牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

明治大正の江戸の酒屋の手印(PB)の流れを汲む「褒紋正宗」の江戸一さんです

2021-10-31 14:46:34 | ご縁の会社・団体
                          

                           【公式HPはこちら↑】




飯田橋・水道橋エリアは、川越街道(春日通り)や中山道をはじめ、目白通り、大久保通りと、江戸城から北~北東に向かう街道が放射状に延びる起点になっています。


昨日の週末ジョギングは、巣鴨まで中山道を往き、そこから帰ろうと大塚⇒川越街道へ。


都電が山手線内に入ってくる大塚駅前、なかなか雰囲気がありますね。





そんな大塚駅前ですが、朝で開いてはいませんが、このお店にご挨拶。





「江戸一」さんです。

昭和の佇まいを残す有名な居酒屋さん。神楽坂の伊勢藤さんほどではないですが、「酒はしづかに飲むべかりけり」系のお店です。


そんな「静かに飲む」お酒はやっぱり白鷹、なのですが、このお店、白鷹は白鷹でも、ウチではお取り扱いしていない「褒紋正宗」を出しているのが特徴。

この「褒紋正宗」、宮水で醸された灘の男酒、のはずなのですが、結構甘さを感じる、ある意味白鷹らしくないお酒。
醸造元は白鷹さんですが、とある酒屋さんの手印(今でいえばPBですね)の限定流通酒。大正時代の頃までは普通だった灘の蔵元と江戸の酒屋との関係を未だに残しているお酒です。


と、偉そうに言ってますが、実は学生時代とその後に何度か行ったきりで、お酒の商売に入ってからは行ってないんですね。


そういえば江戸一さん、同じく日本盛醸造で新川加島屋さんの手印の宮内庁御用達の「惣花」も二枚看板的に扱ってらっしゃるようなので、今度久々に行ってみたいですね。




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醤油にもアルコール添加? こちらも悪いものではないようですが。

2021-10-29 14:47:30 | 酒の情報(酒エトセトラ)
                          

                           【公式HPはこちら↑】




昨日、「〇〇樽で貯蔵した日本酒」という話の中で「醤油樽で貯蔵した吟醸酒?」とか記しましたが、以前気が付いたのですが、お醤油って、(ものによるのかもしれませんが)原材料に「アルコール」って入っているんですよね。


実際、ウチでも扱っているヒガシマル醤油さんの商品情報を見ても、


原材料
食塩(国内製造)、小麦(国産)、脱脂加工大豆(遺伝子組換えでない)、大豆(遺伝子組換えでない)、ぶどう糖、小麦たんぱく、米/アルコール



と、しっかり入っています。







確かにお醤油は発酵食品なのでアルコールが入っていても不思議ではないのですが、(お酒もそうですが)発酵由来のアルコールは原材料には書かないので、これは「添加している」ということですね。


なぜ?と思ってググってみると、お醤油へのアルコール添加というのは(日本酒同様)、「添加=悪」という指摘もあるようで、それに対応する形で色々なメーカーさんのQ&Aなどに出ていました。


その中でも最も充実している記載が、「宮醤油店」さんという会社のホームページ。

「添加物」と題して、こんな記載が。


当社ではろ過の時にアルコールを少量添加しています。アルコールはもともと醤油に含まれている成分ですが、火入れ殺菌の時の高温で多くが揮発してしまいます。そのままですとカビがはえやすくなりますので、カビの発生を抑える目的で、不足するアルコールを最低限の量だけ添加しています。その他の添加物は使用しておりません。

なるほど、カビへの対応なんですね。


  以前は醤油に生えるカビについて、「毒じゃない」「取り除けば大丈夫」といったことが広く知られておりましたが、現在では有害無害に関わらずカビが生える事自体が悪い事とされるようになりました。そこで、カビが生えにくいぎりぎりの所まで、最低限のアルコールを添加するわけです。

そうそう、今は「取り除けば大丈夫」というのは通じませんものね。

  また、「アルコールの入っていない醤油がほしい」とのお問合せをよくいただきますが、醤油は醗酵食品ですから、醤油にはもともと 1.5~2%のアルコール分が含まれています。よって、「アルコールを足していない(添加していない)醤油」はあっても、「アルコールの入っていない醤油」は存在しません。内容表示に「アルコール」の記載が無くても微量のアルコールは含まれているのです。


