牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

米沢の老舗蔵「小嶋総本店」@日本橋三越本店

2007-10-31 09:02:33 | 酒の催事等ご案内(自社物件も違うのも)
またまたご案内が遅れてしまいました。昨日10月30日(火)からの催事です。
場所は日本橋三越本店地下1階酒売り場。
山形は米沢、「東光」で知られる「小嶋総本店」さんの試飲販売です。

「小嶋総本店」さんは、慶長2年(1597年)創業の米沢藩上杉家御用酒屋であり、江戸時代頻繁に「禁酒令」が出された中でも、酒造りを許されていた数少ない造り酒屋のひとつといわれております。
現在まで400余年の歴史を有しこの地に23代の長きに亘って、酒造り一筋を通しておられます。


今回は「東光」のラインナップをはじめ、限定流通の純米吟醸酒「日本響」や「洌(純米、純米吟醸)」なども勢ぞろい。

米沢盆地の米と水、そして山形酵母による寒造りの低温長期発酵、手造りの美酒をお試し下さい。

11月5日(月)まで開催。お近くにお立ち寄りの際は是非!!!

(担当:小杉)

※実は本日(10/31)から、松屋銀座一階広場で「銀座の若旦那が選ぶ『粋もの』づくし」という企画展が開催されています。弊社から珍しい酒もご提供中。これは明日、公開(本館では既に公開中)!


--写真は小嶋総本店さん

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前田利右衛門@日本橋三越本店

2007-10-30 09:03:53 | 酒の催事等ご案内(自社物件も違うのも)
またまたうっかり。
プチ催事が終わってしまいましたが、焼酎のご紹介です。

実は、この週末、日本橋三越本店で指宿酒造協同組合の展示販売を企画させて頂きました(蔵元さん等のご都合がつかず、十分な試飲販売ができず残念!!)。

指宿酒造協同組合さんと言えば「前田利右衛門」。
芋どころの鹿児島は南薩摩、開聞岳を望む指宿の酒造組合です。

原料の芋は手間のかかる有機農法で地元の農家へ委託生産。
フラッグシップの「前田利右衛門」はイモ焼酎の礎を築いた芋伝来の功労者にちなんだもの。
まろやかな甘みが魅力です。

また、昭和初期まで使用されていた黒麹での仕込みを再現した利右衛門「黒」は、甘み、香り、濃い口当たりの懐かしい風味。平成18年熊本国税局酒類鑑評会では優等賞代表受賞に輝きました。


その他、イモの香りを抑え、甘みだけを引き出した限定品「秀水」、熟成させた「麗月」など、さまざまなラインナップ。

三越をはじめとするデパートでご注文いただければご用意できますので、是非お試し下さい!!

--写真は利右衛門「黒」

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酒のブレンド

2007-10-29 09:21:23 | 酒の情報(酒エトセトラ)
「食の信頼」が問われる中、「慣習」への疑問も出てきたようです。

食品安全等について調べている知人から教えてもらった、一ヶ月くらい前の新聞記事です。


「銘酒『菊駒』はブレンド」--「味の保持には必要」--被告・八戸酒類が反論
 五戸町の銘酒として人気が高い清酒「菊駒」が、八戸市内で製造された別の酒と日常的にブレンドされていたことが分かった。菊駒の商標権を持つ五戸町の菊駒酒造と、菊駒を製造・販売していた八戸市の八戸酒類の間で争われている商標権侵害差し止め請求訴訟で明らかになった。(中略)
 27日に青森地裁八戸支部であった弁論準備手続きの際、菊駒酒造側が八戸酒類のブレンド行為を指摘した。菊駒酒造の三浦社長は「(ブレンドは)違法ではないが、お客様にうそをついているという気持ちはあった」と話している。
 これに対し、八戸酒類の橋本社長は「年間を通じて同じような味を保持するために、いろいろなタンクから(酒を)集めてくる。それをブレンドという。『100%菊駒』では足りず、ブレンドしないと生産量は追いつかない。今に始まった話ではない」と説明している。
同訴訟は、菊駒酒造が「八戸酒類から独立して『菊駒』を造りたい」と主張して昨年12月に提訴した。(中略)
 長年、「菊駒」ファンだったという青森市の女性会社員(44)は「ブレンドされているとは知らなかった。がっかりした」と話している。


「ブレンド」という見出しで??でしたが、いわゆる「桶買い」ですね。確かに
「今に始まった話ではない」という談話も、さもありなんです。

個人的には、桶売り・桶買いという慣習自体は、酒類製造に限らず業界構造として否定できないと考えます。そもそも、すべての蔵(製造施設)が独自ブランドでやっていけないからこそ、こうした桶買いや、「蔵の合併」が起こるのですから。

