牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

発掘!日経コラム「祝祭の酒 日常の酒」

2024-05-20 12:11:01 | 酒の本棚(書評?)
                          
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鞄持ちをしているわけではないのですが、カバンは好き。
それ故、通勤カバン(という名目で)も複数持っているけど、普段は物入れ(書類入れ)になっています。

で、この休みに中身を整理しようと思ってアタッシェを開けたら、なぜか日経の朝刊一面部分が何枚も出てきました。





うーん、いったい何なんだろう?と思って日付を見ると、どれも2021年の6月中旬
と、すると連載モノのようですね!と最終面の文化欄を見ると納得です。





そうそう、「祝祭の酒 日常の酒」というテーマでの連載でした。
このブログでもご紹介したことがある気もしますが、すっかり忘れていました。

筆者がワイナリーもやっている玉村豊男さん(肩書では「画家」とも!)ということもあって、画の中のお酒に当時の文化についても色々と触れられていました。

なかなか面白い連載だったので、切り抜こうととっておいたんですね。
ただ、全部は切り抜けていなかったので、どこかにアーカイブされていないかなとネットで見たのですが、日経なので有料。
残念ながら読めないのですが、タイトルだけはあったのでリスト化してみましょう。

(10)ペーダー・セヴェリン・クロイヤー「乾杯!」
(9)ピーテル・クラース「朝食画」
(8)エドゥアール・ヴュイヤール「ルーセル家の食卓」
(7)ジャン・ベロー「学生街のブラッスリー」
(6)ゴッホ「赤い葡萄畑」
(5)ピカソ「酒場の二人の女」
(4)ウィリアム・ホガース「ジン横丁」
(3)ヤン・ステーン「大人が歌えば子供が笛吹く」
(2)エドワード・ホッパー「ナイトホークス」
(1)マネ「フォリー・ベルジェールのバー」


面白そうなランナップですね。
捨てる前に取っておいた分だけでも読み直してみましょう。



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25年極めるとこんな本が書けるんですね。中瀬航也(2017):Sherry - Unfolding the Mystery of Wine Culture.

2024-05-07 11:46:23 | 酒の本棚(書評?)
                          
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昨日、シェリーもまだまだ勉強不足と書きましたが、こんな本を買っていたことを思い出しました。





Sherry - Unfolding the Mystery of Wine Culture


表紙には日本語が全くない、いかにも洋書っぽい本。
中身は完全に日本語です。





タイトルは、「シェリー~拡がるワイン文化のミステリー」とでも訳すのでしょうか。
銀座の「しぇりークラブ」の店長を勤められていた、シェリーの第一人者として有名な中瀬さんの著。
PHP新書でもシェリー本を出されています。
(というか、日本のシェリー本ってこれくらいしかない?)

そのPHP新書を前提として書かれているからでしょうか、amazonで「世界史の本」に分類されていることからもわかるように、多くのワイン本がワインの作り方や種類、銘柄に力を入れているのに対し、この本は大航海時代や日本への伝来なども含め、世界史の中でのシェリー酒についてというトーンで記されています。

その意味で、シェリーを勉強!という人でなくても楽しめる本になっています。

しかし、前書きを見て感じたのは、中瀬さんが飲食業界に入ったのが平成元年(=1992年)で、この本を出版されたのが2017年、25年シェリーと付き合い続け、こういう立派な本を書かれたんですね。

翻って自分自身も若さゆえ粋がってシェリーを飲み始めたのが平成の初めの頃ですが、未だにただの飲んだくれ
何事も一筋に続けることって重要だと、この年になって改めて反省しちゃうゴールデンウイークでした。




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デジタル・タトゥーではないけれど、備忘のためにワイン短歌入賞作を記録してみた。

2024-03-05 13:51:21 | 酒の本棚(書評?)
                          