ですよね。


なお、ここでは「醤油には(アルコールを添加せずとも発酵由来で)もともと1.5~2%のアルコール分が含まれています」とありますが、他のページでは、「減塩醤油では5%程度」という記載もありました(塩が薄いとカビも生えやすいのですね。納得)。


5%と言えば、缶ビールと同じですね。結構酔いますよ。

まあ、缶ビール一本分お醤油を飲んだらアルコール以外でどうかしちゃいそうですが。
(そういえば戦時下では「醤油を一気飲みして徴兵から逃れる」ことがあったと子どものころ聞きました)


良い子の皆さん、今は(たぶん)そんな世の中ではないので、実験しちゃいけませんよ。





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「醤油樽で貯蔵したすっきり塩味の吟醸酒」というのはあり得るのでしょうか?

2021-10-28 14:49:21 | 附属酒類経済研究所
                          

                           【公式HPはこちら↑】





今朝の業界情報紙に、「洋酒樽で熟成したお酒がじわり増加」といった記事が出ていました。


ウチでもウイスキー樽で貯蔵した焼酎や梅酒など扱っていますし、タイトルを見たときは「ふーん」だったのですが、内容を見ると、ちょっと違った。


「熟成したお酒」といっても焼酎ではなく、「ビール」や「日本酒」などの醸造酒、でした。


なるほど、確かに醸造酒の樽貯蔵って、ワインのワイン樽、日本酒の杉樽(貯蔵)とかは「普通」ですが、「異なる種類のお酒の樽に貯蔵する」というのはあまり聞きません。


実際、今年の最初に日本盛さんからオーク樽に8年!も貯蔵した純米酒が発表された時は、「おっ!」という印象でしたね。






朝の記事では、この日本盛をはじめとして、緑川酒造(オーク樽)、モトックス(ワインを貯蔵した樽)、山梨銘醸(ウイスキー樽)、福顔酒造(ウイスキー/バーボン/ブランデー樽)などでの取り組みが紹介されていましたが、特にモトックスさんの取り組みを見て、湧いた疑問が2つ。



【疑問1】モトックスさんってワインのインポーターなのですが、樽貯蔵というのはお酒の製造には当たらないの?


【疑問2】「ワインを入れたワイン樽に貯蔵」というと、そりゃワイン的な味も結構つくよなぁ、と思うのですが、それってカテゴリ上「清酒」と言えるの?




まず【疑問1】についてですが、実際にモトックスさんのページなどを見ると、あくまで製造元は樽での貯蔵も含め当該日本酒を醸造した蔵元さん(鯉川酒造、田中酒造店)のようで、モトックスさんはプロデュース、ワイン樽の供給、発売元、という整理のようです。
なるほど、それなら問題ないですね。


で、【疑問2】についてですが、これも国税庁の酒税法のページを見ると、関連しそうな説明が出ていました。






第43条 みなし製造
第1項関係
1 「混和」の意義

 法第43条《みなし製造》に規定する「混和」とは、酒類に他物を投入することにより、酒質に変化を来させる行為をいう。したがって、酒類に木片等を投入しこの成分を浸出させる行為は混和となるが、木製のたる等に酒類を貯蔵することより、樽の成分が自然に浸出した場合又は金ぱく等の成分の浸出がないものを投入した場合は、混和とはならない



なるほど、お酒に木などを入れると、製造とみなされる「混和」になるのに対し、お酒木樽に入れると、「混和」とはならないんですね。


判ったような判らないようなロジックですが、少なくともこれら樽で貯蔵しても「清酒」と称してよいようです。


これで疑問も解消!というわけですが、味噌樽とか醤油樽で貯蔵しても「清酒」なのでしょうかね?


「醤油樽で貯蔵したすっきり塩味の吟醸酒」とかスゴそう、、、、、、。




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登録商標だった「ゆかり」。シソ焼酎「鍛高譚」とのコラボ・チューハイまであるんですね。

2021-10-27 14:27:08 | 酒のご紹介
                          

                           【公式HPはこちら↑】




ウチ運営の飲食ラウンジ「インテリジェントロビー・ルコ」

毎週水曜日は福枡発酵食弁当の日ですが、今日の内容はこんな感じ。







今日も美味しく頂いたのですが、ご飯は手毬上のものが3個入っていて、今日は「キヌア・古代米入り」と「ゴマ塩」、そして「ゆかりごはん」。

そのうちの「ゆかりごはん」って、なんとなくシソのふりかけがかかっている印象で、実際そうなのですが、食べながら「そうすると『ゆかり』というのはシソ?のこと」とか「ゆかりごはんの定義は?」とか疑問がわいてきた。