ウイスキーでは、「シングルカスクしかウィスキーとして認めん!!」なんてことでしょうか。そんな野暮なウィスキー飲みはいないとは思いますが。


ここで重要なのは説明責任。特に桶買い側ではその事実は必要部分、開示すべきでしょう。
こうした中で、(本来当たり前ですが)「100%自社製造」が買う側としての基準になったり、「自分のブランドを自分で作りたい」という流れが出てくるのでしょう(それでやっていければ、ですが)。


この訴訟自体は、ブレンドの是非ではなく、さまざまな背景があるようですが、「慣習」とどう折り合いをつけていくのか、考えてしまいました。


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ベルギービール「デュシャス・ド・ブルゴーニュ」750mlボトル

2007-10-27 07:22:57 | 酒のご紹介
昨日、弊社が受託営業を行っているラウンジ「インテリジェントロビー・ルコ」で行われた、とある懇親会。
乾杯はベルギービール「デュシャス・ド・ブルゴーニュ750ml」で行われました。

このデュシャス・ド・ブルゴーニュ(Duchesse de Bourgougne)、西フランドルのヴェルハーゲ(Verhaeghe)醸造所のレッドビールです。

名前の由来は1457年に生まれたブルゴーニュ侯爵の娘、メアリーにちなんで付けられたとのこと。

8年物と18年ものをブレンドして作られているそうで、とあるサイトによると
「茶色がかったとても濃い赤褐色。酸味を感じさせる香り、ブラックチェリ
ーやパッションフルーツのような複雑な香りがあります。香りから想像す
るほどの酸っぱさはなく、甘みとのバランスがとても良く、ボリュームも
あり、とてもおいしいビールです」
となっています。

経験上、飲むときによって甘さと酸味のバランスが異なるのですが、上記の表現、本当にそんな感じです。確か、フルーツ系の原料は無いはずなのに、複雑な味わいとなっています。

今回は限定品の750mlです。いい姿ですし、熟成も楽しめます。
弊社の在庫には未だ余裕があるようなので、ご関心のある向きは是非。


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日本酒の味わいに関する評価表現の分析(酒の本棚)

2007-10-26 10:13:03 | 酒の本棚(書評?)
「本」というより「研究文献」ですが、この枠でご紹介。

大塚裕子(2004):日本酒の味わいに関する評価表現の分析、第18回人工知能学会全国大会資料.

「学問して」います。

冒頭は、日本酒の表現に関する課題提起。

「一般に日本酒が語られる際には『甘口/辛口』『淡麗/濃醇』といったシンプルな二項対立的な軸を基準に表現されることが多く,かつ飲み手に選択されることが多いのは『淡麗辛口』の酒である。この二つの軸だけで日本酒を分けようとすれば,実際,最近のほとんどの日本酒は『端麗辛口』に分類されることになる」

→ほとんどが「淡麗辛口」ですか。。。。印刷ベースで『淡麗辛口』『端麗辛口』の混乱は学会発表レベルということでのご愛嬌。

「このような問題から,SSIは味わいと香りの二つの軸を基準に酒を4タイプに大別する方法を提案した」

→これは、以前掲げた「味わい」「香り」の二項対立ですね。筆者はこれに一定の評価をしていますが、これも本質的には変わりない気がします。

次いで、danchuの記事をデータソースとして、酸度、日本酒度、アミノ酸度等の客観数値と味わいの表現とをデータベース化しています。

→これは面白い着眼だと思います。強いて言えば、酵母の酒類をDB化すればもっと良かったかもしれない。。。なお、データの特徴の提示の際、アミノ酸度などで整数表示のものは除外しているようですが、きちんと調べれば良かったのに、と思います。

その上で、収集された味わい表現(コメント)を被験者に見せ、「飲みたくなるコメント」「飲みたくないコメント」等に評価させています。

→なるほど、という段取り。被験者は「筆者の知人20人」ということですが、その属性が不明。

なお、評価の高かった「コメント」は以下の通り。ワインのテイスティングのような表現です。

・やわらかな含み香,桃のような瑞々しさと張り
・北陸らしい凛としたキレのある端正な酒を造る蔵.すんなりと滑りが良く,新鮮な肴をはじめとした,いろいろな料理に合う酒
・軽やかで滑りのいい喉ごし,凛としたキレ.魚料理と一緒にスルスル飲みたい北陸の酒