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近年、物忘れがひどくなっているので、忘れないように写真にとったりそれをプリントしたりしているのですが、そもそもその経緯等を忘れたりするんですよね。





これもその一つで、いかにも何かの紙を写真にとって、それをさらにプリントした感じなのですが、、、、

確か、宮崎で宮崎のワインにちなんだ短歌のコンテストか何かがあって、その入賞作が出ていた、ということでこのブログのネタにした気もするのですが、経緯等を覚えていません。
そこで昔の自分の記事を検索したら、こちらでした。
(ただ、その時は2つの歌をご紹介したくらいだった)

「忘れないように」とわざわざ紙にしてもこの有様なので、改めてネット上で全部の歌を記録していきましょう。

【2017年入賞作品】

【大賞】
みやざきで 飲んだワインの 一口に
体の中で あがる波しぶき

【伊藤一彦賞】
ふぐ料理 本場に嫁ぎし 娘子が
未だに強請る みやざきワイン

【伊藤一彦賞】
もも肉を メディアムに焼き ワイン添ふ
施設より帰る 母の好物

【俵万智賞】
おつまみを 主婦が持ち寄る だれやみを
ワインボトルが 女子会にする

【俵万智賞】
レコードも ワインも此処に 君を待つ
今は二人の 暮らしとなれば

【佳作】
県外に 送ってばかりと 怒られて
妻にも贈る みやざきワイン

【佳作】
じっくりと ゆっくりねかし 味を出す
我が人生も ワインのように

【佳作】
都農ワイン 生チリメンの アヒージョで
日向灘の香りと味と

【佳作】
選びたる ワインをひざに 助手席の
妻眠りたり 五ヶ瀬を発てば

【佳作】
スイス人が 「母国のよう」と 言ひし都農
赤しワインは 鯖ずしに合へり

これで当面、こちらで記録できますね、


それはさておきこれらをざっと読んでいて、「俵万智賞」の歌にある「だれやみ」という単語が気になりました。

聞いたことがあるような、ないような。。。。。ちょっと調べてみようっと。
(ネタになるかな?)




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うすにごり酒は如何? @「七十一番職人歌合・酒つくり」

2023-11-08 12:05:39 | 酒の本棚(書評?)
                          
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一昨日、昨日と新川締めなどのSNS動画という文明の利器(古い!)に頼ったので、今日は先祖返りということで、昔々の画像ネタ。







「七十一番職人歌合」という本。


中世に成立されたとされる、職人を題材にした歌合(71対=142職業)を本にしたもので、これは早稲田大学のサイトに出ているもの。


その中の第6番の歌合は「酒作」vs「鍋売」という題です。





なぜ、鍋を売っている人とお酒を作っている人(女性ですね)が対になっているのかはよくわかりませんが、「酒作」も「売っている」ように見えるので、それぞれ「作って売っている」立場なのでしょう。


模本も色々あるようで東京国立博物館のイメージサーチで見つけたのはこれ。





こちらは彩色してあってよりアート?です。



ちなみに、酒作の説明はこう書いてあります。

さかつくり(←タイトル)

まずさけめさかし
(まあ飲んでください)

はやりてそうろう
(流行っている酒ですよ)

うすにこり
(うす濁り(酒)です)


色々な解釈があるとは思いますが、解釈というより個人的な感想はこう。

①(鍋売もそうですが)お酒は作る人と売る人が一体化していたんだなぁ

②(以前話題にしましたが)酒の販売は店を構えるというより行商が多かったのかな?
(実は当社の創業時も行商だったとか)

④よく「昔は女性がお酒を造るなんて」という話があるが、さらにその昔は関係なかっただろうなぁ
(多くの「伝統」「因習」は明治期の発明だったりするし)

「うすにごり」があるってことはそうでない「清酒」あるいは「濁り酒」と対比させているってこと?
(清酒の成立は16世紀後半とも言われているし、濾過技術を考えると「うすにごり」=「清酒」かも)

いや、色々と示唆に富んでいますね。




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ちょっと違う? バカラの全面広告「飲めば、都」と北村薫「飲めば都」

2023-11-02 11:29:21 | 酒の本棚(書評?)
                          
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2か月くらい前でしょうか。
日経にバカラのクリスタルのダルマ像の全面広告が出ていました。





そのときは「フーン」と思っていたのですが、後日デパートのバカラショップで聞くと、「広告の反響はとても大きく、既に引き渡しは年末」ということでした。

新聞広告というのも捨てたものじゃあありませんね。

で、2匹目のどじょうを狙ったのか、昨日の日経にもバカラが全面広告を出していました。





エッフェル塔やセーヌ川が背景。
パリのかつての呼び名「ルテシア(LUTETIA)」と名付けられたタンブラー。
「2024」という刻印が入っているそうなので、いわゆるイヤーグラスなのでしょうか。





ちょいと気になるのは広告のタイトル「飲めば、都」

ことわざ?の「住めば都」をもじったのでしょうが、、、、、

そもそも「住めば都」は都市というより、どんなところ(街、家)でも慣れるしそこが一番、といった意味。
で、その流れからは「飲んで酔っ払えばどこでも楽しい」となるのだと思いますが、「酔っぱらったらそこはパリ」とはならなさそう。