調べてみると、「ゆかり」は三島食品という会社が製造販売する赤ジソのふりかけの登録商標のようです。
つまり、「ゆかり」という言葉は、もともとそんな名前の食品(ふりかけ)があったのではなく、そのふりかけを商品化する際につけた創作の名前とのこと。


ただ、(wikiによれば)日本の赤ジソふりかけ市場の約9割を占めるということで、「ゆかり」が赤ジソふりかけの代名詞になっているんですね。


商売としてこういうのカッコイイ、と思いながらちょっとネットを見ていたら、こんな商品まで出ていました。





三井食品は三島食品の「ゆかり」をベースとした「三島のゆかり使用チューハイ」を10月1日から数量限定で再発売する。

「三島のゆかり使用チューハイ」は、「ゆかり」の鮮やかな赤紫色と甘酸っぱい味わいが特徴の缶チューハイ。(略)





「ゆかり」恐るべしです。


気になるお味は?と考えてみると、シソ味がベースだとすると、シソ焼酎の合同酒精の「鍛高譚」みたいな味?

そう思ったら、実はこのチューハイ、合同酒精さんとのコラボで、製造は合同酒精さんでした。

なるほど、「鍛高譚」のノウハウが使われているのですね。

その上で、ふりかけの「ゆかり」は塩味もポイントなので、塩が効いているの?とも思いますが、どうなのでしょう。


上の記事によれば、「2020年」「限定」ということなので、さすがにもうないと思われますが、「3回目の再発売」ともありますので、今年(2021年)も出るのかもしれませんね。


情報をウォッチし、見つけたら飲んでみようっと。





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週末ジョギング・江戸東京佃煮紀行(その7:四谷「有明家」)

2021-10-26 15:28:37 | 週末ジョギング佃煮紀行
                          

                           【公式HPはこちら↑】




ここまでに江戸東京佃煮紀行と題して触れたのは7軒の佃煮屋さん。

本場の佃島をはじめ様々なお店をご紹介していますが、よく考えると地元神楽坂界隈のお店って紹介していないんですよね。

と、いうより、古くからの佃煮屋さんが見当たらない、というのが正直なところ。



以前は、神楽坂上の先、東京メトロ神楽坂駅の手前に「有明家」さんという古い佃煮屋さんがあったのですが、何年か前(もしかしたら10何年前?)に閉店し、今では不動産屋さんになっています。

結構古い感じのお店だったのですが、調べてみると開店は昭和4年で、四谷の本店の出店だったようです。

と、いうわけで、本家の四谷の有明家さんまで走って行きましたよ。







四ツ谷駅から新宿通りを四谷三丁目に向かって最初の角にある「有明家」さん。





八階建ての「有明家ビル」という建物の1階が、昔ながらの風情の佃煮屋さんになっています。

創業は文久年間(1861~1864年)。ウチのHPによれば、ウチが揚場河岸(神楽河岸)に移転したのが万延元年(1860年)ということですから、その直後ですね。

買い求めたのは「しらす 100g」700円ナリ。
(そろそろお値段の感覚がつかめてきましたが、これは江戸標準価格ですね)





お酒(新川大神宮で頂いた惣花)と共に頂きましたが、「薄あまじょっぱい」感じで、「しらす」の味や歯ごたえも感じられる上品な味です。

切れ味というか、醤油の塩辛さの尖り具合で言うと、鮒佐 > 丸久・天安本店 ≅ 有明家という感じでしょうか。
繊細な分、ご飯よりお酒に合いそうな気がします。

ちなみに有明家さんから目と鼻の先にはお得意先の酒屋さん「鈴傳さん」がありますが、こちらの創業は嘉永3年(1850年)なので、150年前には「鈴傳のお酒と有明家の佃煮で一杯」というシーンがあったのかもしれませんね。


神楽坂の有明家さんでも買ってみたかったなぁ、、、

平成は遠くなりにけり、です。


【週末ジョギング・江戸東京佃煮紀行】


その7:佃島「つくだに 丸久」

その6:東雲「佃宝本店」

その5:谷中「中野屋」

その4:佃島「天安本店」

その3:新橋「玉木屋」

その2:東上野「鮒藤商店」

その1:浅草橋「鮒佐」




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純金まであとわずか? 23金のワインセット!!!