以下は評価の低かった「コメント」。コストパフォーマンスに言及してはいけないようです。

・素直においしく値段もうれしい
・この味でこの値段はスゴイ
・コップでぐいぐい飲める.安くて旨い酒として最高



評価の高い「やわらかな含み香」と、低い「素直においしく値段もうれしい」は実は同じ銘柄(喜久酔)です。以下に良いコメントをつけるか、が流通も含めた業界の課題でしょう。

この後段では、日本酒度等とコメントの比較等も予察的に行われていますが、これは「より深めた検討」も出そうなので、別の機会に。


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リサイクルと酒屋さん

2007-10-25 09:00:05 | 酒の情報(酒エトセトラ)
中をきれいにして、キャップを取って、ラベルを剥がす。
ペットボトルの「捨て方」も根付いてきたようです。
なんとなく、「地球環境している」という気に。

でも、ペットボトルのリサイクルはあくまで溶かしたりしての再資源化です。
エネルギーがかかる上に、もう一度ペットボトルができるわけではなく、(結構高価な)ワイシャツとかになっているのです(外国では再利用していますが、、、)。

その点、ビール瓶や一升瓶(これらを「リターナル瓶」と言います)は、まさに「再利用」。ビール瓶は平均で20回以上、一升びんは6~7回程度再利用されるそうです。回収物流のエネルギー・コストを考えても、環境負荷上は圧勝のはずです。

ところが、このシステム、年を追う毎に細っているのです。
一つの理由として、「重い」という消費者の声があるのですが、それ以上に影響があるのが回収システムの問題で、それは「酒屋さんの衰退」と密接に関係しています。

地域に密着した酒屋さんであれば、販売、回収ともその酒屋さんを拠点として行えますし、配達までしてくれるわけですから「重い」というのも無関係。
しかし、チェーンのコンビには瓶の回収拠点という位置づけが無い訳ですから、酒屋さんの衰退、コンビニの伸張につれ、これら瓶の再利用の仕組みが崩れてきているのです。

いわゆるエコ・コンシューマーの方々も「瓶で買える店は少ないし、売っていても回収してくれる店はもっと少ない」と嘆いておられました。

せっかくうまく機能していた瓶の回収システムが崩れてしまった。
(確かに昔は清涼飲料水もリターナブル瓶でした)
これはとても残念なこと。
ペットボトルの回収でエコした気分になっているのではなく、もう一歩進んで再利用できる瓶を使いましょう。
そして、そのために我々問屋が何ができるかを考えないといけません。
どなたか、一緒に考え、動きませんか?

--写真はちゃっかり宣伝。リターナル瓶のニューフェース「白鷹伊勢ラベル」500ml瓶。

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幕間に日本酒を!は有り得るか

2007-10-24 09:59:09 | 酒の情報(酒エトセトラ)
何を今更、ですが、10月1日は日本酒の日でした。

その日に併せ企画されたさまざまなイベントが、最近の業界紙や雑誌等で紹介されています。

で、タイトルの「幕間に日本酒を!」です。
今月に入り、オペラシティやサントリーホールのコンサートに出かけました。
最近では、幕間にちょっとバーで一杯、というサービスも増えているのですが、そこで供されているアルコールはやはりワインやビールです。
シャンパンやウイスキーがあるところもありますが、日本酒が出ているところは記憶がありません。
(隼町の国立劇場や歌舞伎座などの日本芸能系では出ていますが)

西洋芸能なのだから、という意見もわかりますが、「国民の酒」であるなら、普通に楽しむ、ということがあっても良いのではないでしょうか。。。
以前、スペインもののコンサートで、シェリーが出ていた記憶もありますので、蝶々夫人とか、日本の作曲家の時に出してみるとか。

その取っ掛かりとして、「日本酒の日」に出してもらう、というのもありなのでは。

もちろん、「くさい」とか「飲み方が難しい」という意見もあるでしょうが、前者は量の問題でもあり、後者はおしゃれな器を用意するとか、こちら側の工夫次第でしょう。


--写真は現代日本の大作曲家、\ê\ó

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本格焼酎by田崎酒造@松屋銀座(催事案内)

2007-10-23 09:56:34 | 酒の催事等ご案内(自社物件も違うのも)
おっと、明日24日(水)から始まる銀座の松屋での試飲販売のご案内を忘れていました!!

鹿児島県はいちき市、本格焼酎の蔵元、田崎酒造さんの商品が銀座の松屋銀座さんに勢ぞろい!!