加えて、こんな本も読んだことあるし。



飲めば都

ミステリ作家の北村薫(男性です!)さんが、酒好き女子のお仕事小説としてまとめた短編集。
(ちなみに「都」というのは主人公の名前)
タイトルに惹かれて読みましたが、やらかし小説で、バカラとは似ても似つかない。

「飲めば、都」のコピーを考えた広告代理店の人、「あれ」とか思わなかったのかなぁ。

ただ、グラス自体はなかなか素敵ですね。2024年が記念の年になるなら買ってみても良いかも。
今度見に行ってこようっと。



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クラウドファンディング大成功!!の音楽本大賞にインスパイアされた「お酒本大賞」はどうでしょうか?

2023-04-13 18:18:28 | 酒の本棚(書評?)
                          
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二日連続して話題にした本屋大賞「とか」ですが、昨日の「酒飲み書店員大賞」は残念ながらお酒関連の本というわけではありませんでした。

それでは、「お酒関連の本の大賞」的なものは?というと、どうもないようで、「それならば作っちゃおうかな?」とも考えた。

ただ、こういうの、宣伝やら組織の運営やら、それなりのコストもかかりそうです。

そう思っていると、「音楽本大賞」というのを創ろうというクラウドファンディングがあることを知りました。







音楽本の面白さを広めたい!
「音楽本大賞」の創設に力を貸してください!

というこのクラウドファンディング。


【必要な資金】として、以下が挙げられています。

運営費                   20万円
選考費用                  20万円
デザイン費                 10万円
リターン制作費               10万円
受賞作への賞金               20万円
授賞式開催費(オンラインのみの開催の可能性もあり) 5万円
クラウドファンディング手数料        全体の10%
―――――――――――――――――――――――――
合計     約95万円

以上が「音楽本大賞」を開催するにあたって必要な費用となります。上記を超えるご支援をいただけた場合には、この賞を今後も継続するため、次回以降の運営資金として運用していきたいと思います。



なるほど、こんな感じですか。

ちなみに、クラウドファンディングのリターンはこんな感じ。



で、これに対し、実際には243人から1,596,100円が集まっていますので大成功!!

無事、今年の夏には大賞が発表されそうなので楽しみにするとともに、「お酒本大賞」の構想も練り始めましょう。





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酒飲み本屋大賞だからと言って、お酒の本ではないようで。。。。

2023-04-12 12:40:39 | 酒の本棚(書評?)
                          
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昨日話題にした本屋大賞「とか」ですが、件の日経には例として「新書大賞」とか、ニッチ系として「ITエンジニア本大賞」などが挙げられている他、地方系として「沖縄書店大賞」そして「酒飲み書店員大賞」というのも出ていました。

酒飲み書店員大賞?

カッコ書きで「千葉県など」と出ていましたが、何故これが地方系なのかな?

調べてみると、Wikipediaにも出ていました。

酒飲み書店員大賞(さけのみしょてんいんたいしょう)は、千葉県近辺の本と酒が好きな書店員と出版社営業が集まり、最も売り出したい本をコンペティションで決定する賞。

文庫本の掘り起こしを目的としており、出版から1年以上経った文庫本が選考対象とされる。千葉県内の書店員や、都内へ通う編集者らが居酒屋で情報交換をする飲み会で、「自分たちで売れ筋の本を作っていきたい」という話で盛り上がり、この大賞ができたという。

なるほど、確かに千葉県だし、「酒飲み書店員」の大賞なんですね。
Twitterの公式アカウントもある。





で、wikiの受賞作リストを見ると、こんな感じ。





残念ながら読んだ本はありませんでした。
その中で、本屋さんや書評などで見かけた本もありますが、お酒にまつわる本はないような。

確かに、酒飲みだからと言ってお酒絡みの小説「だけ」を好む、ということはありませんよね。

牽強付会にお酒に結び付けるこのブログが変なのかも。
(変な人です)





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絵も、タイトルもビールなのですが、、、、マネの「ボン・ボック」

2023-03-23 23:14:43 | 酒の本棚(書評?)
                          