2021-10-25 13:00:55 | 附属酒類経済研究所
                          

                           【公式HPはこちら↑】






仕入れ先から頂いたワインの見積書(表)を見ていたら、「価格」の右側の欄にこんな記載がありました。

1金
1金
3金
1金
1金
4金
2金
6金
3金


この記載の表頭(表の上の欄)には特に何も書かれていません。

「●金」というと、24金とか18金とか、「金の純度」を連想しますが、ワインに金は入っていません。
自分も一瞬何かな?と思ったのですが、これ、なんだかわかりますか?


こちら、どうも各ワインが各地のコンクール・コンペティションなどで受賞した「金賞」の数のようです。
実際、この表の最初(左側)の方の各ワインのスペックのところの「国/地域」の隣には「受賞歴」というのがあって、例えば「4金」のワインの場合、


サクラワインアワード2021年ダブル金賞
ロンドンワインアワード2020年金賞
チャイナワインアワード2020年金賞
アジアインポートニュースアワード2020年金賞



とありますから、確かに「4金」です。
いやぁ、何ともいえない表現ですね。

確かに以前から、ワインのクオリティをアピールするのみ「金賞受賞」を謳う例は散見されました。
特にコロナ禍の通販需要の取り合いの中ではそれがさらに進んで「金賞の数」を競うようになってきて、セット物になると、「全部で金賞●●個」という表現も見られるように。



楽天で見つけた例



こうなるともう「記号」の世界
正直どうかとは思うのですが、お客様のニーズもあるようなので、売る側としては無視できないですね。
(ただ、よく考えるとワインの場合「パーカーポイント86点!」というのも良く使われてますね)

これが進むと、日本酒でも


「その日本酒4本セット、何金?」

「9金です」

「なかなかだね。でも12金くらいまで何とかならない?」


なんて会話が交わされるようになるのでしょうか。。。。。




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久々にアルコールを出している様子を見た@したまちパンダまつり! 

2021-10-24 18:17:36 | つぶやき、ささやき、ぼやきに歯ぎしり
                          

                           【公式HPはこちら↑】




週末ジョギングで、上野から御徒町へ、、、、






御徒町の駅前で、「シタマチ・パンダ祭り」というのをやっていました。
(そういえばこの広場、パンダの像も常置されている「パンダ広場」という広場だった)


上野の人々が久々に沸きに沸いた誕生!から4年、年末には中国に返還される予定の「シャンシャン」への「ありがとう!」と、今月命名された双子の「シャオシャオ」「レイレイ」への「おめでとう!」のイベントのようです。


入り口で体温測定&アルコール消毒して中に入ると(恐らくこれをするために入り口を作っているのでしょうね)、ちょっと間を空けたベンチの前のステージが。
(若者が歌っていましたが、「パンダの歌」とかではなかった)






周囲では、パンダグッズパンダをモチーフにした食べ物も売っていました。

さすがにアルコールはどうなのかな?と思ったら、ドリンクスタンドもありました。






↓拡大図。グラスにもパンダがいた。





久々にアルコールを出している様子を見ましたが、(サーブしている人が感染していれば別ですが)感染リスクは最小限では、と思います。

冒頭でも触れたようにここは公共の広場ということもありイベントにも地元が関与しているようなので、正々堂々と出しているのだと思いますが、それじゃあこれまでの規制って何だったのでしょうかね。


今日の様子を見てもこれで感染が広がるとは思えないし、感染者が思い切り少なくなった今こそ、何が安全で何が危ないのか、科学的な知見を整理・共有して欲しいですね。


先般、お仲間と「新川大神宮 樽酒まつり」をどうするかという話題になったのですが、こういう情報もふまえ、考えていきましょう。
(あ、原則として開催しますよ!! どう開催するかを考える)





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人には見せたくないですけど、、、、、「読書通帳」ならぬ「お酒通帳」

2021-10-22 15:15:24 | 酒の道具など
                          

                           【公式HPはこちら↑】




お昼に何とはなしにネットを見ていたら、「読書通帳」というものの記事が出ていました。

もう10年も前に図書館向けに内田洋行さんが開発したもので、図書館で借りた本のタイトルが、銀行の通帳と同じような形の「読書通帳」に都度印字されるというもの。










営業当初は「落としたりしたらその人の人となりが分かってしまって犯罪的だ」と批判的な声が多かったものの、実際に導入されると(特に図書館のヘビーユーザーに)大人気で、実際、貸出量も増えるなどの効果もあり、今では複数社が参入し、全国各地の図書館で導入が進んでいるということです。





