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ワインがまずくなる理由(わけ)@大阪大学&大和製罐(製缶)

2013-09-17 16:53:22 | 附属酒類経済研究所
タイトルどおりの話で、理由はワインの劣化に伴い、嗅覚を乱す物質が発生し、それが鼻に入るから、というもの。

詳しい中身は、引用(共同-日経です)をご覧頂くとして、気になったのは阪大と共同研究したという大和製缶。

難しい漢字の「大和製罐(だいわせいかん)」さんです。


ビールの缶とか、酒類業界もお世話になっていますね。



ワイン入りのボトルとか、コップ付きのワイン缶とか、見かけて「面白い!」と買ったものも実は両方とも大和製罐さんのボトル、でした。


すごい。

本社も東京千代田区のJPタワー(昨年出来た中央郵便局のタワー)に移転したそう。

かっけー、です。




 ワインがまずくなるのは、ワインからごく微量放出された劣化物質が鼻に入って嗅覚を乱し、においを感じさせなくするから――。こんな研究結果を大阪大と大和製缶(東京)のチームがまとめ、16日付米科学アカデミー紀要電子版に発表した。

 原因物質は、有機化合物の一種フェノールと塩素、カビにより作られる「TCA」と以前から分かっていたが、今回はその作用の仕組みを解明。果物や肉、酒類、野菜など、風味の落ちたさまざまな食べ物や飲み物にごく微量含まれることも突き止めており、チームは、品質劣化の検査法や保管法の改善に役立つと期待される、としている。

 イモリの嗅細胞にTCAを加えたところ、細胞膜上でにおい分子を受け取る仕組みが働かなくなった。TCAを除去すると、働くようになった。

 TCAは、においを感じなくする他の薬品や強い香料よりも、低濃度で嗅覚を強く阻害した。ワインを飲んでもらう実験では、濃度が上がるほど、まずいと感じる人が増えた。〔共同〕






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