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ちょっと前、日経新聞のアート面の連載に出ていた絵。




出所は日経新聞ではありません。



美味なるアート(8)マネ「ル・ボン・ボック」

頰(ほお)を紅潮させ腹が膨らんだ男が、右手でパイプを、左手でビールのグラスを持ち、椅子にゆったりと座っている。男は正面を見据え、パイプから、暗い背景に際立つように、灰色の煙が漂っている。

この絵は、マネが1873年のサロン展に出品した作品であり、栄誉賞を受賞した成功作として、知られている。画題の「ボン・ボック」とは美味(おい)しいビールを意味し、モデルは版画家のエミール・ベロである。


日経新聞でこう書かれたこの絵。
絵は見たことがあるのですが、右手のパイプに目が行っていて、左手のビールグラスに気が付いていませんでした。

まさに明きメ●ラ、ですし、ボックと言えばビールなのに、それにも気づかず、ダメダメでしたね。

いやぁ、いい表情ですね。
ウチ運営の「インテリジェント・ロビー」に飾ってみようかなぁ。




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朝ドラ「らんまん」のモデル牧野富太郎博士の実家の酒蔵は佐川の岸屋?は司牡丹?

2023-03-22 14:00:40 | 酒の本棚(書評?)
                          
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昨日の朝、NHKテレビをつけていたら4月からの朝の連続テレビ小説の紹介をしていました。





このドラマ、「牧野日本植物図鑑」で有名な牧野富太郎をモデルにしている、というのは聞いてたのですが、テレビドラマでは酒造業の跡取りでもある、という設定になっていました。

牧野富太郎が蔵元さんだというのは初耳だったので調べてみたら、確かにwikipediaにもそう書いてありました。


1862年(文久2年)、土佐国佐川村(現:高知県高岡郡佐川町)で、近隣から「佐川の岸屋」と呼ばれた商家(雑貨業)と酒造業を営む裕福な家に生まれた。


本当だ!
そうすると次はその蔵元さん(
佐川の岸屋」)の今が気になり、調べてみると、さすが!の名門酒会さんのページに記載がありました。






そのページはなんと高知の雄「司牡丹」さんの紹介ページ。
へぇ~と記載を読んでみると、司牡丹さんがその蔵元さんというわけではなく、こういうことでした。


佐川に生まれた日本植物学の父(略)牧野博士の生家は「岸屋」という造り酒屋で、その酒蔵は司牡丹酒造に譲られましたが平成16年の台風で倒壊しました。

なるほど。

実際、司牡丹さんのホームページに飛ぶと、坂本龍馬ネタに加え、因んだ商品として「司牡丹・花と恋して(純米酒)」というのが出ていたりします。

実際にドラマが始まり話題になると、もうちょい直接的なあやかり商品とか、色々なアピールが出てくるのかな?

牧野好き?としては楽しみです。





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「銀座百点」の檀ふみさんのエッセイ「あかねさす葡萄の酒を」

2023-02-24 16:03:32 | 酒の本棚(書評?)
                          
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「銀座百点」という雑誌があります。





銀座のお店が集まった「銀座百店会」という会の月刊誌で、加盟店に無料で置いてあるのですが、自分は大体サッポロライオンで頂いています。
巻頭の座談会やエッセイ、お店の紹介、連載などバラエティに富んだ内容なのですが、ちょっと前から檀ふみさんが「あかねさす葡萄の酒を」という連載をされています。





檀ふみさん、よくセットで出てくる阿川佐和子さんと共に、「ワインのプロじゃあないけどワインが好きなセレブ」枠というのでしょうか、ワインに関する記事や本も多く出されています。

で、最新の2月号の「あかねさす葡萄の酒を」という連載なのですが、今回の題材は、ウミガメのスープとアモンティリャード(シェリー)のマリアージュについて。

とあるお店でこのウミガメのスープとアモンティリャードが出たことから始まり、このマリアージュが出てくる映画「バベットの晩餐会」に話が及ぶのですが、、、



デジタルリマスター版で上映されているようですね


普段は「プロじゃあないけど」としつつも、詳しい人でないと出てこないようなワインについて、蘊蓄含め当たり前のように言及されているのですが、今回はちょっと違った。

アモンティラード(アモンティリャードともいう)は、シェリー酒の一種だという

シェリーの中でも熟成の進んだ高級ワインが「アモンティラード」。

私なんぞ、いまだにシェリーとマデラとポルトの違いもわからない


字面通り受け止めると、シェリー酒もアモンティラードも彼女にとって決してポピュラーではないようですね。

個人的にはシェリーは色々な食事に合わせらるし、もっと有名になるというか楽しまれても良いと思っているのに、そうならないのが残念で何とか応援したいと思っていますが、ワイン好き芸能人(文化人?)として真っ先に上がる人でもそうなのですから、むべなるかな、です。

銀座の「しぇりークラブ」もずーっと布教活動に努められていますが、なかなか時代は来ていないようだし。

自分もちょっと布教に励んでみようっと。



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ロリっぽい?というかAKB的な雰囲気というか、、、「SAKE STAY」特集

2023-01-31 17:34:39 | 酒の本棚(書評?)
                          