確かに昔から「読書ノート」みたいなものはありました。

自分も子供の頃、図書館大好き人間(小学校の頃から週一以上で通っていた)、本大好き人間で、読書記録も5回くらいはトライした記憶があります。

でも、すべて3日坊主。


このように図書館の貸出システムと連動し、しかも銀行通帳のイメージで印字される、という仕組みはクールですね。




そう考えると、お酒でもこんなの使えるかもしれませんね。

実際、一冊で終わってしまいましたが、平成初頭の頃は飲んだワインをラベルと共にそれ用のノートに記録していましたし、最近では「日本酒ノート」「日本酒メモカード」みたいなものも売ってますよね。



ただ、やはり三日坊主の壁はありそうなので、「お酒通帳」みたいに、お店で帰りに通帳に記帳すると、その日に飲んだお酒が印字される、というのは面白そうです。開発、進めようかな。

もちろん、読書手帳と同じように「落としたらどうするんだ」とかありますが、それ以上に「自宅で家族に見られたら」という心配も出てきそうです(飲み過ぎがばれる?)。


人となりも、拾った通帳に

十四代

伯楽星
紀土
鍋島


とか印字されていたら、「ふーん」ですし、



出羽桜
アサヒ「マルエフ」
手鳥川
出羽桜
南部美人


とか印字されていたら、下谷の○○さんですよね。




やっぱ、これはコワい。開発は中断です。







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日本酒をナメるな!(飲め、というわけではないけど)

2021-10-21 17:41:15 | 附属酒類経済研究所
                          

                           【公式HPはこちら↑】





日本酒をナメるな!

ちょっと刺激的なタイトルを掲げた気もしますが、今朝の日経朝刊の全面広告を見てそう思った。





日本酒やトマト
異業種向け投資


SDGs特集での三菱地所さんの広告です。


記事は「三菱地所がここに投資?と思われるでしょうが」という書き方で、SDGs特集ということもあり、日本酒投資も「まちづくり」や「地域の歴史・文化」への投資というニュアンスで触れられています。


地所さん、これまでにも山梨県北杜市の耕作放棄地を丸の内ワーカーなどで開墾・棚田を復活させ、「純米酒『丸の内』」とか「純米焼酎『大手町』」とかを展開するなど、「地域おこし×お酒」という取組みも手掛けられていますが、これもその一環でしょうか。


決して悪いことではないのですが、ひがみ根性なので、どうしてもそこに「日本酒への投資は商売だけではペイしないけど」というのを感じてしまうんですよね。

大企業さんのこの手の投資や自治体の(補助)事業って、「回りまわって会社(自治体)のために」ということで始めると本当に「回って回って」しまい、「『以て役立っている』のだからとりあえずは儲けなくとも良い」という甘えが透けて見える場合もあるんですよね。

今回の出資は、そもそも上川町に町おこしを目的にできた酒蔵「上川大雪酒造」さんの親会社に対し、それも5%の出資ということですから、経営というより、地域おこし的な意味での連携を深める、ということのようです。

記事には展開の詳細は書かれていませんでしたが、地所さんのサイトを見ると、顧客向けの「三菱地所レジデンスクラブ」という会員サービスにはこんなページも。






本州では手に入らない「幻の日本酒」
名杜氏が造る、北海道の地酒に込められた想い――



だそうです。。。。。。。。





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鎌倉幕府の沽酒禁制で壊された壷の数は? 原典までたどり着いた気がする。。。

2021-10-20 15:01:56 | 附属酒類経済研究所
                          

                           【公式HPはこちら↑】





昨日途中でタイムオーバーとなった、鎌倉時代の「沽酒の禁(沽酒禁制令)」で壊された酒壷の数のお話。
「37,247個」なのか、「37,274個」なのか)



ウチの研究所にある本の中から、真面目そうな本も見てみた。





酒造りの歴史(柚木学,2005)という本。

論文ではないけれど、学術書というのでしょうか、考証なども交え、しっかりと書かれた本ですが、ここでも鎌倉幕府の「一軒に一個ずつを残し、残りの酒壺を破却して 沽酒を禁じ、(略)」という沽酒禁制についての記載が見られます(壊した数は無し)。