ファンも多い定番の七夕(白麹、黒七夕(黒麹)、鬼火(焼芋焼酎)に加え、今回はコーン&芋の熟成酒「魂麹(こんこうじ)」もご用意いたしました。

この手の「ちょっと変わった原料」のもの。
「サトウキビならラムを飲んだ方がいい」「コーンならバーボンを飲んだ方がいい」というご意見があるのは承知していますが、いや、やっぱり風土と技術の違いでしょうか。いい悪い、ではなく、楽しい違いが存在します。

是非、この機会に味わって頂きたいと存じます。
10月30日(火)まで。よろしくお願い致します。

担当:関本

--写真は魂麹(こんこうじ)


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日経ランキング「ロックがおいしい焼酎」

2007-10-22 10:55:32 | 酒の情報(酒エトセトラ)
去る10/20(土)の日本経済新聞土曜版に、「ロックがおいしい焼酎」というタイトルの記事が掲載されていました。

説明を読むと、
「酒について詳しい全国の酒販店経営者に『ロックで飲むのがおいしい』と思う焼酎のうち、おすすめの銘柄を3つ、順位をつけて挙げてもらった」
そうです。

サンプル数は107と、なかなかの数。
また「1年間に店主自身が飲んだことのある銘柄」という縛りもあり、母集団に歪みがあるのは確かですが、結果には一定の意味がありそうです。

で、順位です。


1位:富乃宝山(鹿児島、芋)
2位:中々(宮崎、麦)
3位:六代目百合(鹿児島、芋)
4位:無一物(長崎・壱岐、麦)
5位:吟香露(福岡、酒かす)
6位:三岳(鹿児島、芋)
7位:おこげ(大分、麦)
7位:心水(宮崎、芋)
7位:れんと(鹿児島・奄美、黒糖)
10位:七田大吟醸酒粕焼酎(佐賀、酒かす)


芋一辺倒ではなく、麦や酒かす等もバランスよく入っています。
これは、「ロック」ということで、芋に比べ香りの穏やかな麦等も好まれることや、恐らく、「3つ選べ」ということで、芋、麦等の原料別に一つずつ回答する人が多かったのではないでしょうか。
度数も低めです。
個人的には、粕取焼酎も結構好きなので、ここで「酒かす」が2つ入ったのが興味深いと感じました。

ただ、あくまで嗜好品。人それぞれの「おいしい!」があるはず。これが変な決め付けにならないよう、祈りたいと思います。

--写真は「れんと」


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シャンパン 泡の科学(酒の本棚)

2007-10-20 09:29:26 | 酒の本棚(書評?)
ジェラール・リジェ・ベレール(2004):シャンパン・泡の科学、白水社、149p.

書誌的にはこうなりますが、日本版(立花峰夫訳)の出版は2007年9月、先月の新刊です。
原典はプリンストン大学の出版局。只者ではない、という感じです。

著者は基礎物理で修士号をとりながらシャンパンの泡に魅せられ、それをテーマにランス大学で博士号をとった物理学者。現在はモエ・エ・シャンドンの顧問もされているそうです。

内容は、導入部こそシャンパンの歴史や概要等が記されているものの、その後は「泡」について、振る舞いやその裏にある科学的原理等が写真と共にこれでもか、という具合で記されています。なぜポテトチップ&シャンパンは避けるべきか、も明らかに。
イメージ的には講談社の科学分野の新書「ブルーバックス」シリーズのようなものでしょうか。ただ、それよりはいい意味での「役に立たない」趣味の世界の内容です。

欲を言えば、無理に言葉だけで説明せずとも、ちょっと数式を使えばよりわかり易くなっているのではないかということ、そして、「ブランドの違いによる泡の違い」の記述が欲しかった、等です。特に後者はとても関心があるだけに、知りたかった、です。

原題は「Uncorked -The science of Champagne」、こっちの方が夢があるような。

(担当:附属酒類経済・文化研究所(物性部門))

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黒麹の焼酎(酒の紹介)

2007-10-19 09:40:41 | 酒のご紹介
熱狂的なブームは過ぎたとはいえ、芋焼酎は元気です。

「銘柄」ではなく、「こんな味を」と原料や麹のバラエティを求められるお客様も増えています。
そんな中、先般酒販店さんから「黒麹の焼酎のラインナップを教えて」とご用命いただきました。
そして、お示しいただいたもう一つの条件は

「名前に黒が入っていること」

薀蓄をお持ちのお客様「ではない」普通のお客様には、それが一番説明しやすい、ということです。
仰るとおり、ついつい斜に構え、「黒と書いていない黒麹」をお勧めしがちですが、やはり、分かりやすいということは大事ですね。

で、リストです。
・黒伊佐錦
・黒七夕
・黒鬼火 
・さつま黒若潮 
・黒九耀
・小鶴くろ
・桜島黒麹
・薩摩藩 秘蔵黒麹 
・大海 特選黒麹 
・さつま大海 黒麹
以上は在庫品です。どれをご希望されますか?