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定期的にお酒の特集が載っている(←ありがとうございます!)、東京メトロの冊子「metromin.(メトロミニッツ)」。


今置いてある号では「SAKE STAY」という特集。





オーベルジュというか、お酒を造る蔵元さんの宿泊施設、という意味合いのようです。




ウチもお取引のある、群馬の土田酒造さんの敷地にある「ヴェンティノーヴェ」。




山梨は塩山のワイナリー「98WINES」さんが手掛ける「366STAY」。



まあ以前から酒蔵ツーリズムというか、ワイナリー巡りとかは盛んですし、特にワイナリーとかはワイナリーに併設されたレストランでの食事も楽しみの一つなので、拡がっていくのでしょうね。

特集では、ほかにも泊まらないまでも焼酎ツーリズムやチーズ工房訪問などが取り上げられていて、「ふーん」という内容なのですが、それとは別に印象深かったのは、冊子の表紙。




毎月異なったデザイナーさんというかトーンの表紙なのですが、お酒絡みだとちょっとロリっぽいあるいはAKB的な子供セクシー的な雰囲気になっている気がする。


シードル特集の時



まあ、系統に調べているわけではないので、勘違いかもしれないのですが、ちょっと気になった。




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四十にして惑わず、五十にして天命を知る、六十にして耳従う、、、、七十でお酒を覚える!? 岡田米山人

2022-10-19 12:56:58 | 酒の本棚(書評?)
                          
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先週末、NHKの美術番組の展覧会情報をながら見(聞き)していて、「お酒が好きだった」という人の作品展というのが耳に入った。


なんでも江戸時代後期の文人画家の岡田米山人とその子半江の作品の企画展ということで、調べてみると三重県でやっていることが判明。




文人画家 岡田米山人と半江の作品展  国の重要文化財「春靄起鴉図」など94点が展示

三重県との関りが深い江戸時代後期の文人画家 岡田米山人とその子、半江の作品をまとめた企画展が23日から三重県立美術館で開かれています。
企画展は三重県立美術館の開館40周年を記念して(中略)


確かにテレビに映っていたのは上の写真の画で、ナレーションで「お酒が好きで、画にも盃で楽しむ様子と背景には徳利が」と言ってました。

興味深かったのは、米山人は元々米を商っていて、米屋でありながら書画のうまい変わり者として有名になり、その後70代までは米を運ぶ役人として津藩に召し抱えられたという、文人画家というかお勤めの傍らの画家だったそう。

しかも、米山人はもともとお酒を飲まなかったのが、古稀を過ぎてから、はじめてお酒を覚え、嗜むようになり、自ら「酔仙」と名乗るまでになったとか。


古稀と言えば70歳、役人の任を退いてから、ということなのかもしれませんが、その年になってお酒を覚えるというのはすごいことですね。

孔子「論語」では、

四十にして惑わず、五十にして天命を知る、六十にして耳従う、七十にして心の欲する所に従いて矩を踰えず

とありますが、そこでお酒、ですよ。

もっと早くから飲んでおけばよかったと思うのか、これまで飲まずに無事過ごせてよかったと思うのか、正直どんな境地なのでしょう。

是非この「酔仙」の画を見に行きたいのですが、三重県はちょっと遠い。
巡回展が東京に来ないかしら。





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ワインは小説よりも面白い? この秋のワイン映画は皆ドキュメンタリー?

2022-10-07 19:11:29 | 酒の本棚(書評?)
                          