しかし注目すべきはその前段で

「(鎌倉)幕府のお膝元の鎌倉中の民家の酒壷を調査したところ、全部で3万7274個を数えたという」

という記載がありましたよ。

直感的には、これが「37,274個壊した」という大元のような気がする。


そう考えると、昨日ご紹介した、新潟の菊水さんのホームページの記載、、、、


折しも建長4年(1252)大旱害になったのを機に、幕府は「沽酒(こしゅ=酒の売買)の禁」を出して、鎌倉の民家にある酒壷を1戸につき1壷だけ残して全部打ちこわすよう命じました。このとき、民家にあった酒壷は合計 37,247壷あったと言います。


数は37,247ですが、この記載もよく見ると「壊した数」ではなく、「このとき民家にあった数」です。


これらからして、一つの推測として、

数字は37,274個で、それが転載される中で37,247個に誤記された。

その数字は「壊された数」ではなく、「鎌倉の家庭にあった数」

というのが正しいのように思えます。

そしてそれが正しいとすると、実際に壊されたのは「37,274-鎌倉市中の家庭数」となります。

この本には膨大な参考文献が記されているので、時間ができたら確認してみたいですね。

でも、そんな時間が取れるのって、何十年先だろう、、、、その頃はボケてる、、、と言いつつ、実は原典に辿り着いちゃったのですが、それはまたのお話。
(メール頂ければ原典もお伝えしちゃいます!)





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鎌倉時代の酔っ払い規制「沽酒(こしゅ)禁制」。壊された壷は27247個? それとも27274個?

2021-10-19 12:43:49 | 附属酒類経済研究所
                          

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↓記事の最後にこんなことを掲げているからでしょうか、



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思わぬところからのお酒関連で問い合わせやご相談などがあるのですが、こちらとしても色々と勉強になることも多いです。


昨日も、とある出版プロダクションの方からの問い合わせの中でやり取りしていて、鎌倉時代の「沽酒の禁(沽酒禁制令)」について話題になりました。

これ、鎌倉時代に酒に酔ってのトラブル防止等を目的として、販売を禁止するとともに、鎌倉内の民家の酒壷を1家に1壷のみ残し、残りをすべて破壊したという政策なのですが、やり取りの中で「破壊された酒壷の数は37,247個」というのを聞きました。


「へぇ~」ですね。
「1家に1壷のみ残し破壊」とか「たくさん壊された」というのは聞いていましたが、その数そのもの(特に1の位まで)は聞いたことがありませんでした。


「37,247」という数、理系的にはちょっと考えて「ややこしい数字※」というのは、さておき、よく一の位までわかっているものですよね。

※37,247って、割り切れる数字がなかなかなさそうで、素因数分解をしてみると「7×17×313」となります。


データの出元がどこなのか、聞きそびれたので、ちょっと調べてみたら、原典はわからなかったのですが、数字を出しているものはいくつかありました。


月桂冠さんのホームページでは

1252年(建長4年)になると、鎌倉幕府が「沽酒(酒あきない)の禁」を発令している。この時は一軒に一壷を残し、鎌倉中で約3万7千個もの酒壷が打ち割られたという。


これは概数ですね。


新潟の菊水さんのホームページにも「日本酒物語」として出ています。

折しも建長4年(1252)大旱害になったのを機に、幕府は「沽酒(こしゅ=酒の売買)の禁」を出して、鎌倉の民家にある酒壷を1戸につき1壷だけ残して全部打ちこわすよう命じました。このとき、民家にあった酒壷は合計 37,247壷あったと言います。


おっと、一の位まで出ていますよ。


蔵元さんの組合「酒造組合中央会」の広報サイトの年表にもありました。


沽酒(こしゅ)禁制、鎌倉の民家の酒壺3万7274口を破棄、諸国市酒の停止


これも一の位まで、ですが、見た瞬間「これ偶数じゃん?」
確かに「37,274」です。先ほどの「37,247」とはちょっと違います。


もうちょい調べなきゃ。

すると、醸造に関する論文とかが出ている「日本醸造協会誌」のコラム的な記事に言及例がありました。


鎌倉時代の1252年,時の為政者・北条時頼を首班とする幕府は,酒の販売を禁止し(沽酒禁制の下令),一家一壷のみを赦し,残りの甕は総て破壊してしまった。その数,鎌倉 だけで37,274個の壷を破壊したという。


こちらでも偶数の「37,274」です。

この記事は2007年なので、見た中では一番古そうですが、コラム的な記事なので、個々に出典がないので、その先に遡るのは難しいんですよね。


お昼休みも終わってしまうし、その先の探索はまた明日。




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大スターもお酒のCM? レディー・ガガ × ドンペリ、ダニエル・クレイグ × ハイネケン

