

教えて!偉い人。


ところで、このグラス、「じょか」みたいな、固有の名前、あるんでしょうか。



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へぇ~~~~~。新川の日本一!は「新川一番船」だけではなくて、埋蔵金も、でした。

2016-12-22 12:12:12 | 新川大神宮と新川
                           
                           【公式HPはこちら↑】




月曜日の記事は、浅草寺の小判。



実際の戦利品


その際、


あ、小判と言えば新川だ


これ、分かる人、どの位いますかね?



と書きましたが、今日はそのお話。


実は先日、こんな本を入手しました。


こちら


「Tokyo新川ストーリー」というタイトル。


1991年の刊行ですから、「東京ラブストーリー」の頃ですね。


中身はラブとは関係なく、バブル時代に変わりゆく新川の姿を、昔からの歴史と共に綴った地域本です。


その小見出しの中に「酒問屋跡のゴールドラッシュ」というのがありました。

内容は、1963年に新川で天保小判1900枚、天保二朱金77,000枚余が発掘された!というものです。


ネットで検索すると、「新川のゴールドラッシュ」として結構有名な話のようで、ちょっと公けっぽいサイトだと「コープ共済」の「くらしとお金」というコラムでまとまった整理がありました。

第10回 日本の埋蔵金伝説
実際に国内で発掘された埋蔵金で最大といわれるのは、1963年8月に東京都中央区新川1丁目で発見された小判1,900枚、二朱金78,389枚。ビルの増築工事中に工事を請け負っていた作業員が、地中1.5メートルから出てきた煉瓦敷きの下から、天保二朱金や天保小判の入ったガラス瓶を数本発見したものだ。当時の天保小判、二朱金の価値で、合計6,000万円強の計算になったそうだが、現在の価値に直せば6億円くらいかもしれない。この埋蔵金は、江戸時代中期から終戦の年までこの地にいた、酒問屋の代々の当主によって蓄財された財宝だったことが証明され、その酒問屋の十代目にめでたく財宝が引き渡され、発見者には報労金が現物支給されたという。
(中略)


ここに出てくる酒問屋というのはこの場所に居を構えていた鹿嶋本店(鹿島本店)で、新川の名だたる下り酒問屋です。


お店自体は1932年に畳んだようで、その跡地で小判ザクザク、という訳ですね。


「現在の価値に直せば6億円くらい」というのもスゴイですが、日本一の埋蔵金!というのはカッコいい。


新川で「一番」と言えば、「新川一番船」ですが、これは知る人ぞ知る銘酒。





このお酒以外にも「一番」があったんですね。


いやぁ、知りませんでした。
(1963年と言えばまだ生まれていませんし)


新川に生まれ育った先輩方はもちろんご存知だと思いますし、実は拾ってたりして、、、、、、一枚くらい分けてくれないかなぁ。




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時間との闘い(は大げさですけど)!勝沼ワイナリー巡り(の計画)です。

2016-12-21 12:37:00 | 酒の情報(酒エトセトラ)
                           
                           【公式HPはこちら↑】



先生でもお坊さんでもないけれど、やはり師走は気忙しいですね。


「飲み会」も含め、やることに追われている感じです。


現実逃避で、ちょっとトリップしたいなぁ。

と、いっても薬でのトリップではなく、Trip/遠足ですよ。


高尾山とかだと一人で走りに行ってしまう感じで、家人の評判も悪いので、勝沼のワイナリー見学はどうか、ということで、ちょっと調べてみました。

勝沼には以前、社員旅行で行ったことがあり、その時は現地解散のあと、一人で何軒か回ったのですが、まだまだまだまだ行っていないところもたくさんあります。


新宿に行ったので回数券も買った


多くのワイナリーのHPで、「ワイナリーツアー」が紹介されており、自分自身の備忘と計画準備も兼ねて整理してみました。

グランポレール勝沼ワイナリー
「ワイナリーツアー(有料:1500円)」
土・日・祝日
10:30~12:00
13:30~15:00

ルミエール
「ワイナリー見学 1 時間コース(¥1,000)」
11:30~
ご案内ルート:ぶどう畑(日本式の棚仕立ての畑、ヨーロッパ式の垣根仕立ての畑)
→醸造棟→国の登録有形文化財「石蔵発酵槽」→地下セラー

「ワイナリー見学 30 分コース(¥500)」
午前 10:45~
午後 14:00~
ご案内ルート:ぶどう畑(日本式の棚仕立てによる畑)→醸造棟→国の登録有形文化財
「石蔵発酵槽」→地下セラー

シャトー・メルシャン
「ワイナリーツアー(¥500)」
平日、土・日・祝日(定休日・休業日を除く)
10:30~11:30



たくさんある

勝沼醸造
「テイスティングコース(¥500)」
6種類の ワインテイスティングを楽しんでいただけます。2階のミニギャラリーもご自由に見学くださ い。
ただし、小さいワイナリーですので、定員8名様までとなります。定員をこえる場合は、ご遠慮いただくことがございます。ご了承ください。
10時、11時、13時、14時、15時

麻屋葡萄酒
「ワイナリーツアー」
毎日
見学可能時間 :AM10:00 ~ PM4:00(所要時間40〜60分程度)
見学内容 :ワインの製造過程をわかりやすくご説明いたします。

蒼龍葡萄酒
「ワイナリーツアー」
オーナーや醸造家、ワインアドバイザーが、ワインの醸造工程を説明しながら、ワイナリー内をご案内します。
醸造場、ボトル詰め作業場、地下のワインカーヴなどご覧いただけます。 所要時間は40分程になります


目移りしますが、サッポロさんのワイナリーは最近リニューアルしたそうなので一度行ってみたいし、どうせならもう一軒くらい規模の小さなところにも行ってみたい。

そうすると、午前と午後に一軒ずつになりますが、そこで問題発生。


勝沼で食事をとるなら、やはり勝沼のワインとのマリアージュを楽しみたい。

ワイナリーのエリアで探してみると、評判の良いお店が3軒ほどあったのですが、どれも休日のお昼は時間指定での2回転制。

1回目は11:30(3軒のうちの1軒は11:15)

2回目は13:30


です。

これとエリア内での移動時間(やJRの駅からの移動時間)等を考えると、スケジューリングをきっちりしないと回れません。

うーん、何から決めたらいいんだろう。




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