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お酒関連の情報をよく見ているからでしょうか。
トップ画面にあった見出しです。

ワイン映画が公開ラッシュ グラス傾け産地へ思い

クリックしてみると、こんな感じ。





この秋はワインをテーマにした映画の公開ラッシュだ。11月以降、少なくとも5作品が立て続けに上映される。

ふーん、5本もあるんだ。どんな映画なのでしょうかね。
ざっと要約すると、こんな感じ。

『シグナチャー』は「現代日本ワインの父」とも称される醸造家の故・麻井宇介さんを巡るお話。

『ヴァン・ジャポネ』は、フランス人のワイン専門家が日本各地のワイナリーをめぐるドキュメンタリー。

『ソウル・オブ・ワイン』
も、ロマネ・コンティなど世界最高峰と言われるワインの数々を生み出すブルゴーニュのドキュメンタリー。

『戦地で生まれた奇跡のレバノンワイン』もドキュメンタリーで中東・レバノンでワイン造りにかかわる人々にインタビューし、戦争の不条理さや人間のたくましさを描いているそう。

最後の『チーム・ジンバブエのソムリエたち』も実話に基づく映画。隣国の南アフリカに命懸けで密入国した4人のジンバブエ人男性が、ブラインドテイスティングの世界大会に挑むというストーリーとのこと。

結果としては5本すべてがドキュメンタリーや実話に基づいたストーリー。

ワインは事実だけで面白い、ということなんでしょうか。

1本くらい見に行こうかな?と思ったのですが、この記事によれば

エンターテインメントとして鑑賞するならば、5本の中では(チームジンバブエが)一番のおすすめ

ということです。




行ってみようっと。





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昭和から一周回ってここ掘れワンワンではなく「語れるワイン」

2022-06-22 12:38:53 | 酒の本棚(書評?)
                          
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日経新聞一面の広告欄





思わず二度見ちゃいましたよ。


「家飲み」で身につける 語れるワイン
世界の富裕層が学ぶ一流の教養を、1000円台のワインから。


amazonの説明を見てみると、、、、

(略)ボルドーやブルゴーニュの高級銘柄の背景、格付けの読み解き方、ニューワールドの最新ワイン事情まで。
(略)「家飲み」を楽しみながら、教養と品格が身につく1冊です



「教養と品格」が身につくそうです。

「品格」はさておき、教養としてのワインというのは、「肉には赤、魚には白」とか、「やっぱりボルドー」とか、40年くらい前とかには確かにありました。

ただ、その後時代はバブルを経て、あまり肩ひじ張らずに楽しもう、という流れになり、以前ご紹介したような「鰻に赤ワインを合わせてみよう」的な本が出るようになりました。


そんな中、確かに最近では経済的格差が広がって、新たな階級社会というか、そういう意識を背景に、「ビジネスパーソンはそういう知識(教養?)を語れなきゃね」というワイン本とかも出てきている感があります。

実際、amazonの「ワイン」ジャンルのベストセラーを見ても、なんと!この本が1位で、5位にも「教養としてのワイン」という本が。
(この本も同じ著者の方ですね。「教養ワイン作家」さんかな)





なんだか「1周回って昭和末期」に、という感じでしょうか。


ページの例も示されています。



地域ごとに、お勧めの1本を紹介。
「家飲み」でその味を確かめながら教養が身につく

こうした「お勧めの1本」という構成も、インポーターさんも少なく入手し得るワインの種類に限りのあった昔はよくありましたね。

まさに1周回ってます。

ちなみに版元は「日本経済新聞出版社」(なので日経1面の広告なんですね)。

これを見て、ビジネスパーソンさんは心配になって買っているのでベストセラーになっているのかなぁ。

それ自体昭和な気もしますが、本当のところはどうなんでしょうね。



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判明!!Souffleの背景のお酒は、、、、

2022-06-12 11:58:17 | 酒の本棚(書評?)
                          
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一昨日はマンガのサイトSouffle(スーフル)」の背景がお酒だった!というネタ。

銘柄が判らない(読めない)カップ酒があったり、どんな基準で選ばれているの?とかそもそも何故お酒?とかの謎があったので、気になって再度そのサイトへ。

もしや、「ここに掲載されているマンガと関係があるのでは?」と思ってみていると、こんなマンガが。






「酒と恋には酔って然るべき」というマンガです。
絵には一昨日触れた背景にあったしっかり「十四代」が出ているではないですか。

コミック最新巻の表紙にも同じく「鬼太郎純吟」が出ているし、これは決まりですね。




試し読みできる回を見ると、こちらも菊正宗の樽酒カップ。自身が確信に変わりました。




こんな感じでカップ酒などが描かれているのですが、判らなかった銘柄も判明しました。

カップ酒ではなく「食用金箔」だったんですね(だからカップ酒より一回り小さかったんだ)。


よし、残るは立春朝搾りの銘柄だけですね!!






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