2021-10-18 16:18:50 | 酒の情報(酒エトセトラ)
                          

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週末に入ってきた日経新聞の広告冊子をめくっていたら、こんなページが。





このゴージャスそうな方、誰でしたっけ、、、、、

記事を見ると、レディーガガさんです。

なんでも、ドンペリニヨンとのコラボ・プロジェクトを立ち上げたらしい。

実際ネットでググると、インスタとかYoutubeでも発信されている。


ドン ペリニヨン x レディー・ガガ:Queendomへようこそ(15秒)




ドン ペリニヨン x レディー・ガガ:解放されたクリエティビティ(15秒)


いやぁ、これはゴージャス



その一方で思ったのは、どこかで聞いた「欧米では大スターはあまりお酒のCMには出ない」という話。

確か、そもそもお酒のCM自体が結構規制されているので、その流れで、ということだったと記憶しています。

それもあり、日本のお酒のCMにも出ないんだなぁ、と。

レディー・ガガさんは押しも押されぬ大スターだし、例えばトム・クルーズが日本酒のCMとかに出たら結構インパクトありそう。

と、調べていたら、なんと007のダニエル・クレイグのハイネケンのCMを発見。


Heineken | Worth the Wait(37秒)




これ、動画の最後にもあるように、最新作にしてダニエル・クレイグ最後の007「No Time To Die」とのタイアップ広告のようですね。


渋カッコいいですね。テレビでも流せばよいのに。





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「麹町名物 麹味噌」ではなくて。 @糀谷橋

2021-10-17 16:59:04 | つぶやき、ささやき、ぼやきに歯ぎしり
                          

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お酒一筋に生きているわけではないのですが、このブログに関してはとりあえずお酒(と地元)のネタを牽強付会というか強引にでも持ってくるようにしています。
(最近では「佃煮」もネタにしてますが)


と、いうことで、昨日のジョギングは神田川の支川、石神井川&妙正寺川沿いを走っただけでお酒とは無関係だったのですが、、、、、








強引にネタを探していたら、ありました!!!







石神井川に架っていた橋に「糀谷橋(こうじや ばし)」というのがあった!!


もともと石神井川って結構台地を掘り込んでいて全体に谷地形になっているので「●●谷」という名前はさもありなん、なのですが、なぜ糀(麹?)。


戻ってから調べても良くわからなかったのですが、蒲田にある糀谷(そういえばそんな駅がありましたね)は、湿地帯だったそうで、「貝地の谷」⇒「貝地谷(かいちや)」⇒「こうじや」とか、同じく湿地帯を意味する「荒地野(こうじや)」⇒「糀谷」となったというような記述を見つけました。


つまり、糀(麹)農産物ではないので自生地とかはないし、それを作る集団が住んでいることもないので、これら地名は糀(麹)造りとかとは無関係に、読み(音)から来ているのでしょう。

なるほどね。


そんな中、ご近所の「麹町」もそんな感じかなぁ、とwikipedeiaを見ると、、、、





【町名の由来】
町内に「小路(こうじ)」が多かったためという説、幕府の麹御用を務めた麹屋三四郎が住んでいたためという説もあるが、府中(ふちゅう)の国府(こくふ)を往来する国府街道の江戸における出入口であったため、つまりは国府路(こうじ)の町であったという説が有力である。


なるほど、「国府路(こうじ)の町であった」という、やはり「読み」から来ている、という説が有力なようですが、別の部分にはこんなことも書いてある。


近年の発掘成果によれば、麹町から四ツ谷駅周辺にあった江戸時代の屋敷地跡から、味噌や麴を製造した手掘りの地下室である「室」(むろ)が数多く発見されており、文字通り麴の産地でもあったらしい。


この辺りはもともと武家屋敷で、恐らく武家屋敷では「手前味噌」などを仕込んでいたのでしょうが、この記載だけ見ると、テレビの人なんかは「麹町は味噌の産地だった」として、広告代理店などと組んで「名産 麹町味噌」とか作りそうですね。混乱を招きそうで罪深い記載です。

と、ちょっと馬鹿にしながらも、そういうのの片棒を担いじゃいそうな自分もいて、まあ困ったものです。





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残念! 伊丹の枡タワーはハリボテだった。 でも、フルスペックだと武道館での結婚式用になっちゃう。