担当:田中
--写真は黒七夕


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神嘗祭@東京大神宮with白鷹伊勢ラベル(酒の紹介等)

2007-10-18 09:10:36 | 酒のご紹介
10月17日は神嘗祭(かんなめさい・かんなめのまつり)。
神宮(伊勢神宮)と宮中の祭礼の日です。

私どもがお酒をお納めしている「東京のお伊勢さん」東京大神宮でも、秋季大祭が催行され、私どもも参加致しました。
お供え物にはもちろん白鷹。
また、大祭の後のお直会でも白鷹。今日は季節の「ひやおろし」でした。

と、言いながら、ご紹介は白鷹「伊勢ラベル」です。

「伊勢神宮御料酒」と銘の入った、純米酒500ml瓶。


甘辛で言えば辛口ですが、力強くふくらみのある味わい。
生もとづくりの白鷹らしさを感じる、冷やでも燗でも良しのお酒です。

遷宮を記念して、遷宮記念箱入りの2本セットもご用意致しております。
(記念箱入り2本セット:販売価格 1,732 円 (税込・送料別)
 お問い合わせは当店03-3260-4261まで)


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ちなみに、、、、
東京大神宮さん、最近は宮崎あおいさんの結婚とか縁結びで有名らしいです。

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当店オリジナル灘の白鷹「以心」のご紹介(その1)

2007-10-17 09:03:33 | 酒のご紹介
一昨日ご紹介致しましたように、昨日16日より池袋三越で白鷹さんの試飲販売が展開されています。今回の「売り」の一つは当店オリジナル「以心」。

で、「以心」って何なの?というお話がありました。

確かに、写真だけではわかりません。
何回かに分けてご紹介いたします。

まずは基礎的事項から。
灘の白鷹さんに依頼し、当店オリジナル商品として醸造された吟醸酒です。

兵庫県吉川町特A地区産の山田錦を使用。精米歩合57%、仕込み水は当然白鷹の自社井戸の宮水。
アルコール度数14-14.9度、日本酒度+4、酸度1.2、アミノ酸度1.0※
(※数値は変化する可能性あり)

上品な吟醸香。爽やかで軽快なのどごし。

超特選白鷹、極上白鷹がその力強さや厚みを特徴としているのに対し(あるいはそれだからこそ)、この「以心」は、和食にとどまらず食事・パーティの際に軽やかに日本酒の味わいを楽しんでいただけることを念頭に醸されています。

事実、弊社が受託営業している会議・パーティラウンジ「インテリジェント・ロビー ルコ」での立食パーティでもなかなかのご好評を頂いております。

説明資料的には「ちょっと冷やして飲むのが最適」となるのですが、常温~温めの味わいもまたいいね、という意見もあります。

是非、お試しを。
(担当:田中)

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酒の味わいチャート(その2)

2007-10-16 08:52:08 | 酒の情報(酒エトセトラ)
「その1」のタイトルはうろ覚えですが、味わいを絵にしよう、という表現法の話。
前回は組合の「味が濃醇⇔味が若々しい」「香りが高い⇔香りが穏やか」の二軸区分。

今回は白鶴さんのHPにあったマップ。
「甘い・辛い」と「濃醇・淡麗」の二軸です。

「濃醇・淡麗」は組合のものと同様ですが、「香り(の高・低)」の替わりに「甘・辛」を使っています。
確かに「甘・辛」は基本的な区分だと思うのですが、「濃醇・淡麗」と若干重なる部分もあるような気がします(いわゆる統計用語の「多重共線性」ですね。つまり、二軸は直交しません)。

という目で見ると、この「甘・辛」と「濃醇・淡麗」、「日本酒度」と「酸度」という軸にそれぞれに似ていますね。
では、「日本酒度」と「酸度」の組み合わせはどのような絵になるのか、これは次回。

--写真は白鶴さんのHPから

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灘の白鷹@池袋三越(催事等案内)

2007-10-15 14:22:35 | 酒の催事等ご案内(自社物件も違うのも)
ぐずぐずしていたら、明日に迫ってきました。
灘の白鷹@池袋三越での試飲販売です。

今回は季節モノとしては秋上がりの「ひやおろし」、
また、地物(というよりオリジナル)として、弊社一手扱いの吟醸「以心」、そして棚に並ぶことの少ない「大吟醸」等を展開。

明日10月16日(火)から一週間の予定です。
よろしくお願い致します。
(担当:関本)

欠品も出してしまいましたが好評裏に終了!ありがとうございました!!




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