2021-10-15 17:37:02 | 酒の道具など
                          

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昨日は、シャンパンタワーならぬ枡タワーのお話でした。


言われてみれば「タワー」ですが、実はピラミッド

実際、鏡開きの準備などでそれなりの個数の枡を事前に置いておく際には、見てくれの良いピラミッド型に置くことはしばしば

こちらでも一昨年、「積み樽から積み枡?へ」と題してご紹介しています。



その時の写真(記事はこちら



↑その時はピラミッドではなく、若干凝った形。
恐らく、ピラミッド型だと段数が増えるごとに倍々ゲーム的に増えていって大変な数になるので、参加人数も勘案し、見栄えの良い形に積んだのかと思われます。


それではその非効率?なピラミッド型だと、どのくらい要るのでしょうか。


1段だと、、、1個ですね。

2段だと、、、下が4個で上が1個、計5個

3段だと、、、下段が9個で中段が4個、上段が1個の計14個





「Rettyグルメ」にあった、博多の焼き鳥屋さんのページから
(「はかた風土 本店」さん)



なるほど、だんだん分かってきましたよ。

以下、4段だと4段目(最下段)が4×4の16個になるし、5段だと5×5の25個。

つまり、最下段が●段目だと、最下段には●×●個の枡が敷かれることになる。、

1段:1
2段:↑+4=5
3段:↑+9=14
4段:↑+16=30
5段:↑+25=55
6段:↑+36=91
7段:↑+49=140
8段:↑+64=204
9段:↑+81=285
10段:↑+100=385

10段だと385個。枡の種類にはよりますが、1個250円とすると、〆て96,250円

お持ち帰り頂けるものと考えれば、決して高くない(売る側の意見です)。

そんなことを考えつつ、昨日の記事を思い出して「!?」


確か伊丹の枡タワー、こうでした。


記事によると、「2メートル四方の土台にヒノキ素材の1合升483個を組み立て、22段のピラミッド型」となっています。

先ほどの計算だと10段で385個で、11段目はこれに11×11で121個を足して506個。
22段まで積むと、最下段だけで484個だし、「22段483個」というのはあり得ない(少ない)。


つまり、伊丹の枡タワーは内側の見えないところに枡が積んでいない、ハリボテのタワーだったんですね。

ちょっとがっかり、ですが、たぶん内側まで枡にすると何千個にもなるので、武道館で結婚式を挙げるときにしか需要がなさそう

ハリボテも止む無し、ですね。






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シャンパンを流すからシャンパンタワー、お酒を流すのはお酒タワー。でも、枡タワー@伊丹。

2021-10-14 11:52:22 | 酒の道具など
                          

                           【公式HPはこちら↑】




上方の蔵元さん関連の方からの情報で知ったのですが、昨年、

『伊丹諸白(もろはく)』と『灘の生一本(きいっぽん)』 下り酒が生んだ銘醸地(めいじょうち)、伊丹と灘五郷

というのが「日本遺産」に認定されたそうです。
(よく考えると、以前ご紹介した灘五郷のお酒のサイトもそれ関係のようです)


で、それを記念した「酒枡タワー」というのが、伊丹のホテルに設置されたそうです。
設置は3月ということですから半年前ですが、恥ずかしながら知りませんでした。


で、「酒枡タワー」って、どんな形をしているのでしょうか。


すぐに思いついたのは、以前「これ、枡じゃない?」と小学生的に思った建築家フランク・ロイド・ライトのランプ・スタンドです。





こんなのとか





こんなのとか



室内用のスタンドですからサイズ的にはせいぜい1~2m、「タワー」と呼ぶにはかなり拡大?しなければなりませんし、枡をそのまま拡大すると何が何だかわからなくなってしまいます。


それでは何?と思って、調べていたら、設置時のニュースに写真が出ていました。
(神戸新聞NEXT)






あ、ピラミッド、ですか。







結構大きいですね。
記事によると、「2メートル四方の土台にヒノキ素材の1合升483個を組み立て、22段のピラミッド型」となっています。


「ピラミッド」なのに「タワー」とは何故?と思いますが、よーく見ると、頂上から水が流れ落ちる仕掛けになっているようです。





そうか、これ、「シャンパン・タワー」の酒枡版なんですね。
だからネーミングが「タワー」なんだ。


ただ、シャンパン・タワーは「シャンパンが流れる」タワーなので、それならお酒が流れる「清酒タワー」になりますよね。

でも、「枡」って工芸品っぽいし、枡タワーの方がカッコイイので、「枡タワー」なのかなぁ。

いずれにせよ、一度見に行きたいですね。




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